カンパニーのご紹介、システムソリューションカンパニー（ＳＳＣ）

プレジデント　前田　裕

プレジデントご挨拶
　グローバルネットワークの進展は加速度的に進行し、ネットワークを通じた新しいビジネスモデルが次々と生み出されています。「個の時代」に向け顧客価値も劇的に変化するとともに多様化し産業構造の大きな革新をもたらしています。
　こうした背景を踏まえて、当カンパニーはe－社会の中で、「個」と「社会」を豊かに連携するネットワークソリューション、すなわち「サービスブリッジ」を提供してまいります。このため、e－ソリューションを軸とした「顧客価値創造型ITソリューション」をカンパニーのビジョンとし、SSCの事業の大きな発展のために、既存の事業領域はもとより、新しい顧客価値を創造する「新商品開発」、「新市場開拓」そして「新ビジネス開発」を推し進めてまいります。

現金自動預払機「ＡＴＭ２１Ｂシリーズ」

　Web、CRM（顧客情報管理）と連動し電子ショッピングや個別セールスプロモーションなど業務拡張を追求したATM最新モデルです。同時にTCO （総合所有コスト）削減をはかり、装置の高信頼性化や電子ジャーナル機能などにより、メンテナンスや消耗品の運用コストを従来の約2分の1に削減しました。

（CRM：Customer Relationship Management）

（TCO：Total Cost of Ownership）

ＡＴＭ機能付き多機能決済
ターミナル「ＣＰ２１Ｖ」

　コンビニエンスストアを主体としたインストア（店舗内）や公共スペースに設置され、金融サービス、流通サービスなどを提供するマルチメディア機能を搭載した最新鋭の決済ターミナルです。省スペース性、防犯セキュリティ、さらに運用性に優れた機能を装備しています。

インターネット決済向けソリューション
「サーバウォレット・サーバＰＯＳシステム」

　日本インターネット決済推進協議会（参加308社）が採用決定したインターネット決済プロトコルSET^RV1.0を実装したサーバ管理型ソフトウェアシステムです。従来方式に比べ、ランニングコストを大幅に削減する効果が期待され、今後広く採用が予定されています。
（SETはSecure Electronic Transaction LLCの登録商標です。）

電子政府向けソリューション「省庁間文書交換システム」

　日本政府が進める電子政府を実現するための中核システムである「省庁間文書交換システム」を納入しました。当システムは省庁間の文書交換を電子的に行い、行政の高度情報化を支えるシステムで今後各省庁に展開されるものと期待されています。

　なお、経営スピードの向上と事業の拡大強化のために、マイクロソフト社、SRIコンサルティング社およびグローブセット社などと、それぞれの得意分野で提携を結ぶなど、積極的に先進企業とのアライアンスを実行いたしました。
　また、今年の4月には、トップシェアを誇りますATMの稼動監視や運用管理業務のアウトソーシングサービスを行う日本ビジネスオペレーションズ株式会社を設立し、営業を開始しております。将来的にはATMを中心とした情報サービスも手がけ、トータルソリューションを提供してまいります。また、サービス地域は関東地域から始めて順次全国に拡大し、2002年度には売上高100億円を目指します。