港区の企業の社会貢献担当者ネットワーク「みなとネット**」は、2002年3月15日(金)、18時30分〜20時30分、赤坂区民センターにて、数えて12回目となるイベント「介助犬ふれあいコンサート」を開催しました。総勢168名(内OKIよりは2名)の来場者がありました。
介助犬とは、主に身体に障害を持っている方の日常生活動作をサポートするように訓練された犬のことで、主人のために落とした物を拾ってくれたり、荷物を運んでくれたりします。このように身体に障害を持つ方には頼もしいパートナーですが、まだまだ一般には正しく理解されていないのが現状です。広く介助犬について知っていただき、身体に障害のある方に住みよい社会をつくるため、このコンサートは開催されました。
コンサートは、「港区ポルテリーニャ」の入場と演奏で幕を開けました。演奏終了後、「みなとネット」の挨拶、港区、原田区長様のご挨拶と続き、「港区ポルテリーニャ」が退場。続く、日本介助犬アカデミーによる、介助犬に関するレクチャーでは、実際に介助犬と一緒に暮らされている方にも登場いただきました。ビデオやお話により介助犬についての知識を得ると同時に、介助犬オリーブの動作を見ることができました。休憩の後は、慶応義塾マンドリンクラブ(KMC)の演奏、そして、元「class」のメンバーで、1993年デビューシングル「夏の日の1993」のヒットでおなじみの、津久井克行さんとそのメンバーの皆さんによる演奏でコンサートは終了しました。
会場入り口には、日本介助犬アカデミーと26名の「みなとネット」のメンバーが、介助犬普及のためのパンフレットや書籍、Tシャツ等の販売と募金活動を行いました。来場者の皆様よりいただいた募金、108,753円は、すべて、日本介助犬アカデミーへ寄付させていただきました。