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プレスリリース

2010年2月22日

沖電気工業株式会社
株式会社OKIネットワークス

OKIネットワークスと九州大学、ハイビジョン手術映像の海外ライブ配信に成功

OKIネットワークスは、このたび九州大学(総長:有川 節夫、所在地:福岡県福岡市)とともに、HD(注1)クラスによる手術映像の海外とのライブ配信実験に成功しました。本実験は、2月8日~10日にオーストラリア・シドニーで開催された「第29回Asia-Pacific Advanced Network(注2)(以下 APAN)会議」メディカルワーキンググループのデモンストレーションとして行われ、当社のIP映像配信システム「OKI MediaServer(注3)」を九州大学病院の遠隔医療システムに接続し、HD手術映像および医療スライド画像をAPAN会場、ソウル大学ブンダン病院(ソウル)、京都第二赤十字病院(京都)に配信しました。映像の配信には、APANのネットワーク回線を使用しました。

九州大学は、アジアを中心とした遠隔医療教育に取り組んでおり、2009年末までに世界24カ国115施設の大学や医療機関と超高速インターネットで接続し、医療カンファレンスや内視鏡手術等の映像配信を行ってきました。しかし、従来の手術映像配信では、DVTS方式(注4)を使用しているため、帯域確保等の問題から、同時配信の拠点数は4-8拠点程度に限られ、また、解像度も標準(SD)サイズにしか対応していませんでした。

九州大学では、従来の課題を克服するために検討を重ねた結果、センターサーバーに国内HD対応のビデオライブラリシステムやIPTVサービスなどの実績で定評のあるOKIネットワークスの「OKI MediaServer」を採用し、国内だけでなく海外への映像配信も含めた実験システムを構築することにしました。今回の実験システムでは、HDサイズの手術映像を九州大学病院内に設置したNTTエレクトロニクスの高性能ハードウェアエンコーダ「HVE9100」によりH.264/AVC(注5)方式で圧縮し、「OKI MediaServer」を経由して国内外十数拠点に向けての同時配信を可能にしています。

受信側ではOKIの高度な映像技術を採用した再生用ソフトウェア「OKI Player」を汎用PCに用いることで、サーバから配信された高精細で細部まで確認できるハイビジョンクラスの手術映像をスムーズに表示することができます。また映像データはサーバでリアルタイムに暗号化して配信し「OKI Player」で復号するため、VPNルーターといった暗号通信装置を用いることなく、患者のプライバシー保護に配慮したシステム構築が期待できます。

OKIネットワークスは、今回の実験結果を踏まえ、映像配信に適したリアルタイム配信技術やネットワーク構築技術をベースに、映像を活用したコミュニケーションインフラを地方自治体や企業に向けて展開していきます。

システム概要

IP映像配信システム「OKI MediaServer」をベースにしてHD対応のエンコード装置を使ったライブ映像配信システムです。各国に設置された端末との間ではユニキャスト(注6)/UDP(注7)で配信しています。

システム構成図

用語解説

  • 注1:HD

    テレビやビデオにおける高解像度映像のことでHigh Definitionの略。BSデジタルや地上デジタル放送をHD放送(ハイビジョン放送)ともいう。これに対し、テレビなどにおける標準的解像度をSD(Standard Definition)という。従来からのアナログ放送(ハイビジョンは除く)やBSデジタルなどが該当する。

  • 注2:Asia-Pacific Advanced Network(APAN)

    1997年に設立されたアジア太平洋地域を結ぶ国際的な実験バックボーン・ネットワークおよびその推進団体で、日本支部 であるAPAN-JPは,総務省、経済産業省、文部科学省、農林水産省、厚生労働省、WIDEプロジェクトが参加して構成しており、ネットワークは、日本がアジアのハブとして機能している。韓国、中国、東南アジア諸国などが日本を経由し、米国とも接続する階層型リンクと、さまざまな個別のリンクとで構成する混合型が基本となっている。日本、中国、韓国、香港、台湾、オーストラリア、シンガポール、インドネシア、マレーシア、タイ、フィリピン、ベトナムが接続している。なお、総会であるAPANミーティングは、半年に1度の割合で開催され、今回で29回目を数える。
    紹介サイト

  • 注3:OKI MediaServer

    IP映像配信システム。代表的な映像配信機能を標準機能として備えており、VODやライブ配信システム、中継・監視システムをはじめ、映像と音声を活用した多彩なシステムを容易に構築できる。「OKI MediaServer」は、この事例のようなCATV局などの放送業務用のサーバとしてだけでなく、ITUなどの標準準拠と大規模化技術を活かし、通信キャリア向けにIPTVサーバとしても使用されている。
    紹介サイト

  • 注4:DVTS(Digital Video Transport System)方式

    DVTSはデジタルビデオフォーマットのデータを無圧縮で伝送するシステムで、使用帯域幅は25-30Mbps。デジタルビデオの画質を損なうことなく滑らかな映像状態を保ったまま伝送することができるが、帯域を削減することが難しいなどの特長をもつ。

  • 注5:H.264/AVC

    H.264は、2003年5月にITU(国際電気通信連合)によって勧告された、動画データの圧縮符号化方式の標準の一つ。従来広く用いられてきたMPEG-2に比べ同じクオリティなら概ね半分程度のデータ量で済むよう改良されている。なおISO(国際標準化機構)によって動画圧縮標準MPEG-4の一部(MPEG-4 Part 10 Advanced Video Coding)として勧告されており、H.264/AVC と表記される。

  • 注6:ユニキャスト(unicast)

    ネットワークにおいて、単一のアドレスを指定し、特定の相手にデータを送信すること。複数の相手を指定してデータを送信することは「マルチキャスト」と呼ぶ。

  • 注7:UDP(User Datagram Protocol)

    インターネットで利用される標準プロトコルのこと。OSI参照モデルのトランスポート層にあたり、ネットワーク層のIPとセッション層以上のプロトコルの橋渡しを行う。映像配信やIP電話の映像・音声データのプロトコルとして用いられる。TCPと比較した場合、転送速度が速い代わりに信頼性は低い。

リリース関連リンク

  • 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称をOKIとします。
  • 株式会社OKIネットワークスは、通称をOKIネットワークスとします。
  • 本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
OKI 広報部
電話:03-5403-1247
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
OKIネットワークス 事業本部サービスプラットフォームビジネスユニット
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本件に関するお客様からのお問い合わせ先(2012年6月30日更新)
(2012年7月1日付、OKIネットワークスのOKI合併にともなう変更)
OKI 通信システム事業本部 キャリアシステム事業部 映像事業推進部
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