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プレスリリース

2007年11月22日

ユビキタスサービスプラットフォーム「AP@PLAT®-u」を発表

多様なネットワーク、サービス、端末を利用する柔軟性の高いユビキタスサービス向けシステムを実現

OKIは、このたびユビキタスサービスを提供するシステムの構築に必要となる製品や技術を体系化したユビキタスサービスプラットフォーム「AP@PLAT®-u(エーピー・プラット・ユー)」を発表しました。本プラットフォームは、SOA(注1)(サービス指向アーキテクチャ)を採用し、お客様の幅広い要求に柔軟に対応できます。インターネットやエンタープライズネットワーク、NGN(注2)等の多様なネットワークへの対応、既存のサービスやシステムとの連携、PCからモバイルデバイスまで幅広い端末のサポートなどを考慮したシステム構築を実現します。OKIではNGN上のサービスと企業のサービスを連携・融合させるソリューション開発から「AP@PLAT-u」を適用する予定で、今後さらにパートナーに対しても「AP@PLAT-u」の提供を行っていく計画です。

近年、インターネットの普及や、無線LAN、携帯電話網等の無線ネットワークの拡大により、有線・無線を問わず様々な場所で通信が可能になっています。また、携帯電話端末やPDAなどのモバイル端末も高機能化し、いつでも、どこでも、ネットワーク経由で必要なサービスを利用できるようになってきました。このような状況において、情報通信システムには様々なネットワークやサービス、端末を柔軟に扱えるシステム構築基盤が求められています。

今回発表する「AP@PLAT-u」は、ユビキタスサービスの実現に必要な親和性とポータビリティを兼ね備えたシステム構築基盤です。豊富な実績を持つオープンスタンダード製品を採用し、親和性の高い、安全で確実なシステム構築を実現するとともに、異なるネットワークを利用したシステム構築においても共通フレームワークを適用することにより、サービスやアプリケーションのポータビリティを確保します。また、サービス同士、サービスと端末、端末と端末の接続に標準インタフェースを採用することで、サービス提供者側からサービス利用者側までの接続性を保証し、システム全体を統一的に扱うことが可能です。本共通フレームワーク上に、パートナー各社とOKIの製品を組合せ、お客様の幅広い要求に柔軟に応えていきます。

SOAの考え方に基づいた柔軟性の高い「AP@PLAT-u」は、外部サービスとの接続性を確保するとともに、世界に先駆けて開発したSIP(注3)&Web融合アプリケーションサーバ「SipAs®」をコアに配置することで、NGN上の通信サービスと各種情報サービスを連携させたシステムの構築に適しています。既にリリースしているOSCP-SDP(OKI Service Convergence Platform - Service Delivery Platform)は、「AP@PLAT-u」に基づいて開発したNGN向けのプラットフォーム商品です。また、各種端末とアプリケーションの間にクライアント連携を配置することで、端末との柔軟な接続や多様なネットワークと連携が必要なシステムを容易に構築できます。「DressUP®」は多くのシステム運用実績から得たノウハウをソフトウェアとして提供しており、システム運用管理の自動化・省力化の実現を可能にします。さらに、本プラットフォームでは、システム設計・構築ガイドラインにより、ユーザ要求やシステム要件から最適なシステム構築モデルと端末を選択することもできるなど、様々な特徴をもっています。

今後さらに、OKIでは「AP@PLAT-u」の各種機能を拡充していく予定です。ユビキタスサービスを「個」別化して提供するためのパーソナライズ機能、センサーネットワーク等から取得した情報から人やモノのコンテキストを把握する機能、人と人・人とサービスの接続を支援しコミュニケーションを活性化するコラボレーション機能、人やコンテンツの位置情報を抽出・管理する機能などを搭載することを計画しています。

OKIは情報通信融合ソリューションコンセプト「AP@PLAT」を掲げて、業界に先駆けて情報サービスと通信サービスの融合システムの構築・実行環境を提供してきました。「AP@PLAT-u」は、このコンセプトを進化させ、OKIの情報通信融合技術の全てを集約した、ユビキタスサービスを実現するためのプラットフォームとして、OKIグループでシステム構築に活用するとともに、お客様やパートナーへも提供していく予定です。

本発表に対して、以下の各社より賛同を頂いております。

日本BEAシステムズ株式会社は、沖電気工業株式会社のユビキタスサービスプラットフォーム「AP@PLAT-u」の発表を歓迎します。弊社は「Liquid Enterprise™ 」の実現をビジョンとして掲げ、お客様が真に俊敏で柔軟なシステム環境を構築するためのプラットフォームを提供しています。「AP@PLAT-u」に選定いただいたTuxedo、WebLogicServer、そしてAquaLogicなど実績ある弊社製品群と、沖電気工業の長年のシステム構築ノウハウを組み合わせることで、さまざまなネットワークに対応した柔軟なプラットフォームをご提供できるものと確信いたしております。
弊社では沖電気工業株式会社とお客様のユビキタス環境の実現にむけて、より一層の協調を進めてまいります。

日本BEAシステムズ株式会社
代表取締役社長
志賀 徹也

ユビキタスサービスプラットフォーム「AP@PLAT-u」発表おめでとうございます。沖電気工業株式会社と日本ヒューレット・パッカード株式会社は従来より幅広い協業活動を展開し、特に情報通信システムのハードウェアおよびソフトウェアプラットフォームの分野において多くの実績を残してきています。今回発表されました「AP@PLAT-u」により沖電気工業のビジョンであるユビキタスサービスの実現を加速でき、日本HPとの協業関係がさらに発展できるものと信じております。

