2007年9月13日
マルチプラットフォーム対応のシステム診断ツール「DressUP® Analyzer EX」の販売を開始
オープンシステムの「人間ドック」で内部の構成や状態を精密検査
OKIは、Windows®、Linux®、HP-UX®の各サーバ、Oracle® Databaseおよびストレージデータのバックアップソフトである「HP Data Protector Software」を対象とするマルチプラットフォーム(注1)対応のシステム診断ツール「DressUP® Analyzer EX」の販売を、本日より開始します。本製品で定期的なシステム診断を行うことにより微細な兆候からシステムトラブルの発生を未然に検知し、診断結果に基づく対策を講じることで、重大なシステムトラブルが起きる確率を大きく低減することができます。
ITシステムは高度化・複雑化が進んでおり、システムを常に最適な状態で運用していくためには、システムの構成や状態など数多くの構成要素のチェックを必要とします。これが確実に行われないと、単純な作業ミスや設定ミスによる思わぬ障害を引き起こすこともあります。「DressUP Analyzer EX」は、数多くのオープンシステム(注2)を提供してきたOKIの経験に基づき、システムの安定稼動に必要なチェックポイントが診断項目としてあらかじめ設定されています。OKI独自の手法により、システム内部に分散している構成情報やソフトウェア毎の設定情報と、ステータスや動作履歴などの複数のデータを相互に関連付けて横断的に分析し、顕在化していないシステム内部の異常を検出することができます。
従来の一般的な運用管理ツールがソフトウェアやハードウェアのエラー情報を検出する、いわば「簡易健康診断」であるのに対して、「DressUP Analyzer EX」は、システムの詳細データを対象に専門知識を持った技術者が行っている精密検査を自動的に行う「人間ドック」であると言えます。診断結果は、問題箇所を指摘するのみに留まらず、どのような対処が必要であるか、放置しておくと何が発生するかを具体的に示します。取得した構成情報はシステム毎に100世代まで記録でき、システム変更履歴を確認することもできます。
「DressUP Analyzer EX」を使えば、担当者個人のスキルや判断に左右されずに常に一定の項目、一定の情報、一定の基準でシステムの状態を把握することができるので、日本版SOX法(注3)への対応やシステム管理業務の外部委託時に課題となる「保守品質レベルの均一化」に役立ちます。システムの運用管理業務や開発・提供を請け負う企業にとっても、プラットフォーム部分の問題対応に必要な人的コストの削減に効果的です。
OKIは今後も、長年にわたる数多くの企業のオープンシステムの構築・運用実績に基づく技術を活かし、品質の確保、保守維持管理の効率化といった様々な観点から、「DressUP」の商品群を展開して行きます。

販売計画(価格は税別)
- 販売価格
- 78万円より(初年度保守サービス価格込み)。
次年度以降の保守サービス料金は、13万円より。
診断対象とするサーバの数、ソフトウェアの数により、価格は変わります。 - 販売目標
- 3年間で500式
「DressUP Analyzer EX」の主な機能
- システム構成情報取得機能
システムの構成設定ファイル、システムログなどシステムの状態を診断するために必要な構成情報を一括で取得するツールを提供します。取得情報は、システム毎にファイルにまとめられます。
- システム構成情報診断機能
診断必要なノウハウ情報は、監視対象のソフトウェア毎に診断ナレッジとしてデータベース化されています。取得した構成情報のファイルから、ナッレジデータベースに従って、診断結果をサマリと診断結果の判断基準となった詳細情報に分けてレポートします。
付属する保守サービスにより、ナレッジデータベースを更新することができます。 - システム構成情報管理機能
取得した構成情報をシステム毎に100世代まで記録することができます。構成情報を基に、システムの基本情報(機種、OSバージョン、メモリサイズ、CPU数など)を世代別に管理することができます。
診断対象ソフトウェア
- HP-UX® 11.0、HP-UX® 11i Version 1、HP-UX® 11i Version 2
- Windows® 2000 Server、Windows Server® 2003、Windows® XP
- Red Hat® Enterprise Linux® AS 4
- Oracle® Database 8i(8.1.6, 8.1.7)、9i(9.0.1, 9.2.0)、10g(10.1.0, 10.2.0)
- HP Data Protector Software 5.0、5.1、5.5、6.0
動作環境
- 対応OS
Windows Server® 2003 Standard Edition 日本語版 (Service Pack 1)
Windows Server® 2003 Enterprise Edition 日本語版 (Service Pack 1)
Windows® XP Professional 日本語版 (Service Pack 2) - その他
Microsoft® SQL Server™ 2005
「DressUP」とは
OKIは、1980年代後半から情報システムのオープン化にいち早く取り組み、オープンプラットフォーム(注4)による基幹業務システムの構築や運用に数多く実績と高い技術力を有しています。
情報システムの機能と性能を十分に発揮させるための、OKIのオープンプラットフォームの構築・維持技術の集合が「DressUP(ドレスアップ)」です。
ITシステムに求められるサービスレベルが日々高度化する中、DressUPは、可用性、セキュリティ、運用管理性、柔軟性、性能の5つの観点から、お客様のプラットフォームを適切に構築し、さらに効率的に維持するための商品を幅広く提供していきます。
用語解説
- 注1:マルチプラットフォーム
複数の異なる種類のコンピュータ、異なる種類のOSに対応していること。
- 注2:オープンシステム
様々なメーカーのハードウェアやソフトウェアを組み合わせて構築されたコンピュータ・システム。各社がOSやアプリケーションソフトの外部仕様を公開することで実現されている。
- 注3:日本版SOX法
2006年6月に成立した「金融商品取引法」の中の、上場企業およびその連結子会社に会計監査制度の充実と企業の内部統制強化を求める規定を指す呼称。今日、企業の業務プロセスやマネジメント・システムは、コンピュータ・システムに大きく依存していることから、内部統制には、コンピュータ・システム自身が健全かつ有効に運用されているかどうかを監視・統制するIT統制が含まれる。
- 注4:オープンプラットフォーム
オープンシステムでアプリケーションを動作させる際の基盤となるハードウェア及びOSやミドルウェアなどの基本ソフト。
リリース関連リンク
- 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称を「OKI」とします。
- DressUPは、沖電気工業株式会社の登録商標です。
- HP-UXは、米国Hewlett-Packard Company の登録商標です。
- Microsoft、Windows、Windows Server、SQL Serverは、米国 Microsoft Corporation の米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
- Oracleは、米国ORACLE Corporation の登録商標です。
- Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標 あるいは商標です。
- Red Hatは、Red Hat Software,Inc.の登録商標です。
- その他、記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
- 本件に関する報道機関からのお問合せ先
- 広報部
電話:03-3580-8950 - 本件に関するお客様からのお問合せ先
- ユビキタスサービスプラットフォームカンパニー コンサルティング部
電話:048-431-5442
- ※各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
