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株式会社シミズオクト様

高速かつ高品質印刷ができるColorPainter M-64sの導入で業務効率化とコスト削減を実現


さまざまなイベントに関わる舞台美術や施設管理、警備業務などをワンストップで行う株式会社シミズオクト(以下シミズオクト)。都市プロモーションやスポーツイベント、コンサートや展示会などで使う大型施行装飾の出力も社内で行っており、多彩なニーズに対応するために、さまざまな大判プリンターを所有している。従来使用していたプリンターは生産性が課題となっていたため、高速性、高品質、耐候性の観点からOKIデータ・インフォテック(旧セイコーアイ・インフォテック)「ColorPainter M-64s」を導入。
高速と高品質を両立した出力で、生産性を向上させ、トータルのコスト削減に成功した。

評価のポイント

  • 生産性が向上し年間で1000時間近い作業時間の削減を達成
  • さまざまな出力ニーズに合わせたユーザーフレンドリー設計
  • インクコストのシミュレーション確度が大きく向上
  • 耐候性向上と作業環境改善を両立したエコソルベントインク
  • 安定した出力と高い稼動率を支える優れた信頼性

従来のプリンターでは生産性、出力物の耐候性に課題が生じていた

シミズオクトは、昭和7年(1932年)の創業以来、国内外に多くの支店や関連会社を展開、従業員もグループ全体で1,250名(2017年2月現在)を数える。同社は大規模な屋外ライブコンサートや、野球やサッカーの公式戦、マラソン大会など、数多くの舞台設備や施設管理、警備業務を行っている。また、イベント会場で使われるさまざまな装飾物の製作や施工なども自社で手がけている。これらの大型イベントで使われる横断幕、舞台装置や会場マップなどの装飾物の出力に大判プリンターを使っているのだが、従来の大判プリンターではさまざまな課題が生じていたという。
「以前使っていた大判プリンターでは、生産性に物足りなさを感じていたこともあり、出力が早く生産性の高い大判プリンターを探していました。また、屋外での長期掲示に耐えられるもっと耐候性のある成果物を作りたいとのご要望をいただくことも多くなってきたので、高生産性と高耐候性を重要視して機種選定を進めていました」と語るのは、同社生産本部 千葉スタジオ 生産・積算課課長 兼生産管理部の問可龍一氏。

速度と品質のバランスの良さにColorPainter M-64sの導入を決定

「選定の過程で、OKIデータ・インフォテックのショールームでColorPainter M-64s(以下、M-64s)を見たときに、すぐに『これはいい』と感じました。当時、他メーカーの最新モデルの導入も検討したのですが、我々の要求にこたえてくれるような大判プリンターはほかにはありませんでした。特に評価が高かった点は速度と高品質を両立しているという部分です」と語る問可氏。当時使用していた別メーカーの機種が15㎡/hぐらいの印刷速度だったという。「それに対し、M-64sは倍速の30㎡/hで、当時としては画期的な印刷速度でした」(問可氏)。
機種選定が終了後、千葉スタジオにM-64sを試験導入し実地検証を行った。導入効果の確認が完了した後に千葉に2台、東京に1台を追加導入された。2018年1月現在では東京スタジオにM-64sとハイエンドモデルのColorPainter H3-104sを1台ずつ増設し、新たに大阪スタジオにもM-64sが1台配備されたという。
問可氏は「高品位で耐候性のある成果物をより早く、という目的はしっかりと果たせました。現場でもM-64sはメディアの送りや巻き取り装置なども非常に使いやすく作られているので、このスタジオに設置している3台のプリンターがフル稼働していることも多く、仕事が効率的にできるようになったことを実感しています。また、エコソルベント(低溶剤)インクのおかげで、揮発臭も少なくなったので、職場環境がとても快適になりました」と語る。
現場を統括する同社千葉スタジオ生産・積算課 出力チーフリーダーの野村氏は「M-64s導入後の1年で削減できた作業時間を計算してみたところ、1000時間近く作業時間が削減できていました。これは出力したメディアをパネルに貼り込む時間なども含めたものですが、確実にM-64sの導入効果は出ていると感じます。イベント関連業務は短納期であることが多く、残業時間も長くなりがちですが、M-64sの高速印刷で確実に改善されていますね。これは管理する側にとっても、業務に従事する側にとっても大きなメリットだと感じています」と語った。

印刷コストは試算通りオペレーターの技術も向上し、より高品質の出力が可能に

大判プリンターの出力物は、そのもの自体が成果物であるためランニングコストは重要である。試算結果が見積もりに反映されるため、精度の高いシミュレーションが求められる。「どの大判プリンターにも、このサイズなら1枚いくらか、この材料なら、これぐらいのコストで出力可能だという記載がカタログなどにありますが長年の経験上、これらの数字があまりあてにならないことは知っていました。ところが、M-64sはほぼカタログスペックどおりの結果が出ます。これには正直驚きました」(問可氏)。この結果製造コストの試算精度が上がったという。
また、M-64sは現場の基礎レベルを向上させるという成果ももたらされたという。「プリンターの入れ替えに伴いColorPainter用の新しいRIPの使い方も覚えなければいけなくなったのですが、他社用のRIPを使っていた現場担当者から、出力時の色調整がしっかりできるのでとても使いやすいという声が上がっています」。
「ColorPainter用RIPを使うことにより、オペレーター自身が色の配合について正しい知識を持ち、自ら制御を行うようになったので、仕上がりのレベルが上がりました。」(問可氏)。その結果、色にこだわるクライアントが同社を指名してイベントを開催することもあるという。

日本市場を熟知した、国内メーカーならではの開発・サポート力も評価

問可氏は「開発している人の顔も見たい、メンテナンスやサポートを担当する人の顔もきちんと見えるメーカーを選びたいという希望はありました。また、こちらの要望にどれぐらい対応してもらえるのか、ということも選定のポイントでした。」と語る。
同社はこの種のプリンターを使用する企業の中でも、非常に出力ボリュームが高く、全国5拠点で多くの大判プリンターが稼動している。「M-64sは当社のように出力ボリュームがある現場にはぴったりです。これは、国内市場の状況をしっかり把握・理解しているメーカーならではだと思います」(問可氏)
このことは稼働率の高さにも表れていると問可氏は評価している。高速かつ高品質な出力、そして低臭インクの対環境性、高い稼働率は、シミズオクトの製作現場に大きな変革をもたらし、トータルでのコスト削減、そして従業員の労働環境改善を実現した。今後も大型装飾の出力業務に高い信頼性で応えるM-64sは、シミズオクトの事業に大きく寄与するだろう。

Corporate Profile 株式会社シミズオクト様

昭和7年(1932年)の創業以来、舞台美術や施設管理、警備業務など、イベントに携わる「プロフェッショナルな裏方」としてコンサート、展示会、博覧会、野球・サッカーの公式試合、各種国際大会等、様々なイベントの快適性や安全性をサポートし感動を創る「場」を支え続ける。

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