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導入事例

2009年10月1日

株式会社地球の歩き方T&E様

バーチャル感覚で旅行情報を手軽に収集できる新形態のWebサービスを提供
LocoSticker®を活用し多種多様なコンテンツを「世界の地図」に集約


地球の歩き方T&E様 Webサイト

海外・国内旅行の多彩な情報を提供するWebサイト「地球の歩き方」を運営している株式会社地球の歩き方T&E様(以下、地球の歩き方T&E様)は、世界各国の都市や観光スポットなどと各種情報コンテンツを紐付け、地図画面上で海外旅行の情報収集を視覚的に行える「地球の歩き方 世界の地図」サービスをOKIと共同で開発。2009年3月から提供を開始しました。

海外旅行情報サービスでは業界初となる新しい形態の地図コンテンツの実現に、OKIが提供する位置表現抽出・管理サービス「LocoSticker®(ロコスティッカー)」が貢献しています。


メディア事業本部
ブランドマーケティング部
部長 嶋田 美保 氏

今年で創立10周年を迎える地球の歩き方T&E様は、親会社である株式会社ダイヤモンド・ビッグ社が発行する海外旅行ガイドブック「地球の歩き方」で蓄積した旅と留学のノウハウおよび膨大なコンテンツを活かし、Webを活用したさまざまなサービスを提供しています。具体的には、1996年から開設している「地球の歩き方ホームページ」などを通じた旅行情報の提供、「地球の歩き方style」「地球の歩き方ストア」でのネット通販、「地球の歩き方トラベル」「成功する留学」「地球の歩き方 旅プラザ」などによる留学・旅行事業を展開しています。

ビジネスの中軸である旅行情報サービスでは、ガイドブックのデータをもとにした世界各国の基本情報に加え、個人の旅行スケジュールを簡単に作成・共有・公開できる新サイト「地球の歩き方 旅スケ」を2007年11月から提供し、口コミ情報や利用者作成のCGM(Consumer Generated Media)コンテンツの強化も進めてきました。

メディア事業本部・ブランドマーケティング部部長の嶋田美保氏は、「昨今は海外旅行者数が頭打ちの状況にあることから、海外旅行に行かなくても楽しく利用していただけるコンテンツの充実や、国内旅行向け情報にも力を入れています」と説明します。

背景・導入目的

サイトリニューアルの検討過程で地図コンテンツにも着眼

旅行に関わる多彩なコンテンツの充実を積極的に図ってきた同社では、1つの課題を抱えていました。「各種サービスに横串を通すような仕組みがなかったので、利用者が情報を探しにくい面がありました。たとえば、ある観光スポットの情報を閲覧する場合、複数の情報をそのコンテンツごとに検索しなければならず、手間がかかっていたのです」(嶋田氏)。


メディア事業本部
ブランドマーケティング部
鈴木 より子 氏

そこで2008年10月、Webサイトの大幅なリニューアルを実施。各コンテンツの内容や関連情報ページへのリンク、サイト内検索機能などを整理するとともに、利用者からの要望が高かった国別の時差や天気、為替、治安(安全情報)なども基本情報に追加しました。リニューアル作業のディレクターを務めたメディア事業本部・ブランドマーケティング部の鈴木より子氏は、「集客力を高めるためにSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)を強く意識したサイト構成にしたこともポイントです」と強調します。

このとき、新しい情報提供サービスにも目が向けられました。その1つが地図を活用したコンテンツです。「検索エンジンなどでは[地名+地図]という形のキーワードでコンテンツを探す方が多いことが分かっていたので、当社のサイトでも地図上のポイントでさまざまな情報を見られるようにすれば、利用者にも喜んでもらえるのではないかと考えていました」(鈴木氏)。

ただ、プロジェクトの進行過程では、既存サイトのリニューアルを最優先に考えていたため、地図コンテンツの企画は机上での議論にとどまっていました。

OKIからの"意外な提案"が機能面でもコスト面でも合格点

そうした中で、地図コンテンツの開発を効率的に行える方法を知ることとなりました。それが、OKIの提供する位置表現抽出・管理サービス「LocoSticker」です。

きっかけはOKIからの電話でした。とりあえず訪問を受けることにした嶋田氏は、「OKIがWebサービスを提供しているということをすぐには飲み込めませんでしたし、OKIの得意分野は大型システムであるという認識を持っていましたので、『話だけ聞いてみて、値段が高かったら断ろう』と思っていました」と、その時の心の内を明かして苦笑します。


メディア事業本部
ブランドマーケティング部
服部 正和 氏

機能の詳細を聞いてみると、イメージしていた地図コンテンツを実現できる有効な手段だということがすぐに分かりました。また、サービス形態がASP型でページビューに応じた利用料課金であり、想像以上に安価である点も大きな魅力でした。

