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プレスリリース

2014年3月5日

業界最高性能のパケット転送処理機能を実現したセッションボーダーコントローラー「CenterStage® NX3200」を発売

10Gbpsに対応し、通信事業者間VoIP接続におけるPSTNレベルの品質・信頼性・コストを実現


CenterStage NX3200

OKIは、このたび10Gbpsに対応し、業界最高のパケット転送処理機能を実現した通信事業者向けセッションボーダーコントローラー(以下SBC)(注1)「CenterStage®(センターステージ)NX3200(以下「NX3200」)」を本日より販売開始します。「NX3200」は、当社従来機の2倍にあたる1装置最大64,000同時接続(注2)が可能で、最大通信接続時の転送遅延(注3)を20µSecに抑えることを実現しました。本装置は、国内外の通信事業者で今後通信量増大とともに本格化するVoIP(注4)サービスの受け渡しを品質、信頼性を損なうことなくスムーズに行うことを可能とする最適の装置です。

通信事業者においては、一般消費者と企業向けの両市場でのスマートフォンの急速な普及や、クラウドサービスの浸透にともない、通信量増大への対処が大きな課題となっています。また移動網においても、高速無線化実現に向けて、音声のLTE(注5)への移行のためのVoLTE(注6)が進められています。さらに、通信事業者間の音声通信の受け渡しは、既存の公衆電話交換網(PSTN(注7))を介した通信から、VoIP網へと徐々に移行しつつあります。したがって将来は、このような複数の通信事業者を介した通話はすべてVoIP利用となることが想定されます。

PSTNは堅牢な構成を持ち、大容量の通話量を極めて高品質・高信頼に実現しており、従来のSBCではPSTNと同等の高品質・高信頼性を保つことは非常に困難でした。これは、多くのSBC商品がベースとしてきた従来のルータやスイッチなどでは、音声品質の確保や、大容量セッションの処理ができなかったことによります。また、大容量化にともなう導入・運用コストの増大も課題となっていました。

OKIは、キャリアグレードのスケーラビリティと信頼性で通信事業者から高い評価を得てきた従来機の性能をさらに向上させ、業界最高性能を有するパケット転送機能を持つブレードを開発して搭載し、このたびの「NX3200」を実現しました。物理インターフェースも、従来の1Gbpsインターフェースに加え、今後の事業者間相互接続の大容量化に備えて10Gbpsインターフェースも用意しました。これらの機能強化により、さまざまな規模の事業者間でのスムーズな相互接続が可能となり、かつ、PSTN同等の高信頼性・高品質を低コストで実現します。

OKIは、今後もさらに通信事業者のニーズを反映した「CenterStageシリーズ」のラインアップを拡充していきます。

販売計画

価格
ネットワーク構成、収容加入者数によって異なります。
出荷時期
2014年4月
販売目標
今後3年間で100台(うち海外30台)

「CenterStage NX3200」の特長

  • 1Gbpsインターフェースに加え10Gbpsインターフェースを選択することができ、通信事業者間相互接続に必要なスケーラビリティを確保。
  • 1装置で最大64,000同時接続の通信を実現(当社従来機種の約2倍)。
  • 転送遅延を最大容量の通信時にも20µSecに抑えることを実現。

用語解説

  • 注1:セッションボーダーコントローラー(SBC:Session Border Controller)

    IMS(IP Multimedia Subsystem)網間の接続装置。SIP(Session Initiation Protocol)の差分吸収や、メディアのコンバージョンなどを行うことで、異なる事業者のIMS網間の端末間の通信を可能とする。たとえば、携帯端末と、PC端末間でのTV電話実現時に、お互いが利用しているコーデックがそのまま利用可能となり、シームレスに映像を送受信できる。

  • 注2:同時接続

    音声・映像・データ端末間で通信を行う際に、端末間で接続処理は必要となる。その間に介在するSBCも接続処理(通信品質の確保、不正通信の遮断など)を行うが、この処理を同時に大量の通信に対して行うことが必要となる。同時接続とは、一度にこの接続処理を実行可能な最大数のこと。

  • 注3:転送遅延

    音声を転送する際に、網側の処理により発生する遅延。転送遅延が大きいと、通話の品質が劣化するという問題が発生する。特にコーデック変換での転送遅延は大きいため、品質劣化の要因として課題となっていた。

  • 注4:VoIP(Voice Over Internet Protocol)

    IPネットワーク上で音声通信を行うための仕組み。

  • 注5:LTE(Long Term Evolution)

    新たな携帯電話の通信規格。移動網の標準化団体である3GPP(Third Generation Partnership Project)によって標準化され、2010年よりサービスが開始されている。LTEで音声を流す規格も3GPPにて標準化されており、VoLTE(Voice over LTE)と呼ばれ、2012年よりサービスが開始されている。

  • 注6:VoLTE(Voice over LTE)

    LTE上で音声通話をデータ通信(パケット通信)として提供する方式のこと。

  • 注7:PSTN(Public Switched Telephone Networks)

    従来の公衆電話交換網のこと。IPによるVoIPに移行しつつある。

CenterStage関連紹介サイト

  • 沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
  • CenterStageは、沖電気工業株式会社の登録商標です。
  • その他、記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
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電話:03-3501-3835
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通信システム事業本部 キャリアシステム事業部マーケティング部
電話:048-420-7059
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