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導入事例

2016年8月22日

VAIO株式会社様

国産PCのトップブランドVAIOに採用され続けるOKIのキーボード
快適な入力環境を実現し、ブランド力の向上に貢献

日本有数の名峰が連なる北アルプスの山麓に広がる田園産業都市・長野県安曇野市。この地に本社および設計・製造拠点を構えるVAIO株式会社(以下、VAIO様)は、PCブランド「VAIO」を展開していたソニー株式会社(以下、ソニー様)のPC事業部門から分離して、2014年にリスタートしたPCメーカーです。設立後は、事業改革を進めると同時に、ソニー様より継承したPCブランドのVAIOシリーズ以外にもビジネス向けスマートフォン「VAIO Phone Biz」の設計・製造や、新規参入したEMS事業でも好業績を示した結果、設立2年目にして営業黒字化を達成し、大きな注目を集めています。

現在、VAIO様が展開する最新モバイルPC・VAIOシリーズは、2ライン・5機種。このうちフラッグシップラインである「VAIO Z」(13.3型ワイド)および、ビジネス向けの「VAIO S11」(11.6型ワイド)、「VAIO S13」(13.3型ワイド)の3機種にOKIのキーボードが採用されています。

背景・採用のポイント

薄型でありながら確かな打感を実現した性能バランスを重視


VAIO株式会社
ビジネスユニット3
ユニット長 宮入 専 氏

VAIO様の前身であるソニー様が、長年培ってきたAV技術と最新のデジタル技術の融合をコンセプトとしたPCブランド・VAIOシリーズをリリースしたのは1997年。タワー型のデスクトップPC「PCV-T700MR」に続き、ノートブックPC「PCG-707」と「PCG-705」の2機種が販売開始されました。当時としては画期的なビデオ編集機能、画像処理、高音質再生など充実のAV機能はもちろん、洗練された本体デザインなどが高く評価され、以後、ハイグレードPCとして独自の進化を続けています。ちなみにブランド名のVAIOとはVideo Audio Integrated Operationの略からつけられたとのことです。

やがて、2000年代に入るとPCのモバイル用途の拡大とともに、VAIOシリーズもモバイルPCやウルトラノートブックPCに注力することになります。そんな矢先、1998年にモバイルキーボード事業に特化したOKIとしては、国産PCのトップブランドであるVAIOへの採用を目指して、ソニー様側にOKIキーボードの優位性をアピールし、積極的な営業活動を展開。2003年には、当時開発中であったVAIOシリーズの次期超薄型モバイルPC「バイオノート505 EXTREME」でOKIのキーボード採用が決定しました。

この経緯について、現在、VAIO Zなどの商品ビジネスを統括する(ビジネスユニット3 ユニット長)宮入氏は、次のように語ります。

「『バイオノート505 EXTREME』のキーボードに求めた要件は、キーストローク1.5mm程度の薄型・軽量設計や、衝撃に強い堅牢性、耐久性、さらに快適な打感や、安定感のあるキータッチなどでした。しかし、キーストロークを薄くすると打感が失われ、打感やキータッチ間を重視するとある程度のストロークや重量感が必要とされるなどの相反関係にあり、かなりの難題だったと思います。正直に言って、価格的に非常に魅力的な提案をされた海外ベンダーもありましたが、薄型化、軽量、堅牢性や打感の向上など、これら全てを満足する為に、加工に手間を要するマグネシウム材をバックプレートに採用するなど、OKIは薄く、軽く、強くという弊社の思いの実現に大きく貢献しました」

