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プレスリリース

2012年9月18日

キャリアグレード・コミュニケーションシステム「CenterStage® NXシリーズ」のラインアップを拡充

緊急時対応・IPデータ膨大化に応え、緊急通報システムおよび高機能メディアサーバーを追加

OKIは、通信事業者向けのキャリアグレード・コミュニケーションシステム「CenterStage®(センターステージ)NXシリーズ」に、110番、119番などの緊急通報の通信制御を行う緊急通報システム(注1)「CenterStage NX-ECS(以下 NX-ECS)」と、留守番電話や音声自動応答サービスなどに適用可能な高性能メディアサーバー(注2)「CenterStage NX3600(以下 NX3600)」の2機種をラインアップに追加し、本日より販売を開始します。

ラインアップ構成図

IP電話(注3)サービスは普及期から安定期に移行しつつあり、アナログ電話サービスは全面的にIP電話に置換わる時代を迎えようとしています。また、昨年の東日本大震災などを契機に、自然災害時に備え通信設備関係の法令が改正され、通信ネットワークの緊急時リスク分散が必要となっています。さらに、音声・映像コンテンツなど通信事業者の扱うデータ量の膨大化に対応できる高性能・高信頼なシステムが求められています。OKIでは、このような時代の要求に応えるべく、今回「CenterStage NXシリーズ」に「NX-ECS」と「NX3600」をラインアップに追加しました。

緊急通報システム「NX-ECS」について

昨年の東日本大震災などを契機に、自然災害時の通信インフラへの影響を考慮した、電気通信設備についての法令の見直しが行われました(総務省による通信事業者の基幹的な電気通信設備について複数の地域に分散して設置を求める法令(事業用電気通信設備規則)が今月、改正・施行)。これにより、通信ネットワークの設備構築については緊急時リスク分散が必要となり、通信事業者は緊急通報システムの追加や更改が必要となりました。

緊急通報システム「NX-ECS」は今回の事業用電気通信設備規則の改正にも対応し、システムを2拠点に地理的に分散設置することで、万一、一方の拠点で災害が発生した場合においても緊急通報サービスを継続して運用することを可能としています。また、「CenterStage NXシリーズ」で既に多くの稼動実績を誇る、OKI独自開発の「CenterStage HAミドルウェア(注4)」を採用し、システムの自動故障検知機能や万が一のトラブルからの自律復旧機能を備え、万全な安定稼動対策を施しています。さらにOKIは、高機能消防指令センター(注5)「OFITS®シリーズ」の長年にわたる豊富な納入実績にともなう技術ノウハウも保有し、緊急通報システムの新設や更改時にも円滑な導入をサポートすることが可能です。

高機能メディアサーバー「NX3600」について

音声・映像コンテンツなど膨大なデータ量を扱う次世代IPネットワークの運用に不可欠なメディアサーバーには、これらの大容量かつ堅牢なメッセージングサービスを提供する上で、高性能・高信頼なシステムが望まれています。

このたび新たに開発した「NX3600」は、豊富な採用実績のあるOKIの高性能HMPソフトウェア(注6)「eおと®エンジン for Server」(注7)を採用し、コストパフォーマンスに優れたソフトウェアメディアサーバーです。従来の専用ハードウェア製品では困難な、接続チャネル(回線)数のスケーラビリティの高さや、固定/携帯電話系の各種メディアコーデック(注8)の柔軟なサポートを実現し、またクラウド基盤上での運用も可能としています。さらに、「CenterStage NX5000」シリーズおよびサードパーティ社製各種アプリケーションサーバーと連携することにより、各種アナウンス、留守番電話サービスなどの音声蓄積、音声自動応答(IVR)および電話会議サービスなど、各種次世代IPネットワークに必要不可欠なサービスを提供できます。

OKIは、黎明期より長年にわたりIP電話技術をリードしてきた豊富な実績をもとに、安心・安全な次世代IPネットワークサービスの進展に貢献すべく、今後も新商品の継続的な開発に注力し、通信キャリア市場向けに「CenterStage NXシリーズ」を積極的に販売していきます。

