2010年7月14日
世界初のZigBee® テレコムサービスプロファイル認証を獲得
携帯電話を利用した地域情報サービスの可能性を拡大

OKIは、このたび次世代近距離無線ネットワーク技術であるZigBee®のアプリケーションプロファイル(注1)の1つ「ZigBeeテレコムサービスプロファイル」に準拠した、位置推定機能と文字情報提供機能を実装したデバイスの開発に成功しました。また、本デバイスは他社デバイスとの相互接続検証も経て、世界初の「ZigBeeテレコムサービスプロファイル」認証デバイスとして、ZigBee Alliance(注2)よりGolden Node(注3)認証を取得しました。
「ZigBeeテレコムサービスプロファイル」は、無線強度を用いた位置推定機能やローカル通信による文字情報提供、課金・決済、ゲームや音声通信などのアプリケーションで使う通信プロトコルのデータ定義などを規定しているプロファイルです。本プロファイルを実現したOKIのZigBeeデバイスを携帯電話などのモバイル端末に搭載させることによって、ZigBeeデバイス間の通信や、さらに3G/4Gネットワークと連携した通信による、エリア間や、エリア内にある物とユーザーを結びつけた情報サービスなどの付加機能を提供することが可能となり、携帯電話を利用した地域情報サービスの可能性を大きく広げます。

OKIは、これまでZigBee Allianceの主要メンバーとして、技術方式の提案をはじめ、仕様策定を審議する作業グループや仕様書作成チーム、相互接続試験に中心メンバーとして参加し、ZigBeeテレコムサービスの仕様策定に貢献を続けてきました。特に、位置ベースの情報提供サービス、モバイル広告、子供・高齢者の安全安心やオフィス・工場での従業員管理のための行動監視、ビル管理やオフィス内機器操作用のマイリモコンなどに応用可能な、位置推定機能や文字情報提供機能に着目して開発を進めてきました。
このたび認証を取得したデバイスは、テレコムサービスプロファイルとしての機能を提供するものです。将来は、複数のアプリケーションプロファイルと組み合わせて新しい機能を提供することによって、より高度なサービスを実現することを目指しています。たとえば、テレコムサービスプロファイルをヘルスケアプロファイルと組み合わせることで、高齢者の状況をデイケアサービスに通知するなど「地域連携安心見守りサービス」が実現できます。また、スマートエナジープロファイルと組み合わせることにより、家庭内での電気使用状況を外部のサーバに伝え、省電力に向けたアドバイス情報を携帯電話で表示する機能を実現できます。OKIは、今後もこれらのテレコムサービスの実現に向けて研究開発を進めていきます。

アプリケーションプロファイルの連携例
用語解説
- 注1:ZigBeeのアプリケーションプロファイル
短距離無線技術規格ZigBeeのアプリケーションレベルでの相互接続性を確保するためのデータやコマンド定義などをまとめた規定。テレコムサービスプロファイルの他に、ホームコントロール機能を提供するホームオートメーションプロファイルや、既にNIST(National Institute of Standards and Technology)でスマートグリッドにおけるHAN(Home Area Network)の標準プロトコルとして認定されているスマートエナジープロファイルなどがあります。
- 注2:ZigBee Alliance
ZigBeeの非営利の標準化団体で、米国カリフォルニア州に本拠を置く。OKIを含め300社以上のメンバーが参加している。
- 注3:Golden Node
最初に相互接続確認のとれたデバイスのこと。
- 沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
- ZigBeeは、ZigBee Allianceの登録商標です。
- その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
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- 広報部
電話:03-5403-1247 - 本件に関するお客様からのお問い合わせ先
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