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新社長ごあいさつ |
篠塚 勝正
この度、経営陣若返りという澤村社長の強い意向を受けまして、後任を拝命することとなりました。この場をおかりいたしまして株主のみなさまにごあいさつ申しあげます。 昨年来の閉塞感の中で続いている不況に加え、グローバルスタンダード化の進展など、「勝ち組・負け組」の優勝劣敗の傾向が顕著になる厳しい経営環境の中で、社長として当社の経営の舵取りを委ねられた責任はまことに重いものと気を引きしめております。 しかし、このような厳しい経営環境ではありますが、ネットワーク社会の高度化がますます進展する中で、当社が長年培ってきた通信と情報の融合技術およびそれを下支えする半導体の技術は今後大きく開花し、新たな社会の発展に大きく寄与していくものと確信しております。 そのためにも、平成１０年度の経営目標として掲げた「スピードある自己変革」を基本方針とし、「ネットワークソリューション」というコンセプトのもとで「一等商品」を創造しつづけていくことが私に課せられた使命と考えております。この使命を着実に果たすことにより、当社のさらなる飛躍と情報社会の発展への貢献を図り、株主のみなさまのご期待にお応えする所存であります。 なにとぞ株主のみなさまの変わらぬご支援をお願い申しあげます。 |
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会社の概要 （平成１０年３月３１日現在） |
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企業理念 |
| 沖電気は「進取の精神」をもって、情報社会の発展に寄与する商品を提供し、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献する。 |
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新組織のご紹介 |
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| ○当社は今後、下記の組織体制で事業を展開してまいります。 | |
| 組織概略 （本社・営業・事業部門） |
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| 事業本部を廃止し、事業部を社長直轄とし、加えて事業部の権限と責任を強化いたしました。事業部の自己完結性を高め、柔軟かつスピーディーな事業運営を目指します。 | |
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| グローバルなネットワーク化による情報革新が進む現在、通信技術と情報技術の融合が不可欠となります。このため、音声とコンピュータに分かれていた通信ネットワーク部門の統合、ＣＴｌ（Ｃｏｍｐｕｔｅｒ Ｔｅｌｅｐｈｏｎｙ ｌｎｔｅｇｒａｔｉｏｎ）事業部門の一元化およびシステムインテグレ−ション事業部門における市場別事業体制の整備を行いました。 | |
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| 全社の経営戦略スタッフを総合企画室に集中するとともに、全社横断的な事業戦略立案部門として従来のｌＴＳ（高度道路交通システム）およびマルチメディア事業推進本部に加え電子商取引対応のＥコマース事業推進本部を新設いたしました。 | |
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| 営業部門を市場別の戦略営業本部に再編いたしました。今後は、この体制で事業部門との連携をさらに強め、本社・支社一体となって販売を促進してまいります。また、各市場別本部には専属のマーケティング部門を設置し、市場に対応した営業活動を全国的に展開してまいります。 | |
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| 製造部門などの一部を除き、固定的な課・係制を廃止いたしました。業務に最適なチーム編成を行うことで、ダイナミックでフレキシブルな組織運営が可能になります。 | |
