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プレスリリース

2008年5月15日

キャリアグレード・コミュニケーションサーバ「CenterStage® NX5000」をKMN株式会社へ納入

MGCPとSIPを同時に制御することが可能なシステムアーキテクチャを実現

OKIは、このたびケーブルインターネットサービスのKMN株式会社(代表取締役社長:小林 直樹、本社:東京都港区、以下KMN)に、キャリアグレード・コミュニケーションサーバ「CenterStage® NX5000(以下 NX5000)」を納入しました。KMNでは、MGCP(注1)とSIP(注2)を同時に制御可能とする「NX5000」を採用することにより、IP電話システムの更新に際し設備コストの低減を実現しました。

KMNは、ケーブルインターネットサービスのパイオニアとして業界をリードしている企業です。いち早くケーブルテレビ会社(以下、CATV事業者)向け050 IP電話ASPサービスを手がけ、全国の数多くのCATV事業者に採用された実績があります。同社では、現在、IP電話サービスをMGCPとSIPの両方のプロトコルで提供していますが、IP電話サーバの次期システムへの更改に際し、これら両方のプロトコルをサポートし、さらに、既存IP電話端末との仕様差分を容易に吸収できるシステムを構築することが最も重要な課題でした。また、既存システムからの更改の容易さやCATV事業者として魅力的なサービスを柔軟に提供できる発展性も求めていました。

OKIの「NX5000」は、国内で唯一、MGCPとSIPの同時制御を可能とするシステムアーキテクチャを実現している商品です。「NX5000」を導入することにより、KMNでは、既存サービスの提供を継続しつつ、さらに新しいサービスにも柔軟に提供できるという同社の課題、要望を解決できる点を高く評価し、「NX5000」の採用を決定しました。

今回KMNが採用した「NX5000」は、既存のIP電話網のみならず、固定・移動を含めたIMS(注3)、NGN網への適用も可能な業界トップクラスの性能と、キャリアグレードの品質を誇る商品です。また、一台のシステムでMGCPとSIPを同時に制御可能なシステムアーキテクチャにより、MGCP端末からSIP端末へのネットワーク・マイグレーションにも適しています。

OKIでは今後ともさらに導入実績を積み重ねていくため、CATV事業者をはじめ、各種通信事業者に対して「NXシリーズ」を積極的に提案、販売していきます。

「NX5000」の主な特長

従来のIP電話サービス機能および、IMSアーキテクチャの機能要素であるS-CSCF(注4)、I-CSCF(注5) 、HSS(注6)、BGCF(注7)を持ったセッション制御サーバ。SIP加入者を移動網、固定網を問わず収容する機能を提供。大容量(1サーバ:80万加入者収容可能)、高性能(1サーバ:100万BHCA(注8))。またOKI独自開発のCenterStage HAPF(注9)ミドルウェアにより、稼働率99.9999%の高信頼性を実現。

KMN株式会社 概要

KMN株式会社は、スターキャットケーブルネットワーク株式会社および株式会社ケーブルテレビジョン東京と共同でケーブルインターネットサービスを名古屋地区、および東京地区で提供しています。また、050 IP電話をASPサービスとして提供し、全国のケーブルテレビ事業者様など30社を超えるお客様にご利用いただいています。

社名
KMN株式会社
代表取締役社長
小林 直樹
所在地
東京都港区三田1-4-28
設立年月
1998年6月
資本金
626百万円
主な事業内容
ケーブルインターネット事業、050 IP電話ASPサービス事業、IXサービス事業(JPIX名古屋)
紹介サイト
 

用語解説

  • 注1:MGCP(Media Gateway Control Protocol)

    IPネットワークで音声をリアルタイムに通信できるようにするプロトコル。

  • 注2:SIP(Session Initiation Protocol)

    IPネットワークで音声や映像などのマルチメディアをリアルタイムに通信できるようにするプロトコル。

  • 注3:IMS(IP Multimedia Subsystem)

    3GPP(第3世代移動体通信システムの標準化団体)で規格化されたオールIP移動体コアネットワーク用の音声・映像・データサービスを提供のためのプラットフォーム仕様。IMSは移動網だけではなく、固定網用の標準プラットフォームとしても捉えられている。

  • 注4:S-CSCF(Serving Call Session Control Function)

    IMSで推奨される構成装置の一つ。IP網において通信を実現するための呼制御機能を提供する。SIPアプリケーションサーバとの連携も行う。

  • 注5:I-CSCF(Interrogating Call Session Control Function)

    IMSで推奨される構成装置の一つ。IMS端末をNWに登録する際に複数存在するS-CSCFの中で適切なS-CSCFを選択する機能、および他網に対して自網のネットワーク構成を保護するセキュリティ機能などを提供する。

  • 注6:HSS(Home Subscriber Server)

    主に加入者プロファイル、セキュリティパラメータの管理を行う機能を提供する。

  • 注7:BGCF(Breakout Gateway Control Function)

    既存電話網と相互接続を行うために適切なネットワーク、あるいはMGCF(注10)を選択する機能を提供する。

  • 注8:BHCA(Busy Hour Call Attempts)

    電話網が最も混雑する時間帯(busy hour)における回線呼び出しの回数の総量。交換機の性能を示す際の指標としても用いられる。

  • 注9:CenterStage HAPF

    「CenterStage NXシリーズ」向けの高信頼性を確保するミドルウェアプラットフォーム。サーバ二重化による冗長構成を基本とし、この構成および信頼性を確保する機能により、局用交換機に匹敵する稼働率99.9999%(年間停止時間約33秒)という高い水準の可用性を実現している。

  • 注10:MGCF(Media Gateway Control Function)

    IMSで推奨される構成装置の一つ。既存の電話網と相互接続する際に必要となる。MGW(注11)を制御する機能を提供する。

  • 注11:MGW(Media Gateway)

    MGCFからの制御により、VoIP網と回線交換網間のメディア(音声)変換を行う機能。

リリース関連リンク

  • 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称をOKIとします。
  • CenterStageは沖電気工業株式会社の登録商標です。
  • その他、記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部
電話:03-3580-8950
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
ネットワークシステムカンパニー
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