2007年9月27日
インドのウィプロと半導体設計分野で戦略提携
ウィプロによるOKI無線通信LSI設計子会社の取得と、OKI専用のLSI開発センター設立
沖電気工業株式会社(以下、OKI)とウィプロ・リミテッド社(Wipro Limited、本社:インド バンガロール、会長:アジム・H・プレムジ)のITサービス部門である、ウィプロ・テクノロジーズ社(Wipro Technologies、以下ウィプロ)は、このたび半導体設計分野において戦略提携を行うことで合意しました。この提携により、ウィプロは、オキ・テクノ・センター・シンガポール社(Oki Techno Centre Singapore Pte. Ltd.、本社:シンガポール、社長:冨沢方之、以下OTCS)の株式を、同社の所有する知的財産権も含めて1年以内を目処に全て取得します。また、ウィプロは、OKIのための専用のLSI開発センターを同社内に設立します。
OTCSはOKIの100%子会社で無線通信LSIの開発を行っており、特にRFやベースバンドの分野で先行しています。従業員は40名、売上高は07年3月期で880万シンガポールドルとなっており、日本の大手顧客に対して半導体設計サービス業務を提供しています。
OKIは、ウィプロが新たに設置するOKI専用の開発センターにより、設計リソースの効率的な活用を実現し、商品開発力をより一層強化することができます。また、これによりOKIの半導体事業の一層の拡大と、グローバル化する市場に向けて半導体の設計力をさらに強化していきます。
OKIは、年々複雑化・高度化するLSIの設計・開発力の強化をおこなうため、自社のコア設計能力の向上に注力する一方で、設計アウトソーシングを活用した設計業務のさらなる効率化を図るため、グローバルなパートナーを探していました。今回のウィプロとの提携により、OKIはお客様に対して迅速に高品質な技術や商品を提供することが可能となりました。
ウィプロは、半導体デザイン設計の分野における有力企業であり、デジタルの専門知識に加え、アナログやRFの技術力によって、市場での地位を向上させてきました。2005年に、ニュー・ロジック社を取得したことによって、CMOSのRF開発を強化し、無線通信LSIの分野におけるすべての半導体IPの提供が可能となっています。今回のOTCSの取得によって、RFやベースバンドの設計力をさらに強化し、DTV規格、WiMedia UWB、RFID、WLANの技術分野をさらに深耕していく計画です。
近年、無線通信LSI市場では、デジタルとRFを集積したSoCの需要が高まってきています。ウィプロは、OTCSの取得によって、RFやベースバンドの設計サービス分野で先頭に立つという計画を着実に実行していくとともに、東アジアや日本といった大きな市場の中で確固たる地位を築いていきます。今回の提携では、OKI専用の開発センターを設立しますが、このような戦略的な補完業務を担うことで、これからも技術開発を行う日本の企業各社に対し、存在感を高めていきます。
ウィプロ・リミテッド社の概要
- 会社名
- ウィプロ・リミテッド(Wipro Limited)
- 設立
- 1945年
- 資本金
- 28億5,151万インドルピー
- 会長
- アジム・H・プレムジ
- 所在地
- Doddakannelli Sarjapur Road, Bangalore 560 035 India
- 社員数
- 70,000名
- 事業内容
- 世界最大の独立系R&Dサービスプロバイダー
- 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称を「OKI」とします。
- その他記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
- 本件に関する報道機関からのお問合せ先
- 沖電気工業株式会社 広報部
電話:03-3580-8950
ウィプロ・テクノロジーズ マーケティング
電話:045-650-5919
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