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新卒採用

会社情報 トップインタビュー

安心の創造に向けて
沖電気工業株式会社 代表取締役社長 篠塚勝正

OKIの前身である明工舎は、1881年(明治14年)に創業されました。創業者は現在の経済産業省である当時工部省の技術者だった沖牙太郎です。彼は 1876年にアメリカのグラハム・ベルが発明した電話機に刺激を受け、そのわずか5年後に日本で初めて電話機を開発し、日本最初の通信機器メーカーを立ち上げたのです。この創業者以来の「進取の精神」「未知へチャレンジする意欲」は連綿と受け継がれ、現在当社の企業理念となっております。

そんなOKIに、私は1963年(昭和38年)に入社しました。私がOKIを選んだ理由は二つ、一つは上下関係にあまり縛られない自由な環境で仕事がしたかったこと、そしてもう一つはコンピュータの開発の仕事がやりたかったことです。技術者として入社し、希望通りの環境で仕事をすることになったのですが、もっと先端的なコンピュータの開発を手がけてみたいと考えるようになっていました。そして入社5年目、そのチャンスがやってきました。大きな予算がつき、沖電気自前のコンピュータを作ろうというプロジェクトが始まったのです。それを「君がやってみろ」との先輩の一言で任せてもらいました。うれしさと不安をないまぜにしながら、がむしゃらに働いたあの日々は今でも忘れることができません。考えてみますと、入社5年目の社員に、よくもあれだけ大きな仕事を任せてくれたものだと思います。それが創業者以来の精神であり、当社の企業文化なのです。

現代は、私が若いころとは比べものにならないほど変化の激しい時代です。とりわけ当社が携わるネットワークビジネスの世界では、日々の変化が顕著です。そうした変化を楽しんでいるのは、若い人たちだと思います。ただ、楽しむことは大切ですが、楽しんでばかりいるのでは何も事は起こりません。新しい社会を築いていく上では、誰も成し遂げたことのない世界にどんどん挑戦していく精神が大切です。したがって、いまネットワーク社会を楽しんでいる若い皆さんには、自分を生かせる場所を見つけていただきたいと思います。

当社は、通信の世界で126年もの間、第一線を歩んでまいりました。ビジネスの世界では、ひとつの事業の寿命は30年ほどだと言われていますから、当社の長い歴史は常に新しい技術そして事業を創造してきた歴史にほかなりません。これからの時代、ブロードバンドの進展に伴い、OKIに向けられる世の中からの期待はより一層大きくなってきています。今、ネットワークを中心とした社会、産業の構造変化に大いに貢献することを求められているのです。

私たちは、今後起こってくるさらなる変化に対して、「安心」を創造していこうと考えています。人が安心できる社会とは、いったいどのような社会でしょうか。安全は技術の力で獲得できますが、安心は人と人の心が通わなければ達成できません。ひとそれぞれの個性が生かされなければ、そして家族との触れ合い、友人たちとの語らいがなければ、心豊かに暮らす生活はありえません。ネットワークは今、たんに連絡事項を伝達するものから、雰囲気そして人のぬくもりまで伝い合えるものへと変わってきています。国境や文化の違い、時間や空間の隔たりを超えて、安心を創造することへ情熱を傾けることができる人たちが、OKI の扉を叩いてくれることを願ってやみません。

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