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OKIは、人材育成のための充実した企業内教育プログラムを有しています。もちろん教育だけで人材が育つとは考えておりません。一人ひとりが自らどのような人材となっていくのかを考え、具体的かつ明確なビジョンを持って、その実現に向けて自己研鑽を行う必要があります。OKIの教育制度は、そうした『自律型人材』を志向する人材の自己成長を、全面的にバックアップするための制度として機能しているのです。
自律型人材、人材育成の基本方針
- 社員のスキル、経験、コンピテンシーで付加価値を生み出す
OKIにとって、これからの時代の注力事業はソフトウェアとサービスが核となります。そこで収益をあげるためには、社員のスキル・経験・コンピテンシーを育てることが必要になります。
- 経営で重要なのは社員の品質
OKIの培ってきた技術をもとに商品化し、収益をもたらしてくれるのは社員ひとりひとりの努力です。そのための、高いスキルをもった社員(高品質の社員)を育てることが最も有効な経営資産であるといえます。
- ビジネスマインドを持つことが重要
お客様・市場の満足を常に考え、その立場に立って行動する、すなわちビジネスマインドをもって仕事に取り組むことが大切です。一人ひとりが自律型社員として自分自身の課題を認識し、積極的に行動することで会社業績向上に貢献するとともに、自分の可能性を高めることにつながります。
- 社員を育成するのは会社と幹部社員の役割
幹部社員はメンバー、後進を育成し、活躍させる場を与える義務があります。日常のコミュニケーションを通じて指導と助言をしっかりと行い、ビジネスマインドを養うため、顧客との接点を広げることに努めるのが大切です。
当面の重点教育研修
- ビジネスリーダーの継続的育成
- 幹部社員、チームリーダー層のマネジメントスキルの強化
- 必修研修を設けた職種別専門スキルの強化
- CSR(コーポレート・ソーシャル・レスポンシビリティ)対応研修の実施
- 企業内教育“フェニックスeキャンパス”の活用推進
※「フェニックスeキャンパス」とは、スキルやコンピテンシー向上のため研修を効率的に受講するための管理システム(ポータルサイト)です。会社が強要するのではなく、あくまで自己の意思で選択して学習するために開発されたツールであり、研修メニュー一覧からワンタッチでカリキュラムの申込みをすることが可能となっています。このシステムによる教育体系は、大まかに表すと2つに分かれます。
フェニックスeキャンパスのコンセプト

- フェニックス・インスティテュート(必修研修・指名研修)
会社が社員を指名してスキル、経験、ビジネスマインドを強化するための仕組みです。リーダー、マネージャー、職種別など役割に応じた指名研修を用意しています。また、CDP(キャリアデベロップメントプログラム:自身が将来志向するキャリアについて上司と話し合う制度)・コンピテンシーアセスメント(コンピテンシー評価)、マッチングシステムを統合して、上司から部下への助言や指導の支援をします。
- フェニックス・ジム(選択研修・自主的学習)
社員自身が弱点を補い、キャリアプランを実現するために必要となる、スキル・経験、ビジネスマインドを強化する仕組みです。社員が自主的に活用できる機能をまとめ、必要な研修を選択できます。自ら知恵を鍛え、汗をかくという意味で「ジム」と呼んでいます。
- それぞれの職種や役割で、業務を遂行上必要な知識・スキルの習得のためのカリキュラムを用意しています。社内外の講師陣により、ベーシックなものから最新の手法・理論までカバーしており、段階的・体系的に習得できるよう設計されています。主に年度の初めに上司と相談して立てた育成計画に沿って受講することを推奨しています。
- 職種別に、社員が成長しグレードアップしていくためのモデル案が掲示され、それに沿ったプログラムを受けることも可能です。また、フェニックスジムでは社員一人ひとりに与えられるポイント制が導入されており、そのポイントを使用することでカリキュラムが受講できます。ポイントの一部は成果に応じて与えられますので、頑張った人には給与以外にも研修による自己研鑽という形での還元があるのです。
OKIの研修体系

ビジネスリーダー教育と選抜型育成トレーニング
事業戦略を推進する上で必要な能力・センスを有する人材(コア人材)を早期に発掘・育成するため、選抜型育成トレーニングに力を入れています。40歳代半ばの執行役員輩出を目標に、段階的・体系的なカリキュラムを導入・運営しています。カリキュラムも単なる座学中心ではなく仕事を通しての実践が求められる課題を中心に組まれており、次代のOKIの経営を担うビジネスリーダーとして必須な能力を鍛える内容となっています。
OKIのこれらの選抜育成型トレーニングの大きな特徴は、研修の受講に自ら手を挙げ、チャレンジすることが可能な点です。研修受講者は上司推薦と公募の二つの募集経路から選ばれます。公募枠は、選抜試験(課題論文と面接)によって受講者が決定されます。試験結果は合否結果とあわせて個別にコンピテンシーデータとしてフィードバックされ自分の強み、弱みが客観的に把握できる仕組みになっています。自分の弱みを克服して再チャレンジすることも可能です。

