2009年9月17日
沖電気工業株式会社
株式会社OKIネットワークス
フォーミュラ・ニッポンのドライバーとピット間の通話をIPテレフォニーサーバ「SS9100」によりサポート
NTTドコモとピット内通話システムの実現に向けた実地試験を開始
OKIネットワークスは、このたび株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(代表取締役社長:山田隆持、本社:東京都千代田区、以下ドコモ)がメイン・スポンサーとなるフォーミュラ・ニッポン(注1)の「DOCOMO TEAM DANDELION RACING(以下、DANDELION)」と、IPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE® Server SS9100 TypeM(以下、SS9100)」による、ドライバーとピット間でのピット内通話システム(以下、通話システム)の実地試験を開始しました。また、OKIおよびOKIネットワークスは、ドコモが推進する「F-PROJECT」の主旨に賛同し、「DANDELION」に対しスポンサー協賛を行っています。
ドコモでは、FOMAの通信品質の向上とともに実験成果の新商品への応用などを目的とした「F-PROJECT」を推進しています。本プロジェクトでは、「DANDELION」のフォーミュラマシン(以下、マシン)にFOMAの通信機材を搭載し、最高時速300kmを超える超高速走行や、急加減速、高温、振動といった「過酷条件下」において様々な通信実験を行うことで、通信技術を進化させる先進的な取り組みを進めています。
ドコモでは、既存のフォーミュラ・ニッポン用通話システムの更改を機に、将来的にはIP技術を活用した様々なコミュニケーションなど、顧客に対する多様なサービス提供を視野に入れ、新たな通話システムの導入の検討を重ねていました。その結果、OKIネットワークスの「SS9100」と、3G/無線LANデュアル端末や「Com@WILL®ソフトフォン」など多彩な端末によるユニファイドコミュニケーション(注2)を多くの企業に提供してきた豊富な実績が評価され、導入に向けた実地試験を開始することとなりました。
試験を進めている「SS9100」による通話システムは、ドライバーとピット内にいる監督・エンジニア・メカニックの最大60名がPHS対応のヘッドセットを介して常時接続し、同時に通話するために使われます。OKIネットワークスでは「SS9100」とPHS基地局(IP対応)約20台を、レース毎に会場のピット内に設置し、マシンの走行において実際に通話システムを使って通話を行うことで、電波状況や通話品質などの検証を行っています。
この通話システムには14の通話グループが用意されており、各通話グループでは最大7名が同時に通話できるようになっています。また、これらの通話グループは、監督とドライバーが通話できるグループや、監督からクルーに指示を出すグループなど目的ごとに区分されており、監督・エンジニア・メカニックはヘッドセットのトークスイッチを押下することで、自在な通話グループの切り替えを瞬時に行うことができます。また、マシンとピットとの間はFOMAネットワークで結ばれ、ドライバーはFOMAネットワークを介して通話システムに参加し、監督・エンジニア・メカニックとの通話を行っています。
OKIネットワークスでは、今後も導入に向けた実地試験を継続しつつ、ノウハウの蓄積とソリューション開発を行います。そしてそれらのノウハウを基に企業ユーザに対して、「SS9100」によるユニファイドコミュニケーションの提供を続けてまいります。
なお、「SS9100」による通話システムおよびスポンサー協賛につきましては、10月6日~10日に幕張メッセにて開催される「CEATEC JAPAN 2009」(展示ブース 4ホール 4B08)において、マシン展示とともに走行時の通話デモンストレーションも交えてご紹介します。
構成図

「SS9100」の主な特長
最大20,000ポートを収容可能な、大中規模オフィス向けのIPテレフォニーサーバです。PHSや3G/無線LANデュアル端末などによるFMC(注3)ソリューションや、プレゼンスやテレビ会議など多彩な機能を持つ「Com@WILLソフトフォン」とCTI/SaaS(注4)との連携など、企業のコスト削減や業務効率化に寄与するユニファイドコミュニケーションをご提供します。
用語解説
- 注1:フォーミュラ・ニッポン
世界最高レベルのドライビングテクニックを争う、日本最高峰かつ独自のモータースポーツです。厳しい規格に基づき安全性を確保したうえで、クルマの基本性能を極限まで引き上げたレース専用車両を専属ドライバーが操縦します。日本全国のサーキットを転戦しながら、最高時速300kmを超える超高速走行で順位を競う姿は、日本中の多くのファンを魅了しています。
- 注2:ユニファイドコミュニケーション
さまざまなコミュニケーション手段を、IPネットワークに統合することです。たとえば、音声、映像、会議などの機能をもつソフトフォンによりメールや業務アプリケーションの迅速化を図れます。ユニファイドコミュニケーションの実現は、個人、組織の生産性向上と競争優位に大きく寄与しており、これは、グローバルな潮流となっています。
- 注3:FMC(Fixed Mobile Convergence)
移動体通信(携帯電話やPHSなどのモバイル端末)と有線通信(オフィスの固定電話機)が融合し、いつでも、どこでも連絡が取れるようになる通信サービスです。
- 注4:SaaS(Software as a Service)
ユーザがベンダ(プロバイダ)からソフトウェア提供を受ける際に、必要とするものをIPネットワークを介して利用できるサービスもしくはソフトウェアを指します。
- 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称をOKIとします。
- Com@WILL、CONVERGENCEは、沖電気工業株式会社の登録商標です。
- その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
- 本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
- OKI 広報部
電話:03-5403-1247 - 本件に関するお客様からのお問い合わせ先
- OKIネットワークス 事業本部 プロモーションチーム
電話:048-420-7049
お問い合わせ先サイト
- 本件に関するお客様からのお問い合わせ先(2012年6月30日更新)
- (2012年7月1日付、OKIネットワークスのOKI合併にともなう変更)
OKI 通信システム事業本部 企業ネットワークシステム事業部
お問い合わせ先サイト
- ※各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
