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プレスリリース

2009年3月30日

トランスレータ機能を搭載したセキュリティゲートウェイ「CenterStage® NX4300」にサービスレベルを確保する機能を強化

IPv6ユーザに快適な接続環境の提供を実現


CenterStage NX4300

OKIは、このたび通信事業者のIPv6対応に向け、IPv4とIPv6を変換するトランスレータ機能を搭載したセキュリティゲートウェイ「CenterStage®(センターステージ)NX4300(以下 NX4300)」に、ユーザのサービスレベルを確保するセッション保証機能やプレミアム転送機能を追加しました。これによりIPv4とIPv6のインターワーク(注1)を図るだけでなく、IPv6ユーザに快適な接続環境を提供することが可能となります。なお、本装置は2009年9月から販売を開始する予定です。

昨今、IPv4アドレス枯渇問題が注目されており、数年後にはIPv4アドレスの在庫が枯渇するとも予測されています。この問題の最適な対策としてIPv6への移行が必要となりますが、その過渡期の段階では、既存のIPv4ネットワークの延命対策、IPv6ネットワークの新規構築、そしてそれらIPv4とIPv6が混在するなかでのインターワークを図るだけではなく、IPv6ユーザに対してインターワーク時の品質劣化を最小化する接続環境が重要となってきます。

OKIの「NX4300」は、このようなIPv4枯渇問題に対応し、IPv4とIPv6を変換するトランスレータ機能を搭載したキャリアグレードのセキュリティゲートウェイ装置です。大規模通信事業者向けとして、ATCA(注2)プラットフォームおよびネットワークプロセッサ(注3)を採用し、高速処理、高可用性を実現しています。

今回、IPv6端末を使用するユーザのサービスレベルを確保するセッション保証機能や、大容量のリッチコンテンツを高速に転送するプレミアム転送機能を搭載しました。これにより、IPv4とIPv6のインターワークを図るだけでなく、IPv6ユーザがIPv4の既存のネットワークリソースやデータセンタリソースにアクセスする際に、高負荷状態においてもサービスレベルに応じて優先的にプロトコル変換や高速転送を行えるため、快適な接続環境を提供することが可能となります。

今後も、NXシリーズとして、NGN(注4)の本格的な拡大期に向けて、IPv6対応のセキュリティ機能、DPI(Deep Packet Inspection)(注5)機能の搭載など、IPv6移行に貢献するセキュリティゲートウェイとしての機能を充実していきます。

「CenterStage NX4300」の接続例

ALG(Application Level Gateway):ALG機能を搭載したサーバブレード

「CenterStage NX4300」の主な特長

  1. 高速処理

    Web、Mail、FTPなどのIPv4-IPv6変換を1つのトランスレータブレードあたり8Gbps、最大搭載で80Gbpsのスループットを実現しました。

  2. セッション保証機能

    ユーザのサービスレベルに応じて、端末アドレス毎、およびアドレスブロック毎に指定したセッション数を保証します。当該機能は最低保証型のセッション保証により、リソースに空きがある場合は、指定値を超えたセッション確立を許容します。

  3. プレミアム転送機能

    ユーザのサービスレベルに応じて、端末アドレスを指定することで、優先的にハードウェアによる高速転送を行います。大容量のリッチコンテンツをストレスなくダウンロードすることが可能になります。

  4. DNS-ALG機能

    DNS問い合わせをIPv6-IPv4変換するALG機能をALGブレードに搭載可能です。トランスレータブレードと連携することで、IPv6とIPv4の双方向通信を実現します。

  5. HTTP-ALG機能

    Webページを解析して、IPv4アドレスの直書きリンクを自動的に検出し、当該リンクをIPv6アドレスに変換します。IPv4の既存のWebサーバを改修することなく、IPv6のネイティブ端末からのアクセスを実現します。

  6. 機能追加の容易性

    ATCAプラットフォームおよびネットワークプロセッサの採用により、柔軟な機能追加に対応が可能です。

販売計画

価格
ネットワーク構成、収容加入者数によって異なります。
受注開始
2009年9月
販売目標
今後3年間で100台

用語解説

  • 注1:インターワーク

    互換性のない異なるアプリケーションやプロトコルを仲介して変換することで相互接続を行うこと。IPv4とIPv6は、どちらもインターネットプロトコルであるが互換性がないため、プロトコル変換を行い相互接続することで、IPv4とIPv6間の通信を可能とする。

  • 注2:ATCA(Advanced Telecom Computing Architecture)プラットフォーム

    ATCAは通信業者向けの次世代通信機器の業界標準規格。PICMG(PCI Industrial Computer Manufacturers Group )が策定した。高い処理能力、I/Oの拡張性の高さといった技術的な優位点を持ち、さらに規格のオープン性により、開発コストの削減、柔軟性の高さを担保する。このATCAをベースとしたハードウェアをATCAプラットフォームと呼ぶ。

  • 注3:ネットワークプロセッサ

    ネットワーク上を流れるトラヒックを処理するための専用プロセッサ。プロセッサ上にトラヒック処理のためのソフトウェアを搭載することで、ハードウェアと同等の処理が可能となる。さらにはソフトウェアによる開発が可能なため、導入後も機能の変更に柔軟に対応が可能となる。

  • 注4:NGN(Next Generation Network、次世代ネットワーク)

    IP技術をベースにした通信事業者の次世代ネットワーク。ITU-T(国際電気通信連合・電気通信標準化セクタ)で国際標準化が進んでおり、日本でも通信事業者各社のNGN構築へ照準を合わせた動きが活発化している。従来の固定電話や携帯電話のサービスに加え、高品質な映像配信、テレビ電話、企業向けの高信頼性通信サービスなどを同一のIPネットワーク上で提供できる。これにより通信事業者はネットワーク構築・運用コストを削減できる上、トリプルプレー(音声、データ、映像の統合)やFMC(Fixed Mobile Convergence、固定・無線通信融合)などの新サービスの提供が容易になる。また、NGNではアプリケーション構築のAPI(Application Program Interface)を公開することにより、第三者がNGNの機能を利用した独自のサービスを提供することも容易になる。

  • 注5:DPI(Deep Packet Inspection)

    パケットのレイヤ4ヘッダのポート番号だけでは識別できないアプリケーションをレイヤ7のペイロード(パケットから管理情報を除いた部分)を検査することで特定する技術のこと。

リリース関連リンク

  • 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称をOKIとします。
  • CenterStage は沖電気工業株式会社の登録商標です。
  • その他、記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
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電話:03-5403-1247
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