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導入事例

2012年11月15日

ウライ株式会社様

音声系インフラを自社設備からクラウドサービスへ移行
モバイル端末との組み合わせで社外にも広がる内線環境を構築


京都本店

京都に本拠を構え、きものをはじめとしたファッション流通事業を展開するウライ株式会社様(以下、ウライ様)は、自社で所有してきた音声系システムの更新を機に、OKIウィンテックが提供する「EXaaS™ 音声クラウドサービス」(共同利用型)を採用。設備を持たない形の新たなインフラに、スマートフォンと携帯電話機など、合わせて300台ものモバイル端末を組み合わせ、社内外を問わない内線通話による効率的なコミュニケーション環境を確立しました。

終戦の翌年(1946年)にきもの卸商社として創業したウライ様は、「ファッションを通じて社会に貢献すること」をモットーに、宝石、貴金属、毛皮、レザー製品へと事業領域を拡大してきました。


常務取締役 営業本部長
森田 亮 氏

売上の約6割を占めるきもの事業においては、メーカーとの垂直協業体制を構築し、歌舞伎や狂言などをモチーフに和の文化を重視した商品制作や服飾評論家による着姿の提案などを積極的に行っています。

さらに、小売店に対して商品供給だけでなく、営業部隊による販売促進や広告宣伝などの企画・支援にも力を注いでいます。「旧来のような"待ち"の営業ではなく、消費者を意識した提案型営業を推進しています。具体的には、京都本店と東京支店で合計150名を超える営業マンが商品を抱えて全国各地の小売店様を訪問し、きものと帯のコーディネートの提案や店頭やイベントでの販売サポートなどを日常的に行っています」と、常務取締役 営業本部長の森田 亮氏は話します。

背景・導入目的

情報系でのスマートフォン活用が音声系インフラ見直しのきっかけに


統括本部 次長
田中 友馬 氏

ウライ様では2011年夏、社内外を問わずアクティブに動き回っている営業部隊向けに、スマートフォンを情報端末とするSFAシステムの導入を本格的に検討し始めました。統括本部 次長の田中 友馬氏は、「従来は、営業マンが個々のスキル・ノウハウで、担当する小売店様の販売やイベントのやり方に合ったサポートを行ってきました。しかし、個人の力量に頼る営業方法では業務の効率化が図れないと考え、社内にある情報を一元化・共有化できる仕組みを構築することにしたのです」と説明します。

同じ時期、京都本店・東京支店間のVoIP化などを実現していた音声系システム(OKIのIP-PBX「DISCOVERY®」)も、導入から10年を経て更新のタイミングにありました。総務部 部長の芳村 極氏は、「社内外兼用で使っていたPHS端末に限界を感じていたこともあり、情報系でスマートフォン活用の話が進むにつれて、音声系でも新しい端末を最大限に活かせるようなインフラを構築したいと考えるようになっていきました」と振り返ります。

発表まもないサービスに着目し「クラウドありき」で新インフラを検討

SFAのシステム開発を本格的に開始した2011年12月、音声系についても既設システムの納入ベンダーであるOKIに声をかけ、新たなインフラの候補として目を向けた新サービスの説明を求めました。それが、前月に発表されたばかりの「EXaaS 音声クラウドサービス」でした。

クラウドコンピューティングサービス「EXaaS」の多様なメニューの1つである「EXaaS 音声クラウドサービス」は、国内トップクラスの実績をあげているOKIのPBX技術を用いたクラウド型電話サービスで、導入企業様の専用環境を構築する「プライベート型」(1,000ポート以上)と、クラウドプラットホーム上でIP電話サービスを提供する「共同利用型」(500~1,000ポート)の2つの形態を用意しています(前者はOKI、後者はOKIウィンテックがシステム構築、保守・運用管理を担当)。


総務部 部長
芳村 極 氏

ウライ様が着目したのは「共同利用型」のサービスでした。「クラウドであれば、自社設備としてメンテナンスに手間をかける必要がなくなりますし、大規模災害に備えたBCP対策としても効果を発揮します。OKIからのサービス提供のアナウンスを聞いて、私どもとしては『クラウドしかない』と考えていました」と、芳村氏は話します。

