スキャン To 共有フォルダーの準備

以下の方法で共有フォルダーを作成すると、お使いのパソコン内で設定されているユーザーアカウント全員が、このフォルダーへアクセス可能になります。

セキュリティー上、問題がある場合は、ホームページ (https://www.oki.com/jp/printing/) のよくあるご質問 (FAQ)に掲載している手順で共有フォルダーを作成してください。

スキャンしたデータを格納するためのフォルダーをパソコン上に作成します。

  1. Windowsの[スタート]>[コンピューター]を右クリックし、[プロパティ]を開きます。

  2. [コンピューター名]を確認します。

    スキャン To 共有フォルダの宛先となるパソコンのコンピューター名は、半角英数字をお使いください。日本語を含むコンピュータ名の場合、スキャン To 共有フォルダーを実行するとエラーになります。

    コンピューター名は、宛先(プロファイル)を登録するときに必要になりますので、メモしておきます。

  3. 画面を閉じます。

  4. コンピューター上に、スキャンしたデータを格納したいフォルダーを作成します。

  5. 作成したフォルダーを選択し、右クリックで[プロパティ]を開きます。

  6. [共有]タブをクリックし、[詳細な共有]をクリックします。

  7. [このフォルダーを共有する]にチェックを入れ、[アクセス許可]をクリックします。

  8. [Everyoneのアクセス許可]の[変更]で[許可]をチェックし、[OK]をクリックします。

  9. [OK]をクリックし、画面を閉じます。

スキャン To 共有フォルダーで使用するために、作成した共有フォルダーを宛先として本機に登録します。

スキャン To 共有フォルダーを実行するときは、指定したプロファイルを宛先としてデータを送信します。

最大50件のプロファイルを登録できます。

宛先(プロファイル)を登録するには、下の3つの方法があります。本マニュアルでは、パソコンのキーボードから入力できるConfiguration Tool またはWebページの使用を推奨しています。

Configuration Toolを使って登録する方法を説明します。

(デバイスへ保存)をクリックすると、変更した設定が本機に反映されます。

  • プロファイルマネージャーを使うには、User Settingプラグインをインストールしてください。User SettingプラグインはConfiguration Toolと同時にインストールすることも、後からインストールすることもできます。

    ソフトウェアのインストール

  • Configuration Toolにあらかじめ本機を登録しておく必要があります。

    Configuration Toolを起動する

  1. [スタート]をクリックし、[すべてのプログラム]>[沖データ]>[Configuration Tool]>[Configuration Tool]を選択します。

  2. [登録デバイス一覧]から、本機を選択します。

  3. [User Setting]タブを選択します。

  4. [プロファイルマネージャー]をクリックします。

  5. 管理者パスワードを入力し、[OK]を押します。

  6. (新規作成)をクリックします。

  7. 送信先の名称を[プロファイル名]に入力します。

  8. 共有フォルダーを登録するため[プロトコル]は[CIFS]を選択します。

  9. [対象URL]にパソコンに設定した共有フォルダーのパスを入力します。

  10. [ポート番号]に使用するポートの番号を入力します。

  11. 共有フォルダーにアクセス権を設定している場合は、[ユーザー名]、[パスワード]を入力します。

  12. 必要に応じて[通信の暗号化]と[CIFS文字セット]を選択します。

  13. 必要に応じて[ファイル名]を入力します。

  14. [詳細表示]をクリックし、詳細設定を設定します。

  15. [OK]をクリックします。

  16. (デバイスへ保存)をクリックします。

パソコンのWebブラウザーからの登録方法を説明します。

  1. Webブラウザーを起動します。

  2. アドレスバーに、URL「http://(本機のIPアドレス)」を入力し、<Enter>キーを押します。

    本機のIPアドレスについては、装置の情報を確認するを参照してください。

  3. [管理者のログイン]をクリックします。

  4. [ユーザー名]に「admin」を、[パスワード]に本機の管理者パスワードを入力し、[OK]をクリックします。

    Mac OS Xの場合は[名前]に「admin」を、[パスワード]に本機の管理者パスワードを入力し、[ログイン]をクリックします。

  5. [スキップ]をクリックします。

  6. 画面上部の[送信先リスト]をクリックします。

  7. 画面左部の[プロファイル]をクリックします。

  8. [新規作成]をクリックします。

  9. 送信先の名称を[プロファイル名]に入力します。

  10. 共有フォルダーを登録するため[プロトコル]は[CIFS]を選択します。

  11. [対象URL]にパソコンに設定した共有フォルダーのパスを入力します。

  12. [ポート番号]に使用するポートの番号を入力します。

  13. 共有フォルダーにアクセス権を設定している場合は、[ユーザー名]、[パスワード]を入力します。

  14. 必要に応じて[CIFS文字セット]と[通信の暗号化]を選択します。

  15. 必要に応じて[詳細設定]を行います。

  16. [送信]をクリックします。

操作パネルからの登録方法を説明します。

  1. タッチパネルの[機器設定]を押します。

  2. [プロファイル]を押します。

  3. 登録したいプロファイル番号の[登録]を押します。

  4. プロファイル名を入力し、[次へ]を押します。

  5. プロトコルを選択し、[次へ]を押します。

  6. 送信先のパソコン名および共有フォルダー名の値を「送信先のコンピューター名共有フォルダ名」の形式で入力します。

    例:PC1share

    メモ

    • ネットワークにDNSサーバーがない場合、パソコン名(送信先のコンピューター名)ではパソコンを指定できません。この場合は、パソコンのIPアドレスを使用して設定します。

      例:192.168.0.3share

  7. [次へ]を押します。

  8. 共有フォルダーにアクセス権を設定している場合は、[ユーザー名]、[パスワード]を入力します。

    • ドメイン管理が行われている場合は、「ユーザー名@ドメイン名」を入力します。

    • ドメイン管理が行われている場合で、「ユーザー名@ドメイン名」を入力しても接続できない場合は、「@ドメイン名」を削除してください。

    • さらに、本機のWebページにアクセスし、[管理者設定]>[ネットワーク管理]を選択して、[NBT]の[ワークグループ名]にNetBIOS ドメイン名を設定してください。

      • ドメイン名に関してはネットワーク管理者に確認してください。

  9. [閉じる]を押します。

  10. 必要に応じてそのほかの項目を設定します。

  11. [OK]を押します。