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プレスリリース

2008年9月25日

切手大の小型指紋認証モジュール「MK67Q5250」を開発

ドア、ロッカー、事務機器等での指紋認証を容易に実現


MK67Q5250

OKIは、指紋センサ、指紋認証処理用LSIなど指紋認証に必要な全ての部品をほぼ切手と同じ大きさの基板に搭載した小型指紋認証モジュール(注1)「MK67Q5250」を開発しました。本モジュールは単体で複雑な指紋認証機能を実現することができ、ドア、ロッカー、事務機器などに使用される盗難防止システムに最適です。

OKIは、この「MK67Q5250」を2008年9月30日から10月4日まで幕張メッセにて開催される「CEATEC 2008」のOKIブース(ホール8、ブースNo. 8K25)に展示します。

開発の経緯

OKIでは、指紋認証に必要な処理(登録、認証、登録データ管理)をワンチップで実現するLSI「ML67Q5250」を開発し、これまでにも多くのお客様に評価・採用していただいています。しかしながら、指紋認証機能を実現するには、このLSIに加えて指紋センサや新たな基板の開発などが必要であり、より容易に指紋認証機能を既存システムに追加できる商品への要望が高まっていました。

そこで、OKIでは、米AuthenTec社の小型スライドセンサ(注2)を搭載し、指紋認証機能を切手大の基板内ですべて実現することができる小型モジュール「MK67Q5250」を開発しました。本モジュールを使用することで、お客様は既存システム、新規システムを問わず、指紋認証機能を簡単に付加することが可能となります。

MK67Q5250の特長

  • 切手大の小型サイズの基板に指紋認証に必要な機能をすべて実装(指紋センサ、指紋処理・登録)

    外形寸法:25.40mm × 22.86mm × 4.20mm

  • 高性能な指紋認証処理

    高速認証時間:0.8秒以内
    高い認証精度:FAR(他人誤受入率)(注3) < 0.001%、FRR(本人拒否率) (注4) < 1.0%

  • 低消費電力化、低コスト化を実現

    認証アルゴリズムをハードウェア化し、LSIに搭載
    外付けメモリが不要なため、システムコストの低減が可能

  • 指紋センサで世界シェアトップの米AuthenTec社製スライドセンサを搭載

    高い読み取り性能:同社のセンサは、指表面ではなく、真皮の電界強度の違いを測定

  • 登録可能指本数 15指(標準設定時)
  • 指紋データの不正な読み出しを禁止するセキュリティ機能を搭載
  • 豊富な外部インタフェース

    USB I/F、SPI、UART、Smartcard I/F、GPIO

  • ソフトウェア開発用SDK(注5)を提供

    指紋認証ライブラリ、USBドライバ他各種ドライバソフトウェア等も提供

販売計画

商品名
MK67Q5250
サンプル出荷開始予定
2009年2月
SDK出荷開始予定
2009年2月
量産出荷予定
2009年5月

MK67Q5250の概要

  • 指紋認証機能
    • 指紋アルゴリズム:DFT(注6)方式(瑞Precise Biometrics社製)
    • 指紋認証処理時間:認証時間 0.80秒以内(1:1)、1.80秒以内(1:15) 登録時間 2.0秒以内/指
    • 登録可能指紋データ:最大15指
    • 指紋センサ:米AuthenTec社製スライドセンサ AES2510
  • その他
    • インタフェース:USB2.0 FS Device × 1、SPI × 1、UART × 1 Smartcard I/F × 1、GPIO × 20
    • 動作電圧:5V単一、または3.3V単一
    • 外形寸法:25.40mm × 22.86mm × 4.20mm
  • 適用アプリケーション例
    • ドア、ロッカー
    • 事務機器、POS
    • USBドングル/トークン
    • ポータブルストレージ

用語説明

  • 注1:指紋認証モジュール

    LSIに加え、米AuthenTec社製スライドセンサ、水晶発振子、レギュレータ、コネクタなどを小型PCB基板に実装したもの。この基板上で指紋データの登録・認証が可能で、コネクタを経由して認証結果を読み出すことが可能。

  • 注2:スライドセンサ

    指をスライドして指紋画像を取り込むタイプの指紋センサ。ノートPCや携帯電話などに広く採用されている。

  • 注3:FAR(Failure of Acceptance Rate)他人誤受入率

    他人を本人と認識するエラー率

  • 注4:FRR(Failure of Rejection Rate)本人拒否率

    本人を他人と認識するエラー率。

  • 注5:SDK(Software Development Kit)ソフトウェア開発キット

    お客様がプログラムを開発するための開発ボード、サンプルプログラム、ドライバ、および各種ドキュメントなどの総称。

  • 注6:DFT(Discrete Fourier Transform)離散フーリエ変換

    指紋認証アルゴリズムの一つで、周波数解析方式とも呼ばれる。指紋の凹凸を波形データに変換して照合する方式。現在主流のマニューシャ方式、パターンマッチング方式に対して指紋の形や乾燥・手荒れなどによる登録拒否率が極めて小さい。

  • 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称をOKIとします。
  • 本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部
電話:03-5403-1247
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
シリコンソリューションカンパニー 販売本部 営業企画部 第二チーム
電話:03-5445-6027
  • 各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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