沖電気研究開発(No.171)

最小2乗法に基づく信号推定を用いた車載機器制振制御方法の検討

佐藤慎一 西野雅弘


 将来の,自動車情報システムにおける車載機器のアクティブ制振制御に関する基礎的な検討を行った。運動状態の観測値から遅延時間なしに観測誤差を抑圧し,真値を推定するという信号推定方式を提案し,この方式を車載機器のスカイフックダンパ制御におけるフィードバック制御入力のSN比改善に適用した。提案方式の特性を計算機シミュレーションにより検証した結果,信号推定による雑音抑圧の効果により,雑音がない場合と同程度の制振制御が達成されていることを確認した。さらに,実車走行実験により得られた車体振動データを用いた評価により,提案方式が実データに対しても十分有効であることを明らかにした。


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