2012年11月6日
株式会社沖データ
沖電気工業株式会社
欧州で白トナー搭載のカラーLEDプリンタを新発売
欧州デザイン市場に初めて白トナー搭載のカラーLEDプリンタを投入

OKIグループのプリンタ事業会社OKIデータ(社長:平本隆夫、本社:東京都港区)は、このたび欧州のデザイン市場向けに初めて白トナーを搭載したA3カラーLEDプリンタおよびA4カラーLEDプリンタの販売を開始しました。今後、さらに各国のデザイン市場に販売を広げ、ワールドワイドで年間3,000台の白トナープリンタの販売を目指します。
白のインク・トナーを搭載したプリンタは、主に小規模なプリント・ショップでのTシャツや布製のバックなどへの転写印刷用に、オンデマンドで使われます。従来、白色印刷は、高価で大型なインクジェットプリンタや昇華型熱転写(注1)プリンタ、布へ直接印刷するシルクスクリーン印刷やダイレクトプリンタなどで対応していたため、価格や設置場所、オペレーションの難しさなどが課題になっていました。

2011年にOKIデータは、トナーをベースにした白印刷対応のA3カラーLEDプリンタを開発し、米国の転写プリント市場を中心に好評を得ています。米国での評判が高かったことからこのたび、欧州での販売を決定しました。欧州ではA3カラーLEDプリンタだけではなく、設置スペースの限られるプリント・ショップで要求の高いA4プリンタ開発・発売することで、よりお求め易いプリンタを提供し、幅広いユーザーに訴求していきます。

Tシャツや布製のバックなどへの転写印刷は、転写紙へカラーでイラストを描き、最後に白色を印刷してフィルムを綿やポリエステル素材に熱転写します。専用の転写紙を利用することで、布以外にもマグカップなどの陶器や金属プレートなどにも転写できます。最後に白色を印刷することで、生地や素材の色に影響されることなく、イラストの色をきれいに再現することができます。OKIデータの白トナー対応プリンタは、通常のトナーCMY(シアン・マゼンタ・イエロー)に白トナーをプラスし、K(ブラック)トナーで印刷していた黒をCMY混色で表現することで、転写フィルム印刷に最適な、高品質・高画質なフルカラー印刷を実現しています。
A4カラーLEDプリンタ「C711WT」とA3カラーLEDプリンタ「C920WT」は、600dpiの高画質LEDプリントヘッドを搭載しており、最大32階調を実現するOKIデータ独自のVDC(Variable Dot Control)技術(注2)と色再現性に優れたマイクロファインHDトナーの採用でCMYでのカラー色再現域を保持しています。また、用紙に負荷をかけないフラット・ペーパーパス方式を採用しており、布製プリント用の転写紙の対応力にも優れており、転写紙印刷モードで「C711WT」は最大カラー毎分8枚(注3)、「C920WT」は10枚(注3)のプリント速度となっています。
OKIデータは、欧州の主要地域における販売強化を図っており、プロモーションや営業人員を強化するほか、LEDの特長を活かしたユニークなソリューションを展開することで、プリンタ・複合機の拡販を加速します。当社はカラーページプリンタの開発当初より、小型でありながら高機能を実現する独自のLEDプリンタ技術にこだわった、高性能プリンタの開発と普及価格の実現を進めてまいりました。今後も欧州市場のニーズにあった商品・ソリューションを開発し、提供していきます。
- 注1:インクリボンの昇華性染料インクを熱した印字ヘッドによって専用のコート紙に熱転写する。
- 注2:ヘッド部の可変的な電気制御技術によって、1ドットあたりの階調数を従来の2階調から32階調へ高め、豊かな階調表現を可能にした新技術。
- 注3:プリンタドライバ画面でTransparencyモード(OHPモード)に設定した場合。
- 沖電気工業株式会社、株式会社沖データは、通称をそれぞれ「OKI」「OKIデータ」とします。
- 記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
- 本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
- OKI 広報部
電話:03-3501-3835
- ※各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