日本ヒューレット・パッカード株式会社
執行役員 HPソフトウェア事業本部長
西澤 均

株式会社ACCESSは、ユビキタスサービスプラットフォーム「AP@PLAT-u」の発表を歓迎します。ACCESSはモバイル市場や情報家電を中心に各種ソフトウェアを提供しており、今回発表された「AP@PLAT-u」のコンポーネントとしてACCESSのNetFrontファミリー各種製品が採用されることにより、沖電気工業株式会社と共に、より付加価値の高いユビキタスサービスの創出に貢献できると確信しております。

株式会社ACCESS
執行役員 開発本部長
植松 理昌

「AP@PLAT-u」の概要

ユビキタスサービスプラットフォーム「AP@PLAT-u」は、SOAの考え方に基づきアプリケーションやシステム構築に必要となる各機能(コンポーネント)の依存関係を低く抑えることで多様な要件に柔軟に対応できるフレームワークを利用しています。
豊富なシステム構築実績を持つオープンスタンダード製品と共にOKI独自のサービスコンポーネントをフレームワークに従って組み合わせることで、ユビキタスサービスの実現に必要なプラットフォームを提供します。

「AP@PLAT-u」のフレームワーク

  • プラットフォームの内外でインタフェースを公開し、様々なコンポーネント、サービス、端末との接続性を確保
  • NGN向けSDPからエンタープライズシステムまでをカバーし、サービスの可搬性を確保

  • システム連携

    アプリケーションと既存システム(外部システム)との連携機能を提供する(ESB(注4)、BPM(注5)、セキュリティ機能、資産管理機能など)

  • アプリケーション実行

    アプリケーションやサービスの実行環境を提供する

  • クライアント連携

    アプリケーションとクライアント(端末)との連携機能を提供する

  • リソースサービス

    アプリケーションやサービスにリソース(データ、コンテンツ、など)を提供する

  • 運用管理/開発環境

    システム全体の運用管理機能、アプリケーションやサービスの開発環境を提供する

「AP@PLAT-u」フレームワークの要素

「AP@PLAT-u」のフレームワークはユビキタスサービスを支えるシステムの設計・構築に必要となるコンポーネント(構成要素)を用意しています。下図は、フレームワークの主な構成要素を示しています。

「AP@PLAT-u」が提供する商品例

「AP@PLAT-u」のフレームワークの構成要素としてOKIが提供する商品例を下図に示します。

  • 位置表現抽出/管理

    ネット上のコンテンツから位置表現を自動抽出し、コンテンツが意図する適切な位置情報をコンテンツの属性として付与するコンポーネント

  • ラダリング対話

    人との対話の中で、徐々に掘下げた質問を繰り返すことにより、相手のニーズや価値観を引き出すためのコンポーネント

  • dコネクト

    携帯電話での通話と連動して携帯電話端末内のデータを取得するためのコンポーネント

  • 企業内SNS

    仮想空間でのソーシャルインタラクションを実現するコンポーネント

用語解説

  • 注1:SOA(Service Oriented Architecture;サービス指向アーキテクチャ)

    ビジネスプロセスの一処理に相当するソフトウェアの機能をサービスとして定義し、そのサービスを連携させてシステム全体を構築する概念あるいは手法。

  • 注2:NGN(Next Generation Network;次世代ネットワーク)

    ITU-T(国際電気通信連合・電気通信標準化セクタ)で国際標準化をすすめているIP技術をベースにした通信事業者の次世代ネットワーク。従来の固定電話や携帯電話のサービスに加え、高品質な映像配信、テレビ電話、企業向けの高信頼性通信サービスなどを同一のIPネットワーク上で提供できる。通信事業者はネットワーク構築・運用コストを削減できる上、トリプルプレー(音声、データ、映像の統合)やFMC(固定・無線通信融合)などの新サービスの提供が容易になる。また、NGNではアプリケーション構築のAPIを公開することにより、第三者がNGNの機能を利用した独自のサービスを提供することも容易になる。

  • 注3:SIP(Session Initiation Protocol;セッション開始プロトコル)

    VoIPに用いられるプロトコルの一種でありIETF RFC3261により規定される。当初はクライアント・サーバ間のセッション開通のために開発されたものであり、HTTPなどと同じくテキストベースのプロトコルであるため、パラメータの拡張が容易で、インターネットとの親和性が高いなどの特長を持つ。

  • 注4:ESB(Enterprise Service Bus;エンタープライズ・サービス・バス)

    情報システムやサービスへのアクセスを仲介するデータ連携技術で、SOAのシステムにおける中核技術の一つ。

  • 注5:BPM(Business Process Management;ビジネスプロセス・マネジメント)

    ビジネスプロセスの分析、ビジネスプロセス間のルールやフローを設計するツールを使ってビジネス全体のシステムを構築・管理すること。

リリース関連リンク

  • 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称をOKIとします。
  • AP@PLAT、CTstage、DressUP、SipAsは沖電気工業株式会社の登録商標です。
  • BEA Tuxedo、BEA WebLogic、BEA AquaLogicは、BEA Systems, Inc.の商標または登録商標です。
  • Citrix、Citrix Presentation Serverは、Citrix Systems, Inc.の米国あるいはその他の国における商標または登録商標です。
  • JP1は株式会社日立製作所の登録商標です。
  • Microsoft、Windows、SQL Serverは、米国 Microsoft Corporation の米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
  • NetFrontは、株式会社ACCESSの日本またはその他の国における商標または登録商標です。
  • Oracleは、米国ORACLE Corporation の登録商標です。
  • WebSphereは、IBM Corporation の登録商標です。
  • その他、記載されている会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問合せ先
広報部
電話:03-3580-8950
本件に関するお客様からのお問合せ先
ユビキタスサービスプラットフォームカンパニー
電話:048-431-5437
  • 各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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