販売計画

標準価格
両システムともに、個別見積もり
出荷時期
2012年9月18日
販売目標
NX-ECS:今後3年間で5システム
NX3600:今後3年間で30システム

緊急通報システム「NX-ECS」の主な特長

  1. 次世代IPネットワークでもPSTN(公衆電話網)と同等の緊急通報制御機能を実現
    • 加入者からの緊急通報呼(110,119,118番)を受付け、適切な緊急通報機関を選択し、通報機関への呼接続および通報者の位置情報などの通知を行う
    • 緊急通報呼の通話中に通報者側が終話しても呼切断せず(保留)、緊急通報システムより通報者側端末に発呼を行う(通報者への折り返し発呼)
  2. 輻輳制御機能や充実した試験機能および自動故障検知機能の搭載による万全な予防保全
  3. 装置単位での冗長構成と2拠点運用構成を標準で提供し万全な故障対策
  4. OKIの「CenterStage HAミドルウェア」による高可用プラットフォームをベースとして、2重化構成により1拠点のシステム単体でも高い信頼性と保守性を実現

高機能メディアサーバー「NX3600」の主な特長

  1. ソフトウェアによるメディア処理により、高性能、低遅延を実現
  2. OKIの「CenterStage HAミドルウェア」による高可用プラットフォームをベースとして、N+1重化構成により高い信頼性と保守性を実現
  3. 標準プロトコルの採用:SIP(RFC3261)、Netann(RFC4240)、MSCML(RFC5022)
  4. 豊富な標準コーデック、コーデック追加にも柔軟に対応可能
  5. 適用可能サービス:各種網内トーン、固定/可変アナウンス、音声自動応答(IVR)、留守番電話(音声蓄積)(電話会議については今後対応予定)

用語解説

  • 注1:緊急通報システム(ECS:Emergency Call System)

    通信事業者が保有する緊急通報システムを指し、電話による緊急通報受理機関(警察、消防、海上保安)へ通報を行うシステムのこと。固定IP電話による緊急通報においても、通報者の位置情報などが各機関へ通知される機能が備わっている。

  • 注2:メディアサーバー(Media Server)

    音声などの各種メディア処理を行うサーバーを指す。通信事業者の保有するメディアサーバーには、各種アナウンス再生や通話録音、会議機能などが備わっている。

  • 注3:IP電話

    音声をIP(インターネットプロトコル)を用いて送受信する仕組みを用いた電話サービスの一種。通信事業者がサービスを提供する固定IP電話には、050番号で始まるものと、0AB~J番号(例:03-3501-3835)の2つが代表的だが、近年ではスマートフォンなどのアプリケーションによりIP通話が可能なものも広く浸透している。

  • 注4:CenterStage HAミドルウェア(HA:High Availability)

    「CenterStage NXシリーズ」向けにOKIが開発した高信頼性を確保するミドルウェアプラットフォーム。サーバー2重化(クラスター化)による冗長構成を基本とし、局用交換機同等の高水準の可用性を実現している。

  • 注5:指令センター

    警察(110番)、消防(119番)、海上保安(118番)それぞれの緊急通報先に設置される指令台システムを指す。OKIでは高機能消防指令センター「OFITSシリーズ」(指令台システム)を製造、販売している。

  • 注6:HMPソフトウェア(HMP:Host Media Processing)

    汎用サーバー上で音声や映像などのメディア処理を実現したソフトウェア。

  • 注7:eおとエンジン for Server

    「eおと」は、従来の電話を超える臨場感ある通話を実現するOKIの音声信号処理技術の総称。携帯電話、IP電話機、PC、スマートフォン、デジタル家電の端末およびサーバーなど、各種プラットフォームへの搭載が可能。eおとエンジン for Serverは「eおとエンジン」シリーズのラインアップの1つ。
    商品紹介サイト

  • 注8:コーデック(Codec)

    音声や映像データをディジタルデータとして符号化する方式を指し、非圧縮や圧縮など様々な方式が存在する。

  • 沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
  • CenterStage、OFITS、eおとは、沖電気工業株式会社の登録商標です。
  • その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部
電話:03-3501-3835
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
通信システム事業本部 キャリアシステム事業部マーケティング部
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