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プレスリリース

2014年7月10日

沖ウィンテック株式会社
沖電気工業株式会社

あべのハルカスに国内最大級の大規模エネルギー管理システムを納入

エネルギー使用状況「見える化」で、管理者と入居者による省力化を実現


あべのハルカス(外観)

OKIグループの電気工事、電気通信工事を主とする会社であるOKIウィンテック(社長:紀陸 保史、本社:東京都品川区)は、このたび近畿日本鉄道株式会社(社長:小林 哲也、所在地:大阪市天王寺区、以下 近畿日本鉄道)が所有する日本一の超高層複合ビル「あべのハルカス(所在地:大阪市阿倍野区)」へ、省エネソリューション「SEEMS®」のビル管理システムをベースとした大規模エネルギー管理システム「阿倍野エリアエネルギーマネジメントシステム(以下、A-EMS)」を構築し納入しました。本システムの全体設計および開発はOKIウィンテックが行い、現地でのエンジニアリング作業は協和テクノロジィズ株式会社(社長:勝矢 善弘、本社:大阪市北区)が行いました。

「A-EMS」は、あべのハルカスに入居している百貨店・オフィス・ホテル・美術館など、利用形態の異なるテナントや施設全体で約3万点にもおよぶ各設備のモニタリングを実施することにより、エネルギー管理者と入居者は各所のエネルギー使用状況をリアルタイムに把握し、各設備で最適な運用を行い、あべのハルカス全体のエネルギー省力化に寄与します。

近畿日本鉄道ではあべのハルカスの建設にあたり、自然エネルギーの光と風をビル全体に活用して大幅な環境負荷低減を行う省エネルギービルを目指しました。そのため、地上60階・地下5階にわたる各種テナントや施設各所のエネルギー利用効率化を図るため、ビル全体のエネルギーを管理するシステム「A-EMS」の構築を検討していました。同システムは各設備メーカーの先進技術を取り入れるためマルチベンダー対応が必要であるとともに、国内最大級の大規模システムとなるためいかに低コストで構築するかが課題でした。このような中、管理点数が15万点におよぶ大規模ビル管理システムをオープンシステムで構築し、インターネットを利用した情報配信が可能なビル管理システムの開発実績などが評価され、OKIウィンテックが「A-EMS」の構築業者として採用されました。

OKIウィンテックは、省エネソリューション「SEEMS」のマネジメントサービスで培ったビル管理システムのノウハウをベースに「A-EMS」を構築しました。本システムでは、通信プロトコルにBACnet(注1)を採用して設備ベンダー11社のICONT(注2)と接続し、管理点数約3万点におよぶ百貨店・オフィス・ホテルなどビル全体の各テナント設備のエネルギー使用状況のモニタリングを行い、リアルタイムにデータを収集して一元管理するほか、入居テナント支援システムのエコインフォメーション機能により、テナント入居者もインターネット経由で収集データへアクセスすることを可能としました。これにより、エネルギー管理者側だけでなく、入居者側でも「見える化」を実現しています。入居者側で契約時間外以外の空調運転や照明の照度・色温度などの変更も可能となり、より効率的にビル全体の省エネ・CO2削減を実現します。

OKIウィンテックでは、今回の導入を踏まえ2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた首都圏の再開発市場、リニューアル市場への参入を積極的に展開していきます。

OKIウィンテックのビル管理システム

  • 省エネルギーの最適管理のためのBEMS機能を標準搭載

    電力使用のピーク時のデマンド抑制はもちろん、収集/蓄積したデータを解析し、統計的に省エネやエコ化推進をサポートする機能が充実しています。

  • システムは国際標準に準拠した汎用製品による柔軟な構成

    汎用のPC・サーバー、ネットワーク機器を採用したオープンシステムを採用し、業界標準のBACnet、LONWORKS®(注3)などの通信プロトコルにも標準対応したマルチベンダー対応の拡張性や保守性に優れたシステムを提供します。

  • 中・小規模から大規模ビルまでの豊富な実績

    管理点数が百数十点程度の中・小規模なものから15万点におよぶ大規模なものまで、多くのビル管理システムの納入実績があります。

  • 設計・構築から保守までをワンストップで提供

    設計・製造・施工・運用支援・保守サービスまでをワンストップで提供しお客様の窓口を一本化し、お客様の負担を軽減します
    カスタマサポートセンターが24時間365日サポートします。

阿倍野エリアエネルギーマネジメントシステム(A-EMS)構成図

あべのハルカス概要

事業主
近畿日本鉄道株式会社
所在地
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
主要用途
駅、百貨店、オフィス、ホテル、美術館、展望台
延床面積
約306,000m²
階数
地上60階、地下5階
高さ
地上300m
URL
http://www.abenoharukas-300.jp/

近畿日本鉄道概要

社名
近畿日本鉄道株式会社
本社
大阪市天王寺区上本町6丁目1番55号
取締役社長
小林 哲也
資本金
126,476,000,000円(2014年3月31日現在)
設立
1944年6月1日
従業員数
8,095人(2014年3月31日現在)
主な業務
1. 鉄道および軌道の経営
2. 土地、建物の売買および経営
3. 駅構内店舗の経営
4. ホテルの経営
5. 観光娯楽、スポーツおよび文化施設の経営
6. 電気通信事業、有線放送事業等情報サービス業
URL
http://www.kintetsu.co.jp/

OKIウィンテック概要

社名
沖ウィンテック株式会社
本社
東京都品川区北品川1丁目19番4号
社長
紀陸 保史
資本金
2,001,900,000円(2014年4月1日現在)
設立
1960年5月2日
従業員数
621名(2014年4月1日現在)
主な業務
電気通信工事・電気工事、情報通信設備の構築および保守
URL
http://www.okiwintech.co.jp/

用語解説

  • 注1:BACnet(Building Automation and Control Networking protocol)

    ビル制御のネットワークの標準規格された通信プロトコル。空調、電気、照明など各設備メーカー固有の仕様であっても共通インターフェースを介することで全て接続し、監視する。

  • 注2:ICONT(Intelligence Controller)

    BACnet通信とローカルデバイスの通信をインターフェースするインテリジェントコントローラの一般名称。ICONTは、従来の上位から下位までのすべてを単一メーカーで構築するビル管理システムではなく、BACnet通信によるメーカーにとらわれない接続性をもつマルチベンダー形のビル管理システムにおいて、各ベンダーが提供する様々な通信方式、動作の違いを吸収し上位システムが複雑化することを防ぎ、マルチベンダーによるメリットを最大限に引き出す。

  • 注3:LONWORKS

    アメリカのエシェロン社が開発したネットワーク技術で、設備の知的分散制御を行う技術。主に、ビル設備管理のオートメーション、産業設備のオートメーション、エネルギーの監視・制御などの設備制御オートメーションシステムなどにおいて用いられる。LONWORKSは、オープンシステムであるため、センサー、制御ユニット、手元スイッチ、監視装置などの制御システムに繋がる機器のマルチベンダー化が可能となる。そのため、様々なメーカーの制御機器の中から利用者や設計者が機器を選択し、組み合わせることによって最適な制御システムを構築することができる。

  • 沖電気工業株式会社と沖ウィンテック株式会社は、通称をそれぞれOKI、OKIウィンテックとします。
  • SEEMSは、沖ウィンテック株式会社の登録商標です。
  • LONWORKSは、米国エシェロン社の登録商標です。
  • その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
OKI 広報部
電話:03-3501-3835
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
OKIウィンテック マーケティング本部 事業推進部
電話:03-3740-2198
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