加えて、メディア事業本部・ブランドマーケティング部の服部正和氏は、「LocoStickerで提供されているAPIが非常に分かりやすく、仕様もすぐに理解できました。また、技術的な質問に対してOKIの担当者がいつもスピーディかつ懇切丁寧に答えてくれたので、頼りがいを感じました」と評価します。

地図コンテンツの具体的な開発は、サイトリニューアル後のチェックや調整までがすべて完了した2009年初めにスタートしました。そして3カ月足らずの期間で作業を終え、3月24日から「地球の歩き方 世界の地図」の名称でWeb上に公開されました。

サービス概要・導入効果

地図画面上で豊富なCGMコンテンツからの情報収集が可能に

LocoStickerは、Web上のコンテンツの文章中にある地名などの位置表現を自動抽出し、そのコンテンツがどの場所に関して書かれたものかという位置情報(緯度、経度)とコンテンツ情報(URL、タイトル、ディスクリプション)を関連付けて管理するサービスです。

この機能を利用して、「世界の地図」では、各国・各都市の観光スポットやホテルなどに関する情報として、「地球の歩き方 旅スケ」に投稿された旅スケジュール・旅行記、利用者間のコミュニティサービス「教えて!旅のQ&A掲示板」のトピックス、現地在住の利用者から寄せられた「特派員ブログ」のRSS配信記事など既存のCGMコンテンツを、地図画面(GoogleMapを使用)に表示されたアイコンで簡単にチェックすることができます。具体的には、LocoStickerが各コンテンツの中に記述された海外のカタカナ地名を自動抽出して緯度・経度を付与し、地図上の該当するポイントに紐付けする仕組みになっています。

また、地図画面の中心付近に関連のある「旅の写真」(サイト利用者からの投稿写真)をランダムに12件表示し、サムネール画像をクリックすると地図上にタイトルなどの詳細データが表示される仕組みや、地図画面の右側にまとめられた観光スポットやホテルの一覧から各々の基本情報にリンクする機能も盛り込むなど、利用者が興味のある情報を容易に収集できる工夫を凝らしています。

安価かつ短期間で実現した新サービスに利用者もマスコミも注目

「もしも社内のスタッフだけで地図コンテンツを開発していたら、新サービスの提供は、予算や開発工数を考えてもまだまだ先のことになっていたでしょう。こうした問題をLocoStickerによってクリアし、地図画面をキーに既存のあらゆる情報コンテンツを有機的に結びつける仕組みを安価かつ短期間で実現できたわけですから、当社が得たメリットは非常に大きいと感じています」。嶋田氏は、LocoSticker採用の成果をこのように語ります。

利用者側の反応も上々のようです。鈴木氏は、「サイトのアクセスログを解析してみると、地図ページから他のコンテンツに飛んでいるケースが多く見られます。また、『地球の歩き方 世界の地図』を開設してから、旅の写真の投稿も増えてきています」と話します。

こうした地図を利用した斬新なサービス内容はマスコミにも注目され、雑誌や新聞に加えて地方のテレビ番組でも取り上げられました。

今後の展望

OKIとのパートナーシップでさらなるサービス強化を目指す

地球の歩き方T&E様では、「地球の歩き方 世界の地図」の提供開始以降、実運用の中で浮かんできた細部の調整・改善に取り組み、より使い勝手のよいサービスへのブラッシュアップを続けています。

他方で、今夏にはサイト利用者へのアンケートをもとにした「夏休みに行きたい海外旅行先ランキング」を特集記事として組むなど、新サービスにおける情報の付加価値化にも力を入れています。

今後の計画について鈴木氏は、「現状では1枚の世界地図から特定のスポットを検索する形になっていますが、国別の地図あるいは欧州の美術館マップといったような地域や目的を絞った形の地図ページを用意して、知りたい情報をより探しやすく見やすくすることも考えています」と語ります。

また、服部氏は、「レスポンス速度のさらなる向上、データ更新や登録コンテンツ管理を効率的に行える仕組みなど、サイト利用者にとっても運営管理する当社にとってもより快適な環境を実現できるよう、OKIに対しても要望を積極的に出していきたいと思います」と話します。

そして嶋田氏は、「LocoStickerの性能・機能向上と当社のコンテンツ拡充への取り組みがうまくかみ合ってこそ、『地球の歩き方 世界の地図』は利用者にとってより魅力のあるものに進化していくと思っています」と語り、OKIとのパートナーシップによるサービス強化に意欲を燃やしています。

操作画面例

地球の歩き方T&E様 概要

社名 株式会社地球の歩き方T&E
本社所在地 東京都新宿区新宿3-1-13 京王新宿追分ビル5階
代表者 中村竹志 代表取締役社長
設立 1999年9月14日
従業員数 85名(2009年9月1日現在)
事業内容 「地球の歩き方」のWeb事業、旅行業、留学斡旋業、損害保険代理店業
URL http://www.arukikata.co.jp/

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  • LocoStickerは、沖電気工業株式会社の登録商標です。
  • 記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
  • 各導入事例の記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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