採用後の評価

入力品質の向上に応えるOKIキーボードの独自構造を評価

こうしてVAIOシリーズとして、初めてOKIキーボードが採用された「バイオノート505 EXTREME」は2003年にリリースされました。それ以降OKIキーボードに対する社内の評価として、宮入氏は「薄型・軽量、打感などといったキーボード性能はもちろんですが、製品の開発・設計段階からOKIとは連絡を密にし、あらゆる面で迅速な対応をしていただいたことにも満足しました」と言います。また、ユーザーからの評価としては「当初、キーボードも大胆に薄型化したことで、『キーストロークが足りない』というクレームも多少想定していたのですが、それも全く杞憂に終わりました。やはり打感に優れていたのでしょう」(宮入氏)

このように高い評価を得たOKIキーボードは、その後、さらなる薄型・軽量化や入力操作の快適化を推進し、VAIOの主力モバイルPCである歴代のZシリーズや、ビジネスモバイルPCのSシリーズを中心に、継続的に採用されています。また、2010年以降は、入力の際の打感と静粛性の両立や、高級感を演出するバックライト機能などのニーズにも対応したキーボードも実現しています。

「PCユーザーにとってキーボードは、最も身近な入力デバイスです。だからこそ私たちは『入力の質』にこだわり、移動中の交通機関や公共の場での操作に配慮し、カチャカチャ音の少ない静粛性を最重視しています。その点、OKIキーボード独自のパンタグラフ構造は、キートップの安静性と打感を損なうことなく、静粛性と薄型・軽量化を実現し、私たちの要求に十分対応してくれています」と宮入氏は、現在も変わらぬOKIへの信頼を語ります。


  • PCへの組み込み作業

  • 組み込まれたキーボード

  • キーボードの動作確認作業

今後の展望

「安曇野FINISH」の高品質を世界に発信

2014年に設立されたVAIO様では、現在、業務改革の一環としてモノづくりワンストップ体制を構築しています。「安曇野FINISH」と名付けられたこの工程は、すべての製品に自分たちで責任を持つ最終工程。安曇野の本社工場で生産されているVAIO Zはもちろん、ODM(注1)で生産されているSシリーズを含めた全機種・全製品を本社工場で製品チェックをおこない、OSをインストールし、高い品質を維持・確保。 OKIとしても、高品質なキーボードを提供することでVAIOのものづくりをサポートしています。

「OKIとはもう10年以上のお付き合いなので、品質、性能、サポートの全てにおいて信頼しています。今後は、VAIOシリーズとしてBTO(注2)、CTO(注3)といったカスタマイズ化にも注力していくので、OKIにはこれまで以上に厳しく意外な要求をすることになると思いますが、今後ともよろしくお願いします」と宮入氏から期待のメッセージをいただきました。「意外な要求といえば、最近、遊び心で無刻印キーボードタイプの『VAIO Z』を限定販売したところ、一部のヘビーユーザーから“カッコいい”と高い支持を得ました。この際も柔軟に対応していただきました」

現在「北米、ブラジルなど海外販路も開拓中」とのこと。近年、国内有力メーカーのPC事業からの撤退といったニュースも続く中で、老舗ブランド・VAIOのご活躍は明るい話題です。今後もOKIとしては、「安曇野FINISH」のVAIOブランドの飛躍に微力ながら貢献していくつもりです。


  • VAIO ラインアップ

  • 商品に同梱される「安曇野FINISH」を証明するカード

VAIO株式会社様 概要

社名 VAIO株式会社
本店所在地 長野県安曇野市豊科5432
代表者 大田 義実 代表取締役
設立 2014年7月1日
資本金 1,026百万円
従業員数 約240名(2016年4月1日現在)
事業内容 PC事業、受託事業(EMS事業):企画、設計、開発、製造および販売と、それに付随するサービス
ホームページ http://vaio.com/

用語解説

  • 注1:ODM(Original Design Manufacturing)

    設計から製造までを外部企業に委託すること

  • 注2:BTO(Build to Order)

    ユーザーから注文を受けてから生産する受注生産方式

  • 注3:CTO(Configure To Order)

    ユーザーから希望の仕様を受け、それに合ったPCを提案・生産する受注仕様生産方式

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