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コラム

2007年11月1日

モバイル2.0でいこう!

長谷部 忍(Shinobu Hasebe)
情報通信グループ
ネットビジネスソリューションカンパニー
プレジデント


ネットビジネスソリューションカンパニー(以下 NBC)の長谷部です。NBCは、eビジネス事業者や銀行など金融機関に対して、ネット/モバイル(ケータイ)のシステムやサービスなどのソリューションを提供しているカンパニーです。

最近では、2007年上期に、NTTドコモの904シリーズから標準搭載されている、iアプリバンキングのサービス提供を開始しました。皆さんの中にも、OKIの提供するサービスだとは気づかないまま、お使いいただいている方もいるのではないかと思います。今回は、NBCの注力する「モバイル」について、お話をさせていただきます。

Web2.0の浸透がモバイルにも「2.0」を生む

Web2.0は、Tim O'Reilly氏によって提唱された「それまでと違う」Webを取り巻く現象の総称だといわれています。Web2.0は、そのデザインパターン(繰返し起こる問題と解法)で特徴付けられています。皆さんも耳にしたことはあると思いますが、(1)ロングテール、(2)データは次世代の「インテル・インサイド」、(3)ユーザーによる付加価値創造、(4)ネットワーク効果を促す初期設定、(5)一部権利保有、(6)永久にベータ版、(7)コントロールではなく協力、(8)単一デバイスの枠を超えたソフトウェア、などがその特徴といわれています。

Web2.0には、利用者が主役となる時代がいよいよ本格化することを予感させる響きがありました。人々はこぞってWeb2.0について語り始め、その世界が広がるにつれて、巷では2006年頃から「モバイル2.0」という言葉が使われ始めました。

モバイル2.0とは○X△□

結論から言うと、モバイル2.0については実はまだWeb2.0の原典となるような論文も発表されておらず、明確な定義はありません。様々な日本のモバイル有識者が、「モバイル2.0」を、今起こっている変化・これから起こりそうな変化から、定義しようとしている段階といえます。共通しているのは、

モバイル2.0 = Web2.0 × ケータイの進化(足し算ではなく掛け算)
「モバイル2.0は、Web2.0による変化を取り込みながら、ケータイの進化がシナジーを生み出している」

という指摘です。変化の相乗効果が「わくわくドキドキする世界」を創るといったところがモバイル2.0の定義でしょうか。定義がはっきりするまでには、まだまだ時間がかかりそうですが、ここで少し、ケータイの進化に注目してみましょう。

【ケータイの進化1:全てのメディアが統合し、さらにネット化し始めた】
「携帯電話」という持ち運べる電話が、eメール、インターネット接続機能を取り込むことから、ケータイの進化は始まりました。今では、デジタルカメラ(ビデオ付き)、ミュージックプレーヤー、ワンセグテレビ、ゲーム機など、専用デバイスを凌駕する機能・性能を持ち始めています。また、今までの専用装置にない「ネット接続」機能を手に入れ、新たな進化を遂げています。写メールが生まれ、音楽は(PC経由でなく)ケータイで直接ダウンロードして聞く時代になりました。ケータイワンセグテレビでは、今まで難しかった「放送」と「通信(ネット)」が融合した、視聴者参加型の新しいサービスが始まっています。

【ケータイの進化2:ネットと実社会(リアル)が融合を始めた】
ケータイに搭載されているカメラやFeliCaにより、ケータイとリアルのサービスが結びつき始めています。ちらしやポスターに印刷されているQRコードを読み込み、地域の情報を取得したり、ネットを経由してケータイにチャージした電子マネーをコンビニで利用したり・・・。駅のゲートをモバイル定期券で通過すると、あらかじめ登録したケータイのメールに、その街のグルメ情報が送られるサービスも始まっています。ケータイ利用者へのアンケートによれば、これらのサービスの認知度は既に90%を超え、普及段階に入っています。

【ケータイの進化3:個人情報を守りながら所有者の情報や状態の活用が始まった】
ケータイは、多くの人にとって最も身近な端末になっています。ケータイを落とすと、電話をかけられず、モバイルSuicaを使っている人は電車に乗ることもできなくなる可能性があります。また、ケータイは、所有者の事を最も「知っている」端末ともなります。所有者が積極的に提供している「情報」ばかりか、最近では、所有者が、いつ、どこで、何をしているかなどの「状態」を、自動的に収集するための機能も搭載しています。これらの情報を積極的に提供することにより、所有者のTPOに合わせた様々なサービス提供を受けることができるようになります。

【ケータイの進化4:イノベーションの中核となった】
ケータイは、大きく変化してきていますが、これから変化しなければならない点も幾つかあります。たとえば、画面の大きさは、今の筐体デザインではそろそろ限界といえます。また、電池の寿命も、ケータイの高機能化にともなう消費電力の増大もあり、電池容量が拡大しているにもかかわらず、あまり変化していません。大きな壁といえます。

とは言っても、日本に9,900万台以上の契約者がいるケータイの世界。巨大マーケットに向け、壁を越えるための新商品が数多く提案されているのも事実です。ケータイ内蔵型LEDプロジェクターや、ケータイ向け燃料電池など、「あったらいいな」というソリューションが、すぐそこまで来ています。イノベーションがケータイから始まっているといっても過言ではないでしょう。

ネット決済のモバイル新サービス2.0化へ

ここまで、ケータイの進化を中心に、「モバイル2.0」をイメージするための変化についてお話してきました。「モバイル2.0はこれだ」という明確なものは無いわけですが、モバイルの世界は、大きく変化、「2.0」しています。また、いままで越えることができなかった壁をやぶるため、多くの人が注目している「市場」といえます。私たちも、今、ネット決済を強みとして、Edyチャージ、ケータイアプリバンキング(iアプリバンキング)など、モバイルの新サービスを提供し続けていますが、これから益々ネットとリアルを融合し、新しいサービス「2.0」化していきます。ご期待ください。

コラム関連リンク

  • iアプリは、株式会社NTTドコモの登録商標です。
  • FeliCaは、ソニー株式会社の登録商標です。
  • Edy(エディ)は、ビットワレット株式会社が管理するプリペイド型電子マネーサービスのブランドです。

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