パソコンにIPSecを設定します。
下の手順に従い、すべての手順を順番通りに行ってください。
IP セキュリティ ポリシーを作成する
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[スタート]をクリックし、[コントロール パネル]>[システムとセキュリティ]>[管理ツール]を選択します。
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[ローカル セキュリティ ポリシー]をダブルクリックします。
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[ローカル セキュリティ ポリシー]ウィンドウで、[IP セキュリティ ポリシー (ローカルコンピューター)]をクリックします。
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[操作]メニューから[IP セキュリティ ポリシーの作成]を選択します。
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[IP セキュリティ ポリシー ウィザード]で、[次へ]をクリックします。
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[名前]と[説明]を入力し、[次へ]をクリックします。
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[既定の応答規則をアクティブにする (以前のバージョンの Windows のみ)]のチェックを外し、[次へ]をクリックします。
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[プロパティを編集する]にチェックを付け、[完了]をクリックします。
キー交換を設定する
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IPセキュリティーポリシープロパティウィンドウで、[全般]タブを選択します。
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[設定]をクリックします。
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[キー交換の設定]ウィンドウで、[新しいキーを認証して生成する間隔]に値(分)を入力します。
注
「本機の設定をする」において「Phase1 Proposal」の設定で指定した[ライフタイム]と同じ値を指定します。[ライフタイム]は秒単位で指定しますが、この手順では分単位で値を入力してください。
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[メソッド]をクリックします。
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[キー交換のセキュリティ メソッド]ウィンドウで、[追加]をクリックします。
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[整合性アルゴリズム]、[暗号化アルゴリズム]、および[Diffie -Hellman グループ]を指定します。
注
「本機の設定をする」において「Phase1 Proposal」の設定時に[IKE 暗号化アルゴリズム]、[IKEハッシュアルゴリズム]、および[Diffie -Hellman グループ]で指定した値と同じ値を選択してください。
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[OK]をクリックします。
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[キー交換のセキュリティ メソッド]ウィンドウで、[OK]をクリックします。
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[キー交換の設定]ウィンドウで、[OK]をクリックします。
IPフィルターを設定する
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IPセキュリティーポリシープロパティウィンドウで、[規則]タブを選択します。
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[追加]をクリックします。
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[セキュリティの規則ウィザード]で、[次へ]をクリックします。
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[トンネル エンドポイント]画面で、[この規則ではトンネルを指定しない]を選択し、[次へ]をクリックします。
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[ネットワークの種類]画面で、[すべてのネットワーク接続]を選択し、[次へ]をクリックします。
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[IP フィルター一覧]画面で、[追加]をクリックします。
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[IP フィルター一覧]ウィンドウで、[追加]をクリックします。
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[IP フィルター ウィザード]で、[次へ]をクリックします。
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[IP フィルターの説明とミラー化のプロパティ]画面で、[次へ]をクリックします。
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[IP トラフィックの発信元]画面で、[次へ]をクリックします。
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[IP トラフィックの宛先]画面で、[次へ]をクリックします。
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[IP プロトコルの種類]画面で、[次へ]をクリックします。
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[完了]をクリックします。
フィルター操作を設定する
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[IP フィルター一覧]ウィンドウで、[OK]をクリックします。
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[セキュリティの規則ウィザード]で、新しいIPフィルターをリストから選択し、[次へ]をクリックします。
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[フィルター操作]画面で、[追加]をクリックします。
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[フィルター操作ウィザード]で、[次へ]をクリックします。
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[フィルター操作名]画面で、[名前]と[説明]を入力し、[次へ]をクリックします。
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[フィルター操作の全般オプション]画面で、[セキュリティのネゴシエート]を選択し、[次へ]をクリックします。
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[IPsec をサポートしないコンピューターと通信中]画面で、[セキュリティで保護されていない通信を許可しない]を選択し、[次へ]をクリックします。
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[IP トラフィック セキュリティ]画面で、[カスタム]を選択し、[設定]をクリックします。
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[カスタム セキュリティ メソッドの設定]ウィンドウで設定をして、[OK]をクリックします。
注
「本機の設定をする」の「Phase2 Proposal」の設定時に、[ESP暗号化アルゴリズム]、[ESP認証アルゴリズム]、[AH認証アルゴリズム]、および[ライフタイム]で指定した値と同じ値を設定します。
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[IP トラフィック セキュリティ]画面で、[次へ]をクリックします。
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[プロパティを編集する]にチェックを付け、[完了]をクリックします。
IPセキュリティポリシーを割り当てる
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キーPFSを有効にしたい場合は、[フィルター操作プロパティー]ウィンドウで、[セッションキーの PFS (Perfect Forward Secrecy) を使う]にチェックを付けます。
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IPSec通信をIPv6グローバルアドレスで行う場合は、[セキュリティで保護されていない通信を受け付けるが、常に IPsec を使って応答]にチェックを付けます。
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[OK]をクリックします。
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新しいフィルター操作を選択し、[次へ]をクリックします。
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[認証方法]画面で、認証方法を選択し、[次へ]をクリックします。
注
「本機の設定をする」で事前共有キーを設定した場合には、[認証方法]画面で「次の文字列をキー交換(事前共有キー)の保護に使う」を有効にし、事前共有キーを入力します。
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[完了]をクリックします。
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IPセキュリティポリシープロパティウィンドウで、[OK]をクリックします。
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[ローカル セキュリティ ポリシー]ウィンドウで、新しいIPセキュリティーポリシーを選択します。
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[操作]メニューから[割り当て]を選択します。
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新しいIPセキュリティーポリシーの[ポリシーの割り当て]が[はい]と表示されていることを確認します。
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[ローカル セキュリティ ポリシー]ウィンドウで、[X]をクリックします。