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コラム

2007年10月1日

これから広がる認識の世界

坂本 明史(Akifumi Sakamoto)
情報通信グループ
インキュベーション本部
本部長


みなさん、はじめまして。インキュベーション本部の坂本です。インキュベーション本部は新しい事業を生み出していく、イノベーティブな技術や商品の研究開発と、それらを事業に育てる役割を持つ部門です。最近はユビキタスサービスの提供に向けた新規事業や新商品の研究・開発・事業化を推進しています。

今、巷で話題のジェイマジックの「顔ちぇき」をはじめ、カシオ計算機のデジタルカメラ「EXILIM®」、ニンテンドーDS®対応ソフト「フェイスニングで表情豊かに印象アップ、大人のDS顔トレーニング™」など、私たちの本部で開発している「顔画像処理ミドルウェアFSE(Face Sensing Engine™)」が使われています。また、この7月には、目の虹彩(アイリス)と呼ばれる部分の特徴を用いたアイリス認証を携帯電話上でも実現する「モバイル向けアイリス認識ミドルウェア」を商品化しました。

今回は、これから広がる顔認識やアイリス認識などについてお話させていただきます。

広がる顔認識、アイリス認識


アイリス認識の利用イメージ

顔認識やアイリス認識は、指紋などと同じ生体認証という分野で、本人かどうかを識別するセキュリティ技術として長い間研究されていました。これまでは用途も比較的限られたものでしたが、最近、OKIのFSEのように顔認識がセキュリティ以外の用途でも使われ始めています。

たとえば、ゲーム機や携帯電話のカメラを用いた新しいサービスが生まれたり、デジタルカメラが自分の子供や家族を認識して焦点をあわせたり、また、実際には化粧品をつけずにメークアップ後の顔をシミュレーションするサービスが登場しました。また、プリクラで撮った写真の髪の色を変えて遊んでみたり、電子アルバムにあるたくさんの写真の中から自分が写った写真を拾い出したりする時にも、実は顔認識技術が重要な役割を果たしています。

本人確認の分野でも、携帯電話のセキュリティロックとして使われています。カメラ付携帯電話を開くとその瞬間に持主かどうかを認証し、持主本人だけしか利用できないようなサービスも始まっています。セキュリティ機能に加え、操作性や利便性を高めるために顔認識が利用されたり、監視カメラの映像の中から特定の人を見つけたりといったような用途にも広がっています。

機械が「目」を持ち始めた

このように、情報技術の発達によって、いよいよ機械が「目」を持ち始めたといえると思います。顔や虹彩で人間を見分けたり、そこから得られる情報、たとえば、表情や感情、疲れなどもわかるようになってきています。そうなると、人間が意識的に自分であることを伝えなくても、機械の方が自動的に人を見分け、また近い将来には表情や感情もつかみ、その人の状況にあう適切なサービスを提供できるようになるでしょう。

前回のコラムにもありましたが、どこにいても、何も持たなくても、さりげなく自分だけに、その時の最適なサービスを提供してくれる快適さを、ショッピングモールやいろいろなサービス窓口で感じられるようになるでしょう。現在は研究レベルですが、eラーニングなどで表情やその他の情報から、理解度やストレスを把握して適切な学習ペースや内容を提供することも行われています。

人間の目ではできないことも

顔認識例

新しい「目」は人間が見ることを手伝ったり、補ったりする道具にもなります。デジタルカメラが、顔を見つけて焦点をあわせてくれたり、さらには自分の子供や家族の顔まで見つけてくれたりするのはその例です。赤ちゃんがにっこりした瞬間にシャッターを切ってくれるようなことまで実現できるようになってきました。また、運動会で子供のビデオを撮る時、同じ体操服を着ている子供たちの中で、どれが自分の子供がわからなくなって、わが子を撮り損ねたなどという失敗もなくなるでしょう。警察官は、群集のなかで指名手配犯人を見つける特殊な眼鏡を持つようになるかもしれません。

その他にも現在企画開発中で、今はまだお話できないものもあるのですが、従来のITとは一味違う様々なサービスが登場するのも、もう間もなくです。私たちは、「顔画像処理ミドルウェアFSE」や「モバイル向けアイリス認識ミドルウェア」などを用いて、「その人一人ひとりにあった、その時の状況に応じたサービス」="ユビキタスサービス"の世界を広げていきたいと思っています。

次回は、話題の「顔画像処理ミドルウェアFSE」の企画・開発・事業化を担当している当本部の井上より、顔認識やFSEについてもう少しお話させていただく予定です。

  • Face Sensing Engineは、沖電気工業株式会社の商標です。
  • 顔ちぇきは、ジェイマジック株式会社の商標です。
  • EXILIMは、カシオ計算機株式会社の登録商標です。
  • ニンテンドーDS、大人のDS顔トレーニングは、任天堂株式会社の登録商標または商標です。

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