OKIを知ろう セッションボーダーコントローラー

私たちが普段、家族・友人との会話や仕事で何げなく使用している電話は、その登場以来、電話交換機を使用した電話網を基盤として発展してきました。この電話交換機による通信ネットワークが、いま、大きな転換期を迎えています。
これまで、固定電話や携帯電話、そして、企業を中心に広がっているIP電話の通信網は、それぞれに独立し、個別のサービスを提供してきました。現在、これらを統合し、ひとつのIPネットワーク上で提供する、次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)の普及が急速に進んでいます。NGNは、従来の固定電話や携帯電話に加え、高品質な映像配信やテレビ電話、マルチメディア会議、TV放送など、次世代映像コミュニケーションサービスの展開を可能にし、ユビキタスネットワーク社会の実現に大きな役割を果たします。
通信事業者によって構築が進められているNGNで、加入者が「いつでも、どこでも、何とでも」アクセスし、さまざまなサービスを利用できるようになるためには、異なる通信事業者が有するIPネットワーク間での相互接続が不可欠です。この相互接続のための装置がセッションボーダーコントローラー(SBC:Session Border Controller)です。
IP電話ビジネスにおける豊富な経験を持ち、通信事業者向けNGN製品の開発・提供を積極的に進めてきたOKIは、2007年3月、業界初のNGN対応によるSBC「Center Stage NX3200」を発表しました。これは、NGNのサービス基盤に適した大規模通信事業者向けSBCで、NGNに要求されるハイレベルな高性能・大容量・高信頼性を実現し、かつ高いセキュリティを確保しています。NX3200は機能拡張を重ね、2011年9月には、大手通信事業者により、保有する固定VoIP網と他事業者網との相互接続用設備に選定されるなど、業界からもその信頼性が高く評価されています。
NGNは、私たちの生活のさまざまなシーンを、より快適で便利に変える、大きな可能性を秘めています。OKIは、近い将来のNGNの本格的運用に照準を合わせ、NX3200をはじめとするSBCの機能の一層の充実を図るとともに研究開発を推進していきます。