唯一の懸念は、大量のスマートフォン端末とクラウドシステムの組み合わせでも運用に支障がないかどうかでしたが、OKIウィンテックの入念な検証でクリアになり、2012年5月に正式採用を決めました。

システム概要・導入ポイント

社内網の再構築も含め2カ月半で新たな音声系インフラを整備


情報システム部 部長
古川 裕二 氏

「EXaaS 音声クラウドサービス」を用いた新インフラへの切り替えは8月中旬のお盆休暇中に行うこととなり、約2カ月半の間に急ピッチで導入作業が進められました。情報システム部 部長の古川 裕二氏は、「実は今回のプロジェクトで社内ネットワークも刷新したので、その設計・構築も並行して進めなければなりませんでした」と明かします。

モバイル端末は、営業部隊向けのスマートフォン約160台と、外出の機会が少ない事務部門向けに一般的な携帯電話機約140台を導入。OKIウィンテックの協力も得て端末1台ごとの設定および社内電話帳のインストール作業を地道に進め、休暇明けの始業時に全社員に配布して本番運用をスタートしました。スマートフォンが社員に馴染むかどうかの不安も多少ありましたが、「事前に操作研修を実施したことに加えて、皆が『早く使いこなせるようにならなければ』と真面目に取り組んでくれたおかげで、大きな混乱もなく現場に浸透していきました」と田中氏は語ります。

主に外線着信に用いる固定電話機や既存システムから継承した数台のPHS端末を含め、すべての端末には内線番号が割り当てられ、クラウド上のシステムで管理されています。そして、携帯電話事業者の法人向けサービスとクラウドシステムの連携によって、スマートフォンや携帯電話機でも内線番号での発着信・通話、外線転送などが実現されています。芳村氏は、「実際に利用する際は、全端末にインストールしてある社内電話帳を用いるので、個々の内線番号を意識することはほとんどありません」と付け加えます。

導入効果・今後の展望

コミュニケーションの効率化に加えコスト面のメリットも享受

社内外を問わず内線番号でのシームレスな通話環境が整ったことにより、社員同士のコミュニケーションは大幅に効率化されました。森田氏は、「営業マンは社内でもとにかく動き回っているので、以前からつかまえるのにひと苦労していました。今は互いにモバイル端末を持っているので、どこにいても簡単に呼び出すことができます」と語ります。加えて、出張先などでも内線、すなわち無料でやり取りできることから、従来は外線を使わざるを得なかった連絡も通話コストをかけずに行えるようになりました。

当初の狙い通り、システムのメンテナンスにかかる手間が解消されたことも大きなメリットとして捉えられています。さらに古川氏は、「自社で設備を保有するよりもポート増設や機能拡充などが柔軟に行えますし、長期的な視点では設備更新を気にする必要もなくなりますから、費用対効果という点でも『EXaaS 音声クラウドサービス』を選択して正解でした」と話します。

スマートフォンのさらなる有効活用と災害対策機能の強化に期待

今回のプロジェクトについて田中氏は、「音声系についてはほぼ満足の行く形で完了しました。今後は、情報系でスマートフォンをどう有効活用していくかが課題です」と語ります。SFAについては、音声系の利用から約1カ月半遅れて10月1日に運用開始となったため、「営業現場で明確な成果が表れるのはもう少し先」と見ています。また、「データ通信にはパケット定額サービスを利用しているので、費用対効果をより高めるためにも、社内のさまざまなコンテンツを活用できるようにしていきたい」とも話しています。

芳村氏は、災害時などの緊急対応に関する機能強化として「最も気になる社員の安否確認をクラウドサービスで実現してほしいと思っています」と言います。

そして、古川氏も、「難しい要求に対しても前向きな姿勢で対応してくれるところが、OKIの魅力の1つだと感じています。クラウドに関してもさまざまなニーズに応えて、どんどんサービス向上を図ってほしい」と期待をかけています。

サービス構成図

ウライ株式会社様 概要

社名 ウライ株式会社
本店所在地 京都府京都市下京区室町通綾小路上る鶏鉾町498番地
代表者 裏井 紳介 代表取締役社長
設立 1951年(創業1946年)
従業員数 273名(グループ計・2012年4月1日現在)
事業内容 きもの事業、ジュエリー事業、ファッション事業
ホームページ http://www.urai.co.jp/

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