2009年4月28日
沖電気工業株式会社
沖エンジニアリング株式会社
EUの化学物質規制「REACH規則」に対応した製品含有化学物質情報システム「COINServ®-COSMOS-R/R」の販売を開始
業界標準フォーマットのJAMP AIS対応により情報伝達の効率化を実現
OKIは、このたび欧州連合(EU)の化学物質規制である「REACH規則(注1)」に対応した製品含有化学物質情報システム「COINServ®-COSMOS-R/R(コインサーブコスモスアールツー)」を開発しました。本システムは、電気・電子・機械などの製造業向けに、OKIとOKIエンジニアリングから、運用支援も含め、本日より販売を開始します。
2006年7月に施行されたRoHS指令(注2)に続き、2007年6月には、EUにて化学物質を製造、輸入する企業に対し化学物質情報の提供や登録・評価が義務付けられるREACH規則が施行されました。本規則により、部品メーカや組み立てメーカなどEUへ輸出される製品のサプライチェーン全体にわたり化学物質情報を管理する必要が生じています。そのため各メーカは効率的に情報を収集・管理し、伝達することが重要になります。
今回、提供を開始する「COINServ-COSMOS-R/R」は、RoHS指令に加え、REACH規則に適合するために必要な製品が含有する化学物質情報の管理・集計および関連する文書管理を提供します。化学物質情報の入出力には、業界標準フォーマットであるJGPSSI(注3)に加えJAMP(注4) AIS(注5)にも対応しているため効率的な情報伝達を実現します。
また、登録する製品構成情報を「全体構成」「中間ユニット」「梱包材」などの区分で柔軟に編集し、関連付けられるため、REACH規則で要求される適切な製品構成(たとえば梱包材、保守部品等の出荷単位)ごとに含有化学物質量を正確に把握することができます。さらに含有化学物質量の集計は、購入部品の情報のみならず、自社加工で使用する材料についても「材料マスターデータ」で登録・管理ができ、すべての製品構成の集計が可能です。これらにより、製品の設計から製造、出荷の各プロセスにおいて、REACH規則で必要となる情報の一元管理を可能としています。
OKIグループは今後も企業の環境活動を支援し、社会に貢献していきます。
COINServ-COSMOS-R/Rの主な特長
- グリーン調達調査支援機能
- JAMP AIS、JGPSSI調査フォーマット自動生成(JGPSSI新フォーマット対応予定)
- 回答データファイル一括登録、調査・回答状況の進捗管理
- 不使用証明書、分析情報などのドキュメント管理
- 化学物質情報の履歴管理
- 法令適合性評価機能
- 製品構成情報の登録・編集
- 製品含有化学物質の集計
- 法令規制遵守確認(RoHS、REACHなど)
- 顧客への報告支援機能
- JAMP AIS、JGPSSIに準拠した顧客報告レポート作成(JGPSSI新フォーマット対応予定)
- システム連携
- 製品構成情報システム(PDMなど)
- 材料指定パラメータ(CADなど)
- JAMP情報基盤(予定)
- 管理機能
- ユーザ情報、アクセス権制御、ログ情報
販売計画
- 価格
- 標準構成で830万円から(税抜き)
- 販売開始
- 2009年4月28日
- 販売目標
- 今後3年間で100社
システムの概要

OKIエンジニアリング
- 本社
- 東京都練馬区氷川台3-20-16
- 社長
- 北林 宥憲
- 資本金
- 1億円
- 設立
- 1973年12月6日
- 従業員数
- 約150名
- 事業内容
- 電子部品の信頼性評価・環境システム技術などエンジニアリングサービスの提供
用語解説
- 注1:REACH規則
EUにて2007年6月に施行。EU域内にて 化学品(Chemicals)を製造、輸入する場合に、その製造者、輸入者に登録(Registration)、評価(Evaluation)を義務付け、高懸念物質については、関係当局が許可(Authorization)、さらにリスクの高い物質には、禁止などの制限(Restriction)を設ける規則。REACHは「the Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicals」の略称。
- 注2:RoHS指令
EUにて2006年7に発令。コンピュータや通信機器、家電製品などに含有する有害化学物質の使用を禁止する指令。RoHSは「Restriction of the use of the certain Hazardous Substances in electrical and electronic equipment」の略称。
- 注3:JGPSSI(Japan Green Procurement Survey Standardization Initiative)
グリーン調達調査共通化協議会。部品・材料に含有する化学物質調査にかかわる調査労力の軽減、回答品質の向上を目的として調査対象物質リスト、調査回答フォーマットの共通化の検討を行っている団体。
- 注4:JAMP(Joint Article Management Promotion-consortium)
アーティクルマネジメント推進協議会。2006年9月に化学物質情報などを適切に管理しサプライチェーンの中で円滑に開示・伝達するための具体的な仕組み作りの普及を目的として発足した協議会。
- 注5:JAMP AIS
JAMPが提唱する成形品の含有化学物質情報開示のための情報伝達シート。
- 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称をOKIとします。
- 沖エンジニアリング株式会社は、通称をOKIエンジニアリングとします。
- COINServは、沖電気工業株式会社の登録商標です。
- その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
- 本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
- OKI 広報部
電話:03-5403-1247 - 本件に関するお客様からのお問い合わせ先
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お問い合わせフォーム - OKIエンジニアリング 部品情報事業部
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