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コラム

2008年4月1日

地球からの要請 ~サステイナブル(持続可能な)社会の実現とITS~

  • 中ノ森 賢朗(Yasurou Nakanomori)
    情報通信グループ
    情報システム事業グループ
    ITSソリューションカンパニー
    プレジデント

ITSソリューションカンパニーの中ノ森です。

地球温暖化対策は、地球上の全ての生命体にとって喫緊の課題になっています。南太平洋に浮かぶツバルは、地球温暖化の影響により海面が上昇し、「国土がなくなる」危機にさらされていますし、温暖化は耕作地の砂漠化をもたらし、地球規模の食糧危機の発生が懸念されています。

原因は、人間のエネルギー消費増大により温暖化ガスであるCO2の濃度が上昇したことと深く関連し、それは産業革命に端を発すると言われています。つまり、人間の「豊かさ」は、地球の「環境破壊」を引き換えに得られたものと言っても過言ではありません。

地球温暖化が深刻な点は、今後、エネルギー消費の増加が想定される国や地域が沢山あり、このまま放置すれば、地球温暖化は「悪くなることはあっても、良くなることはない」という点です。

最近、いろいろなところで「サステイナブル(持続可能な)」という言葉が使われるようになってきたように思います。たとえば、「持続可能な産業活動」「持続可能な消費活動」といった具合ですが、その心は「消費一辺倒では、いずれ立ち行かなくなる。活動を持続していくためには、どうすればよいか」という視点で、活動を見直そうということです。

ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)は、ETCやVICSに代表される「ICTを活用し、移動シーンにおける安全性や効率を向上させるシステム」の総称ですが、ETCの普及は料金所で発生していた渋滞の削減に大きく貢献したと言われています。これは、年間数十万トン規模のCO2を削減したことになるそうです。また、VICSはリアルタイムな渋滞情報をドライバーに提供することにより、ドライバーに迂回を促し、交通流の平準化と燃料消費の削減につながっていると言われています。つまり、ITSは「サステイナブルな移動活動」の実現に貢献しているということができると思います。

私たちOKIは、社会に受け入れてもらうための諸活動を行っていますが、その活動のプロセスとその活動から生み出される製品の全てが、地球をサステイナブルな状況に保ち続けるために「意味ある」ものでなければならないと考えています。

それが、地球からの要請だと思います。

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