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社会福祉法人 恩賜財団 済生会支部茨城県済生会 水戸済生会総合病院様


高額な専用レセプトプリンターを廃止し、A4モノクロ機の分散印刷で運用。5年間無償保証で修理コストも劇的に低減
左:事務次長兼医事一課長 兼 システム情報管理室長 加倉井 寛寿 氏/右:システム情報管理室 主任 川又 美保子 氏
社会福祉法人 恩賜財団 済生会支部茨城県済生会 水戸済生会総合病院様
1957年、茨城県水戸市に茨城診療所として開設。1964年に現名称に改称し、1984年に現在地に移転新築。早くから最新の設備を整え、地域の医院・診療所などとの連携を取りつつ中核病院として高度な医療を提供し、地域医療に貢献し続けてきた。さらに、順次救急救命センターや総合母子周産期センターを有するほか、茨城県ドクターヘリの基地指定を受けるなど、救急医療にも力を入れている。472床。
地域に密着した高度医療の提供と救急医療への貢献を二本柱に掲げ、水戸医療圏の中核病院として長年、絶大な信頼を寄せられている水戸済生会総合病院。同病院では、月末に大量の連続印刷を行うレセプト印刷用プリンターに不具合が頻発し、業務に大きな支障を来していた。そこで電子カルテ導入を機に、レセプト印刷用プリンターをOKIデータの「COREFIDO B432dnw」に入れ替え。7台のプリンターで分散印刷を行うことで作業時間を大幅に短縮するとともに、「5年間無償保証」により修理コストの削減にも成功している。

レセプト印刷用プリンターで紙詰まりが頻発

水戸済生会総合病院では、従来、レセプト印刷用のプリンターに大きな悩みを抱えていた。毎月、月末に2万枚から2万5000枚のレセプトを一気に印刷する際、当時その作業専用に使っていた3台の大型A3レーザープリンターが、頻繁に紙詰まりを起こしていたのだ。
「紙詰まりのたびに作業が止まってしまうし、構造が複雑で内部から紙を取り出すのもひと苦労。無理に取り出そうとして故障することもしばしばでした。3台のうち1台が故障すると作業効率が格段に落ちる。レセプトの印刷は通常業務終了後に開始するのですが、早くても22時頃まで、時には翌朝までかかってしまうこともありました」と、事務部次長兼医事一課長兼システム情報管理室長の加倉井寛寿氏は振り返る。
故障が起きるとメーカーの保守員を呼ぶが、そのたびに別途修理代がかかり、しかも高機能機だけに部品代も高い。
「早く直してもらうためにクイック修理を依頼するとさらに費用が上乗せされ、結局、数回故障が起きると新しい高機能プリンターが1台買えるくらいの金額になっていました。しかも、それでも当日には直らず、翌月のレセプト印刷に使えるようにするために直すような状態。何とかしなくてはならないと思っていました」

レセプト印刷用だからといって高機能なものは必要ないと判断

そこで同病院では、電子カルテの導入に合わせて、プリンターを全面的に入れ替えることを決意。複数のメーカーのプリンターを比較検討した結果、レセプト印刷用にはOKIのA4モノクロプリンター「COREFIDO B432dnw」を7台、導入することとした。
「電子カルテのベンダーなどから提案されたレセプト印刷用プリンターは、A3対応の高機能なものでした。レセプト印刷にはそこまでの機能は必要ありません。高価なプリンターが少数あるよりも、手頃な価格でA4印刷がしっかりできるプリンターを多く導入したほうが利便性が高いと判断したのです」とシステム情報管理室の川又美保子氏は語る。
故障時の突発的な修理費用に悩まされていただけに、COREFIDOの5年間無償保証も魅力だった。また、事前に導入対象機を貸し出してくれたことも選定の大きな決め手になったという。
「OKIの営業さんに相談してみたところ、検証用の機器を実際の環境で長期間使わせてくれました。おかげで紙詰まりはしないか、レセプトの大量連続印刷に耐えられるかを充分に検証できました。構造がシンプルで、メンテナンスが容易なこともわかりましたね」(加倉井氏)

レセプト印刷にかかる時間が半減突発的な修理コストもなくなる

2016年10月、電子カルテの導入とともに、レセプト印刷に「B432dnw」を使い始めた。実際に使ってみて驚いたのは、とにかく紙詰まりが起こらないことだという。
「使用開始から8カ月、毎月レセプトの大量連続印刷を行っていますが、紙詰まりがほとんどありません。おかげで従来は4時間かけて行っていた印刷が、2時間で終わるようになりました」と川又氏は笑顔を見せる。
各診察科のレセプトを7台の「B432dnw」に割り振って分散印刷しているのも作業時間短縮の要因の1つだ。「仮に7台のうち1台が故障しても、残りの6台で作業を続行できるので、リスクヘッジにもなります。また、従来、レセプト印刷用プリンターは、月に1度のその作業専用でしたが、現在はそれ以外の通常の病院業務にも用いるようになり、無駄がなくなりました」と加倉井氏。5年間無償保証によって突発的な修理コストがかからなくなったことも、大きな安心感につながっている。

業務に何が必要かを見極めて自由なプリンター選びを

レセプト印刷用以外のプリンターについても全て「COREFIDO」に入れ替えた。病棟、外来窓口、診察室ではレセプト印刷用と同じ「B432dnw」が114台、薬剤部、輸血部門、内視鏡室ではA4カラーLEDプリンター「C511dn」が各1台、看護部、栄養科ではA3カラープリンター「C811dn」が各1台、システム室ではカラーLED複合機「MC863dnw」と、計120台以上が配置され、それぞれの業務に合わせて活用中だ。
「B432dnwはコンパクトさも魅力。以前診察室などで使っていたプリンターはA3対応の大きく重いもので、紙詰まりや故障が起きた時に簡単に引き上げができませんでした。デスクの上に設置できるのも、出力をすぐ取りやすいと医師に好評です」と川又氏。また、カラープリンターやカラー複合機の印刷 クオリ ティーも充分満足のいくもの。特に内視鏡レポートのような粘膜や患部の色で判断するものについては見たままの色が出ることが重要だが、その点もきちんと満たしているという。
「プリンターは、つい電子カルテのシステムベンダーが勧めてくるものをそのまま導入しがち。しかし、もっと自由な視点から、自分たちにとって何が本当に必要かを見極めて選択することで、業務効率・コストの両面から大きな効果を得られると実感しています」と加倉井氏。電子カルテ導入でプリンター選択の重要性はいっそう高まることになるだけに、この加倉井氏の言葉は傾聴に値するだろう。

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