2007年9月19日
警告音や音声ガイダンスを簡単に付加できる音声合成LSIを発売

ML22310 / ML22Q310
OKIは、警告音や音声ガイダンスなどの短時間の音声再生を行うのに最適な音声合成LSI 、ML22300シリーズのサンプル出荷を本日より開始します。
本商品は、イベント入力によるインタフェースを採用したことで、既存システムに接続するだけで簡単に音声再生機能を付加することができます。マスクROMを搭載したML22310とFlashメモリを搭載したML22Q310の2商品があります。ML22Q310はお客様の手元で音声データの書換えが行えるため、頻繁に音声データの修正や変更が発生しても、すぐにお客様の実機にて音声の評価が行えます。
開発の背景
近年、「人に優しい商品デザイン」が求められており、様々な商品に音声再生機能が広がっています。例えば、機器の使い方をガイドする操作補助音や、危険を知らせる警報音・警告音などでも、音声を付加することで子供やお年寄りにもわかりやすくしたいというニーズが強まっております。
OKIでは、このようなニーズに幅広く対応するために、イベント入力方式を用いることで既存システムに簡単に音声機能が付加できる商品、ML22300シリーズを開発しました。音声再生機能のご使用が初めてのお客様でも、非常に簡単に音声ガイダンスや効果音をシステムに追加することができます。
OKIは、今後も音声合成LSIのトップメーカとして、OKI ADPCM™(注1)などの豊富な音声技術資産、過去20年以上蓄積したノウハウ、高音質に拘ったサポート力を充分に活かしつつ、お客様の視点での使い易さや高付加価値を実現する音声ソリューションを提案し続けてまいります。
本商品の特長
イベント入力方式を採用
本商品は、入力端子への立上り(または立下り)信号をトリガーとするイベント入力により、あらかじめ登録された音声データ(最大63パターン)を再生します。
入力端子数/入力信号のトリガーの選択(立上り起動 か 立下り起動)/再生開始までのインターバル時間/再生後のスタンバイ移行時間等のインタフェース仕様を任意に設定する事ができます。これにより既存回路の信号線をそのまま本商品の入力信号として用いる事ができるため、大幅な基板修正や制御ソフトの変更を行わずに、簡単に音声機能を付加することができます。
マイコン無しでも制御可能
本商品はスタンドアロンで動作いたします。マイコンが搭載されていないアプリケーションでもお使い頂けます。
Flashメモリ内蔵品をラインアップ
本商品には、Flashメモリを内蔵した完全互換品のML22Q310をラインナップしております。お客様の手元で音声データの書換えが行えるため、音声データの変更や修正が頻繁に発生しても、すぐにデータを書換えて、実機にて音声評価を行うことができます。マスクROM内蔵品のように音入りサンプルの手配に数週間かかるような事はありません。
またオンボードでの書き込みに対応しているため、少量多品種の用途にも最適です。
販売計画
[ML22310]
- 量産出荷時期
- 2007年10月から開始
[ML22Q310]
- 量産出荷時期
- 2007年10月から開始
その他の仕様
- 再生時間、フレーズ数
最長再生時間:ML22310 / ML22Q310 約30秒(fsam=4.0kHz、4bit ADPCM2時)
最大パターン数:63パターン - 音声処理部
4bit OKI ADPCM2、8bit PCM、16bit PCM
サンプリング周波数 (fsam):4.0k ~ 16.0kHz
12bit DAコンバータ(デジタルLPF付) - イベント入力機能
- シーケンス出力機能
音声再生に同期して、LEDの点灯やアンプなどを制御
- 完全互換
ML22310とML22Q310は、同一基板上にて載せ変え動作が可能
- その他
原発振周波数:4.096MHz
パッケージ:30ピンSSOP(注2)(7.6mm × 9.7mm)
電源電圧:+1.8~+3.6V
動作温度範囲:-40~+85℃ (ML22Q310:-20~70℃)
ポップノイズ抑制機能:あり(立上り/立下り時間を4段階で選択可能)
評価ツール:サウンドデバイスコントロールボード
用語解説
- 注1:OKI ADPCM、OKI ADPCM 2 (Adaptive Differential Pulse Code Modulation2)
OKI独自の音声圧縮伸張アルゴリズム。1サンプリング毎に、16bitの音声デジタル信号を4bitに圧縮と伸張することが可能な方式
- 注2:30ピン SSOP (Shrink Small Outline Package)
端子間隔を縮める事で実装面積の小型化させた表面実装用ICパッケージ
- 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称を「OKI」とします。
- その他記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
- 本件に関する報道機関からのお問合せ先
- 広報部
電話:03-3580-8950 - 本件に関するお客様からのお問合せ先
- シリコンソリューションカンパニー 販売本部 営業企画部第二チーム
電話:03-5445-6027
お問合せ先サイト
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