2009年10月14日
新型インフルエンザの流行拡大に備え、金融機関のBCPを支援するATM用「係員操作ナビゲーションソフトウェア」を発売
動画ナビを見るだけ、マニュアルなしで簡単にATMの運用操作が可能
OKIは、このたび金融機関の事業継続計画(以下BCP)(注1)を支援するため、自社の主力ATM(現金自動預け払い機)「ATM-BankIT(エーティエム・バンキット)」用の「係員操作ナビゲーションソフトウェア」を開発しました。新型インフルエンザの流行拡大に備え、金融機関にて操作に熟知した人が不在となる場合でも、一般の行員や職員が動画による案内を見るだけでATMを操作・運用できるように、業界に先駆けて実現した新機能です。本日より販売を開始し、金融サービスを提供する社会インフラの一つであるATMの運用継続を支援します。
新型インフルエンザの感染者が増加するなか、国民生活に欠かすことのできない金融サービスを提供する金融機関は、BCPを策定し、事業継続に向けた体制作りを進めています。特にATMは、代表的な顧客接点として金融サービスの中核を担っており、機器操作に熟知した要員が確保できない事態に陥っても、その運用を継続できる態勢の整備が、BCP策定における重要課題となっていました。
これまでATMのメンテナンス作業は、金融機関の中でも専門の担当者が行っており、一般の行員や職員にとって馴染みの薄いものでした。そのため、メーカや機種ごとに操作方法が異なることもあるATMの運用を慣れない担当者が行うことは、金融サービスを継続する上で一つのリスクとなっていました。
今回開発した「係員操作ナビゲーションソフト」では、装置扉の開閉から現金装填や用紙補充といった日常の基本的な運用操作を、その場で動画ガイダンスにより確認できるようにするもので、ATMに関する予備知識のない人でもマニュアルなしで操作することが可能です。これにより、新型インフルエンザの流行などにより、専門の担当者による対応が困難になった場合にも、応援要員への運用移行をスムーズに行うことができ、より柔軟なBCPを策定することが可能となります。
本機能は、既に稼動済みの「ATM-BankIT」にもソフトウェアのインストールにより、稼動現場で機能追加が可能です。また、従来機種である「ATM21B」用には、パソコンで参照可能な「係員操作ナビゲーションソフト」もあわせて提供します。
なお、「ATM-BankIT」では、障害発生時に必要な復旧操作を動画で案内する「障害復旧ナビ」機能を既に搭載しており、今回の係員操作ナビゲーションソフトとあわせて利用することにより、行員や職員の運用負荷をさらに低減することも可能です。
OKIは金融市場向けに向け本製品を積極的に販売していくとともに、ATM商品やその周辺システム、アウトソーシングサービスなどのソリューション通じて、多方面から金融システムの安定稼動の維持を支援し続けていきます。
販売計画
- 販売価格
- 提供形態により個別見積もり
- 出荷時期
- 2009年10月より
- 販売目標
- 販売後1年間で50ユーザ
主な特長
- 誰にでもわかりやすいかんたんな操作
- 業界最大の15インチ画面に動画ガイダンスを表示
- 動画ガイダンスは操作進行に合わせて分割され、何度でも繰り返して再生可能
用語解説
- 注1:BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)
地震やパンデミック、システム障害など、不測の事態による重要業務の中断リスクに備え、中断の発生後、迅速かつ円滑に再開するための手続き、手順、役割などを記載する文書。
- 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称をOKIとします。
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