2007年8月1日
組込用顔画像ミドルウェア「FSE」を任天堂に提供
表情の動きを追跡して表情筋のトレーニングをサポート
OKIの組込用顔画像処理ミドルウェア(注1)「FSE(Face Sensing Engine™)」は、このたび任天堂株式会社(社長:岩田 聡、本社:京都市南区、以下 任天堂)の携帯ゲーム機ニンテンドーDS®用ソフトウェア「フェイスニングで表情豊かに印象アップ 大人のDS顔トレーニング™」(以下、「大人のDS顔トレーニング」)に採用されました。
任天堂では、広い世代に向けたエンターテインメントソフト「Touch! Generationsシリーズ」として、ニンテンドーDS上で利用者の顔の表情の動きをモニタリングする画像処理技術の検討を進めてきました。その結果、携帯ゲーム機の動作環境でも高速な顔画像処理が可能であることが評価され、OKIのミドルウェア「FSE」の採用が決まりました。
ニンテンドーDS用ソフトウェア「大人のDS顔トレーニング」は、女性だけでなく男性も対象とした顔の筋肉である表情筋のトレーニングソフトウェアです。同梱された顔認識カートリッジ「フェイスニングスキャン™」でニンテンドーDSの画面上に顔を表示し、自分の顔の動きを確かめながら表情筋をトレーニングします。その際、利用者の表情の変化をモニターすることにより、トレーニング状況に応じたメッセージを表示します。この利用者の表情変化のモニターを、OKIの顔画像処理ミドルウェア「FSE」の顔特徴点検出・追跡機能を利用して実現しています。「FSE」は利用者の目、瞼、口、顔の輪郭など、顔の様々な部位の動きをリアルタイムに検出・追跡することができ、これにより利用者が画面上のメッセージに対してどのように表情を変化させたかを知ることができます。

© 2007 Nintendo ©2007 Fumiko Inudo
Co-Developed by INTELLIGENT SYSTEMS
OKIの「FSE」は、「顔特徴点検出・追跡機能」のほか、動画像や静止画像から複数の顔を検出する「顔検出機能」、検出した顔の特徴を抽出し、予め登録されているデータと比較・照合することにより個人を識別する「個人識別機能」を提供しています。これにより、デジタルカメラで撮影する際に予め顔を登録しておいた人物を検出し、自動的に焦点を合わせることや、多くの写真から登録してある人物を検索する、といった用途に応用できます。また、個人識別機能の照合スコア(注2)を使い、有名人にどれくらい似ているかを判定する携帯電話向けサービスにも採用されるなど、幅広い用途に利用されています。
弊社では、今後も様々な市場に「FSE」をコアとしたソリューションを積極的に提案していきます。
用語解説
- 注1:ミドルウェア
OS上で動作し、アプリケーションソフトに対してOSよりも具体的な機能を提供するソフトウェア。OSとアプリケーションソフトをつなぐ性格のもの。
- 注2:照合スコア
個人識別機能で、予め登録してある顔に対してどの程度似ているかを示す数値。
リリース関連リンク
- 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称を「OKI」とします。
- Face Sensing Engineは、沖電気工業株式会社の商標です。
- フェイスニング・FACENINGSCAN/フェイスニングスキャンは、ソシエテ ヴィザージュ 犬童文子及び任天堂の商標です。
- ニンテンドーDS・大人のDS顔トレーニングは、任天堂の登録商標または商標です。
- その他、記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
- FSEの一部は、(独)情報処理推進機構(IPA)「2004年度次世代ソフトウェア開発事業」委託開発の成果です。
- 本件に関する報道機関からのお問合せ先
- 広報部
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