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プレスリリース

2011年6月6日

国際標準IEEE802.3baに準拠した100Gbps対応のネットワークを構築

「Interop Tokyo 2011」の「ShowNet」におけるバックボーンネットワーク構築に参加

OKIは、このたび波長多重伝送技術をはじめ長年培ってきた独自の各種伝送技術を活かし、イーサネットの国際標準IEEE802.3ba(注1)に準拠した100Gbps対応のネットワーク構築をNTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)の協力のもと実現しました。本ネットワーク構築では、IETFが規定している「RFC2544」(注2)試験のほか、100Gbps光特性における各種伝送試験(注3)を行い、100Gbpsへの対応が可能なネットワーク品質としました。なお、今回OKIが構築したネットワークは、2011年6月8日から10日まで幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2011」の「ShowNet」(注4)において、会場とインターネットをつなぐNTT Comのバックボーンネットワークとして運用されます。

クラウドサービスの広がり、携帯電話でのLTE(注5)サービスの開始といった通信サービスの多様化やマルチメディア配信など通信コンテンツの増大により、ネットワーク全体のトラフィック量は急速に拡大し、ネットワークの大容量化は喫緊の課題といえます。このネットワークの大容量化にあたっては、高速・広帯域化および波長資源の有効活用のほか、広域接続を前提としたサービス収容インターフェースの標準規格化が重要となります。このような状況のなか2010年6月には米国電気電子学会(IEEE)により、通信速度100Gbpsおよび40Gbpsのイーサネット国際標準規格として「IEEE802.3ba」が標準化されました。

OKIは、このような市場環境に着目し、長年培ってきた波長多重伝送や超高速伝送の技術と、信頼性評価の経験を活かし、商品トレンド分析・評価を実施してきました。今回、これらの取り組みの結果、高速・広帯域を実現するネットワークの伝送装置として日本シエナコミュニケーションズ株式会社(以下、シエナ)の次世代光伝送装置「ActivFlex 6500®」(注6)を採用し、「ShowNet」においてNTT Comが運用するバックボーンネットワークとして「IEEE802.3ba」に準拠した100Gbps対応のネットワーク構築を実施しました。

また、本ネットワーク構築においては、光受信耐力や波長分散耐力、偏波モード分散耐力、偏波依存性損失、信号対雑音などの各種伝送特性について評価を行うとともに、アンリツ株式会社(以下、アンリツ)の小型40/100Gアナライザ「MD1260A」(注7)を用い、スループット・誤り率・遅延時間を評価する「RFC2544」評価試験も実施し、実運用へ適用可能なネットワーク品質としました。

OKIは、今回の「ShowNet」での運用実績を踏まえ、ネットワークサービス事業者の課題である、効率的なトラフィック伝送、運用・設備コストの削減、省電力化を実現する100Gbps対応のネットワーク構築を提案していきます。

ネットワーク構成図

用語解説

  • 注1:IEEE802.3ba

    米国電気電子学会(IEEE:The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)が定めるイーサネット規格。通信速度100Gbpsおよび40Gbpsのイーサネット仕様として2010年6月に標準化された。IEEE802.3baには8種類の規格があり、通信事業者のバックボーンやデータセンター内など様々な接続形態に対応可能。

  • 注2:IETFが規定している「RFC2544」

    所定の法人格を持たず、ボランティア活動によって成立している活動体でインターネットに関連する技術の標準化を促し、インターネットの円滑な運用を図っている国際的組織(IETF:Internet Engineering Task Force)から公開されている、ネットワーク装置のベンチマークテスト方法。

  • 注3:100Gbps光特性における各種伝送試験

    通信関連の標準化を定める国際機関(ITU-T:International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)の規格を意識した、100Gbpsの光伝送区間における光特性試験(光受信耐力試験、波長分散耐力試験、偏波モード分散耐力試験、偏波依存性損失試験、信号対雑音試験)。

  • 注4:ShowNet

    Interop Tokyo 2011」の会場内に巨大なネットワークを構築し、実際に運用するデモンストレーションネットワーク。

  • 注5:LTE(Long Term Evolution)

    次世代携帯通信規格の一つ。光ファイバー並みの回線速度を携帯電話のパケット通信で実現する規格。

  • 注6:ActivFlex 6500

    ライン側インターフェースにデジタルコヒーレント技術を採用し、独自FEC技術(誤り訂正)、DP-QPSK変調、FDM多重により、他社に先駆けて、大容量、低遅延、長距離伝送を実現している次世代光伝送装置。
    「日本シエナコミュニケーションズ株式会社」紹介サイト
    「ActivFlex 6500」紹介サイト

  • 注7:MD1260A

    40/100G伝送装置の製造やネットワークの建設用途に適したオールインワンタイプの小型40/100Gアナライザ。
    「アンリツ株式会社」紹介サイト
    「MD1260A」紹介サイト

  • 沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
  • ActivFlex 6500は、Ciena Corporation.における登録商標です。
  • その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部
電話:03-3501-3835
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
統合営業本部 キャリア営業本部 キャリアソリューション営業第二部 第一チーム
電話:03-5445-6274
  • 各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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