2007年12月5日
トンネル工事坑道内用IPテレフォニーシステムを西尾レントオールへ納入
光ファイバーを使った、工事現場での新たなコミュニケーション手段を実現
OKIは、このたび西尾レントオール株式会社(代表取締役社長:西尾公志、大阪市中央区、以下 西尾レントオール)より、当社のIP-PBX「IPstage® EX300(以下、「EX300」)」を主装置としたトンネル工事坑道内用IPテレフォニーシステムを受注し、納入しました。従来、端末ごとに電話線を必要としたトンネル工事における電話システムを、単一の光ファイバーに統合したIPテレフォニー回線に統合し、坑道内電話システムの敷設におけるコスト削減を実現しました。また、各工事現場の条件にあった多様なコミュニケーション手段の提供も可能としています。なお、本システムは、OKIカスタマアドテックがシステム構築を行いました。
西尾レントオールは、建設機械・器具、通信・情報機器、輸送機器、安全対策機器などのレンタルを行う総合レンタル事業者です。通常のトンネル工事向け電話システムでは、約200mに1箇所ずつ非常用固定電話や従業員の連絡用電話設けますが、従来型の電話システムでは1つの設置ポイントごとにPBXとの接続用の電話線が必要でした。このため、トンネルの総延長距離に比例して、より多数の電話線を長距離にわたって敷設する必要があり、トンネル工事事業者の負担となっていました。
今回導入されたレンタル用システムでは、工事事務所に導入された「EX300」に、坑道内の全ての電話システムを、光ファイバーを介して収容することで、端末の設置ポイントごとにそれぞれ敷設していた電話線を1本のIP電話回線に統合します。これにより、坑道内の電話敷設のコストを軽減します。
本システムは、清水建設株式会社が北海道の道横横断道路に建設中の「軽満(かるまん)トンネル(延長3,113m)」のトンネル建設工事にて使用され、坑道内には非常用固定電話と同時に、坑道内作業員の連絡用としてPHS基地局とPHS端末を設置し、単一の光ファイバーを用いたIP電話端末として現場工事事務所に設置された「EX300」に収容されています。
また、有線ケーブルの敷設が困難であった坑道入り口から工事事務所の間は、天候などの影響を受け難い無線LANを使用すると同時に、「EX300」に衛星携帯電話システムを収容することで、携帯電話や一般電話の公衆回線が使用できない山間部のトンネル工事現場での利便性を高め、トンネル工事における情報伝達の向上を支援します。
また、従来単なる連絡用、非常用であった坑道内電話システムが、光ファイバーの敷設によって、伝送速度が約400倍~18,000倍と飛躍的に向上し、掘削現場の状況把握のための様々なシステム(ビデオ映像の伝送や粉塵、天然ガスの噴出事故などに対応するガス検知器の情報伝送)などにも応用可能となり、今後のトンネル工事現場での安全確保にも有効な通信手段となるものです。
弊社では、トンネル工事の建設現場など、様々な環境においても、快適で有効なコミュニケーションを実現する先進のIPテレフォニーシステムの提供を続けていきます。
「IPStage EX300」の主な特長
IPネットワーク上にこれらの音声とデータを統合することができ、システムを単純化することで、拠点間通信のランニングコストを削減。同時にソフトフォンや高音質な「eおと®」を搭載したIP電話機も収容可能で、企業内IPセントレックスやモバイルセントレックスの構築も可能であり、運用・管理コストの削減とともにリアルタイムなオフィスコミュニケーションを提供する。
システム構成図

リリース関連リンク
- 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称を「OKI」とします。
- 株式会社沖電気カスタマアドテックは、通称を「OKIカスタマアドテック」とします。
- IPstage、eおとは、沖電気工業株式会社の登録商標です。
- その他、記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
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- 広報部
電話:03-3580-8950 - 本件に関するお客様からのお問合せ先
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