2008年4月9日
NTTぷららの映像配信サービス「ひかりTV(ひかりティービー)」向けに映像配信統合プラットフォーム「OKI MediaServer」を納入
NGN新サービスにて高品質な映像配信を実現
OKIは、このたび株式会社NTTぷらら(代表取締役社長:板東 浩二、本社:東京都豊島区、以下NTTぷらら)に映像配信統合プラットフォーム「OKI MediaServer」を納入しました。本プラットフォームは、2008年3月31日から開始した、NTTぷららおよび株式会社アイキャスト(代表取締役社長:梶原 浩、本社:東京都豊島区、以下 アイキャスト)のテレビ向けの映像配信サービス「ひかりTV(ひかりティービー)」(注1)用映像配信サーバとして採用されたものです。
「ひかりTV」の映像配信サーバには、MPEG2でエンコードされた標準品質コンテンツおよび、H.264(注2)でエンコードされた標準品質およびハイビジョン品質コンテンツの映像配信が可能なことが求められ、さらに、IPTV(注3)標準規格に準じた機能拡張が可能なことや、大規模VOD(ビデオ・オン・デマンド)(注4)サービスが可能なことが必要でした。弊社の「OKI MediaServer」は、複数の配信サーバを並列に並べることにより同時配信数の拡張が容易なことと、VODコンテンツを格納する大容量ディスクの拡張が可能なことより、必要要件を満たすサーバとして選定されました。また、従来のブロードバンド映像配信サービス「4th MEDIA」での稼動実績も評価に繋がり、この度の納入となりました。
配信される映像は、NGN(注5)のサービスである東日本電信電話株式会社(以下NTT東日本)・西日本電信電話株式会社(以下NTT西日本)の「フレッツ 光ネクスト」およびNTT東日本の「Bフレッツ」、NTT西日本の「フレッツ・光プレミアム」「Bフレッツ(フレッツ・v6アプリの契約が必要)」によって提供されます。本サービスは、「OKI MediaServer」の特性である分散VOD機能により、サーバを分散して設置し、利用者に近いサーバから映像コンテンツの配信を行います。また、MPEG-2やH.264でエンコードされた様々なビットレートやフォーマットの映像コンテンツへの対応、QoS制御(注6)などの特長を活かすことで、利用者に豊富で高品質な映像コンテンツの提供を可能にします。
なお「OKI MediaServer」には、サン・マイクロシステムズ株式会社(以下サン・マイクロシステムズ)の最新のアーキテクチャを採用した「OKITAC® S T2000」および「OKITAC® S T5000シリーズ」を用いています。
OKIでは、今回の実績も踏まえ、今後NGNを用いた映像配信システムで実現する高度なネットワークサービス機能を提供する「OKI MediaServer」を積極的に販売していきます。
本発表に際し、サン・マイクロシステムズより賛同のメッセージをいただいております。
サン・マイクロシステムズは、「ひかりTV」のVOD用映像配信サーバとして「OKI MediaServer」 が採用されましたことを心よりお慶び申し上げます。今回採用された 「OKI MediaServer」は、サンのSolaris10とCMT(Chip Multi-Threading)テクノロジを使用したサーバ製品によって構成されており、極めて高品質なVODサービスの提供に加え、消費電力の低減や発熱量の抑制などの面でも、卓越したパフォーマンスをユーザ様にお届け出来るものと確信しております。
サン・マイクロシステムズ株式会社
テレコム OEM 営業本部
執行役員 本部長
井上雅雄
「OKI MediaServer」について
OKIの映像配信統合プラットフォームであり、VOD、ライブ配信システム(ユニキャスト、マルチキャスト)、IPTVシステムをはじめ、映像と音声を活用した多彩なシステムを容易に構築できます。MPEG-2だけでなく、MPEG-4やH.264といった国際標準の映像圧縮フォーマットに対応しています。既に、4th MEDIAでの映像サービス、放送局の番組視聴用VOD、大学での講義映像配信システム、銀行・製造業での社内映像配信システム、などの幅広い業種での実績があります。
紹介サイト
用語解説
- 注1:ひかりTV
「ひかりTV」は、NTT東日本・NTT西日本が提供を開始した「フレッツ光ネクスト」やNTT東日本の「Bフレッツ」、NTT西日本の「フレッツ・光プレミアム」「Bフレッツ(フレッツ・v6アプリの契約が必要)」を通じて、家庭のテレビにVODや多チャンネル放送などの各種映像コンテンツを配信するサービス。
- 注2:H.264
2003年5月にITU(国際電気通信連合)によって勧告された、動画データの圧縮符号化方式の標準の一つ。従来広く用いられてきたMPEG-2に比べ同じクオリティなら概ね半分程度のデータ量で済むよう改良されている。なおISO(国際標準化機構)によって動画圧縮標準MPEG-4の一部(MPEG-4 Part 10 Advanced Video Coding)としても勧告されている。
- 注3:IPTV(Internet Protocol Television)
ブロードバンド・アクセス網上に設けられた閉域IPネットワークを通じ、STB(Set Top Box)に接続した一般のテレビ受信機(またはSTB機能を有したテレビ受信機)などに映像を配信するサービス。コンテンツの種類としては、放送コンテンツをIPネットワークに再送信するもの、自主番組、VOD、ダウンロードなどを含む。
- 注4:VOD(Video on demand)
IPネットワーク上で双方向テレビを実現する動画配信システムのひとつ。映画やテレビ番組について利用者が要求した映像コンテンツを即座に配信する形態のサービス。
- 注5:NGN(Next Generation Network、次世代ネットワーク)
IP技術をベースにした通信事業者の次世代ネットワーク。ITU-T(国際電気通信連合・電気通信標準化セクタ)で国際標準化が進んでおり、日本でも通信事業者各社のNGN構築へ照準を合わせた動きが活発化している。従来の固定電話や携帯電話のサービスに加え、高品質な映像配信、テレビ電話、企業向けの高信頼性通信サービスなどを同一のIPネットワーク上で提供できる。これにより通信事業者はネットワーク構築・運用コストを削減できる上、トリプルプレー(音声、データ、映像の統合)やFMC(固定・無線通信融合)などの新サービスの提供が容易になる。また、NGNではアプリケーション構築のAPI(Application Program Interface)を公開することにより、第三者がNGNの機能を利用した独自のサービスを提供することも容易になる。
- 注6:QoS制御
QoS(Quality of Service)は、ネットワーク上で、ある特定の通信のための帯域を予約し、一定の通信速度を保証する技術で、音声や動画のリアルタイム配信やテレビ電話など、通信の遅延や停止が許されないサービスにとって重要な技術。「OKI MediaServer」は帯域の予約および輻輳回避の機能を実装している。
- 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称をOKIとします。
- OKITAC、e社会は沖電気工業株式会社の登録商標です。
- その他、記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
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- 広報部
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- ネットワークシステムカンパニー IPシステム本部
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