2007年9月6日
Oracleデータベースの障害解析・性能分析を強化したサポートサービス 「DressUP® Performance Support for Oracle® Database」の販売を開始
常時稼動情報の収集により原因究明時間を大幅に短縮、重大問題も未然に予防
OKIは、Oracleデータベースの障害対応と性能問題の解決に要する時間を大幅に短縮するサポートサービス「DressUP® Performance Support for Oracle® Database」を10月1日より販売開始します。
企業の業務システムの要であるOracleデータベースにおいて、運用の停止を招くような障害の発生や性能の低下は、ビジネスに多大な損害を与えます。従って、この問題の発生状況をいかに正確に把握し、迅速に解決するかがデータベースシステム運用の鍵となります。
しかし、多数のアプリケーションが同時に稼動する業務システムにおいて、問題発生時にOracleデータベースに対してどのような処理を実行していたのかを特定するためには、非常に多くの情報を必要とします。通常のサポートサービスでは、問題発生時の状況と過去事例の比較により問題解決を行うため、問題発生時の状況を特定できる情報が無ければ問題解決ができません。また、データベースの使用方法に起因する性能問題を解決するために用いる診断サービスでは、一般に問題が発生してから情報の収集を開始するため、問題解決に一定の期間を要します。
そこで、OKIではこれらの問題を解決するため、システムに負荷を与えずにデータベースの稼働状況を詳細に確認することのできる情報収集・分析ツール「MaxGauge®」(注1)を用いた「DressUP Performance Support for Oracle Database」を用意しました。「MaxGauge」の強力なログ収集機能をあらかじめシステムに組み込むことにより常時稼動情報の収集を行います。収集された稼動情報の分析は、Oracle技術者の最高峰資格である「ORACLE MASTER Platinum」取得者を含む経験豊富なOKIのデータベースエンジニアが行い、問題発生時の原因分析にかかる時間を大幅に短縮します。
また、収集された稼動情報を詳細に分析することで、障害発生時だけでなく通常運用時におけるシステムのリソース使用状況や性能劣化の予兆監視といった診断を行うことができます。本サービスは、重大な問題の発生を未然に防ぐためにも有効にご活用いただけます。
OKIは、日本オラクル株式会社の創設当初よりのパートナー企業として多くのデータベースシステムの提供実績を持ち、経年にわたり同社より「ORACLE Certified Support Partner」として表彰されています。情報系システムだけでなく基幹系システムにおいてもホストからオープンシステムへの移行が主流となりつつある今、黎明期よりオープンシステムの導入を進めていたOKIは、設計・構築からチューニングに至るまでのあらゆるサポート実績を持つ強みを生かし、品質の確保、保守維持管理の効率化といった様々な観点から、データベースシステムの活用に役立つ製品およびサービスをご提供してまいります。


本サービスの特長
- 秒間隔でデータベースの稼動ログ・パフォーマンス情報を常時収集
Oracleデータベース上で実行されたSQL(注2)の情報やセッション情報、パフォーマンス情報を常時収集します。本サービスで採用した「MaxGauge」は、共有メモリ(SGA)(注3)に直接アクセスし1000を超えるパフォーマンス情報をデータベースに負荷を与えることなく、秒間隔で収集する事ができます。障害発生時点の状態だけでなく、そこに至るまでの経緯を細大漏らさず確認する事ができます。問題が発生してから情報収集の準備を行い、いつ発生するか分からない現象の再現を待つ必要はもうありません。
- 障害解析における問題切り分けのプロセスにかかる時間を劇的に短縮
本サービスと標準のOracleサポートサービスを組合せたアンサリングサービスにより、問題が発生してから必要な情報収集を行うといった従来の分析手法の常識を打ち破り、突発的な障害の発生においても即座に問題原因の切り分けを行う事ができます。情報の取得漏れによって、何の対策も実施できないまま長時間システムの運用を停止してしまうといった事態を避けることができます。
- 任意のタイミングでの性能診断レポート生成
本サービスの年間サービス料には、年2回お客様からご依頼いただいた任意のタイミングで診断レポートの作成作業を実施するサービスが含まれています。(年2回を超えるレポート作成時には、追加料金が発生します。)要所で作成した診断レポートは、システムの稼働状況の確認だけでなく、性能問題の予兆分析やシステム拡張に対するプランニングの際にご活用いただけます。
本サービスの条件
| 対応プラットフォーム | HP-UX 11.0以降 Solaris 5.6以降 Red Hat Enterprise Linux ES/AS/WS 3以降 Windows 2000 Server、Windows 2003 Server、Windows XP Professional IBM AIX 4.3以降 |
|---|---|
| 対応Oracleバージョン | Oracle Database 7.3.4 Oracle Database 8 Oracle Database 8i Oracle Database 9i Oracle Database 9i R2 Oracle Database 10g Oracle Database 10g R2 |
| その他の条件 | サービス対象Oracle Database製品の保守契約をOKIと締結すること 診断レポートの作成は年2回まで、それ以上は有償対応 |
販売計画
- 販売価格
- 初年度サービス料148万円より、次年度以降のサービス料56万円より(税別)
- 販売目標
- 2年間で200ユーザ
用語解説
- 注1:MaxGauge
Oracleコンサルティングのトップ企業である韓国EXEM社により開発されたOracleデータベースの監視・パフォーマンス解析の専門ツールです。OKIは、日本国内の販売総代理店であるサンブリッジアンシス社と販売代理店契約を締結しています。
「MaxGauge」を用いる事で、システム・トラブルは元より、パフォーマンス低下の許されないようなミッション・クリティカルな環境において、問題の予兆発見および原因追及を迅速かつ確実に行うことで、データベース管理者の対応工数の劇的な削減が可能となります。
紹介サイト - 注2:SQL
SQLは、リレーショナルデータベースにおいて、データの操作や定義を行うためのデータベース言語(問い合わせ言語)です。Oracleデータベースに対する処理要求も、全てこのSQLで記述されます。
「MaxGauge」はOracleデータベース上で処理中のSQLの内容を最短0.01秒間隔で収集します。これにより、データベースに対してアプリケーションが要求した全ての処理内容を把握する事ができます。 - 注3:共有メモリ(SGA)
Oracleデータベースが使用するメモリ領域のうち、共有SQL領域やバッファ・キャッシュなどの共有メモリ領域をSystem Global Area(SGA)と呼びます。Oracleデータベースの稼働状況などを示すデータもこのSGA上に格納されています。
通常、データベース管理者はSQLをもちいてその値を参照しますが、「MaxGauge」はこのSGA領域にダイレクト・アタッチすることで、データベースに負荷を与えることなく情報を参照できます。
リリース関連リンク
- 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称を「OKI」とします。
- DressUPは、沖電気工業株式会社の登録商標です。
- Oracleは、米国ORACLE Corporationの登録商標です。
- MaxGaugeは、韓国EXEM Co., Ltd.の登録商標です。
- HP-UXは、米国Hewlett-Packard Companyの登録商標です。
- Solarisは、米国Sun Microsystems, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
- Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標 あるいは商標です。Red Hatは、Red Hat Software,Inc.の登録商標です。
- Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
- AIXは、IBM Corporationの商標です。
- その他、記載されている会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
- 本件に関する報道機関からのお問合せ先
- 広報部
電話:03-3580-8950 - 本件に関するお客様からのお問合せ先
- ユビキタスサービスプラットフォームカンパニー コンサルティング部
電話:048-431-5442
- ※各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
