沖電気研究開発(No.173)

OTDR用1.625μm高出力半導体レーザ

宗像 務 鹿島保昌

 光ファイバ網の常時監視システムに用いられる光パルス試験器の光源として、1.625μm帯歪多重量子井戸構造高出力半導体レーザの開発を行った。我々は、量子井戸層に圧縮歪みを導入すると同時に、障壁層に引張り歪みを加えた歪多重量子井戸構造を採用した。引張り歪み障壁層の導入により、井戸層からの電子のオーバーフローの低減とホールの注入効率の向上が実現され、内部損失および内部量子効率が改善され、高出力化が可能になった。周囲温度25℃、800mAパルス駆動時、光出力は210mWに達した。



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