重度障害を持つ社員の講話活動
宮崎県都城市内での講話活動
私は、株式会社沖ワークウェルの山本健二と申します。私が行っている講話活動は、2003年7月より開始し、今も継続しています。
講話の内容につきましては、私が障害を負ってからの体験談が主たるテーマです。「ゼロからの挑戦!」という題名のもと、以下の構成で子供たちへ講話をしています。
- 私がどういう理由で障害を負ってしまったか?
- その障害をどのように受け入れ、そこから自分がどのように変わることができたか?
- 自分の体験を通じて、今の子供たちに伝えていきたいこと。

2005年9月27日:都城市立志和池中学校での講話の様子
講話をする上で一番心がけている点は、子供たち全員の目を見ながら話すということです。何か特別なことを話そうとか、あるいは綺麗にまとめようなど思わず、自分の言葉で自分の思っていることを全て伝える思いで講話に臨んでいます。講話の中で、子供たちへ一番伝えたいことは「あたりまえのありがたさ」です。つまり、二本の足で歩いたり走ったり、好きな本を読む、音楽を聴く、自由に食事をすることなどです。ごく普通のあたりまえのことですが、世の中にはこの「あたりまえのことがあたりまえではない」方がいるということを、まず知るということがとても大切と思います。それを認識した上で、今ある健康な体や自由な生活をあたりまえと思わずに、有難く感謝することができたら、障害者や高齢者のことに限らず、相手の気持ちになって、物事を考えることができると私は思います。今の子供たちには、五体満足である体がどれだけ幸せなことか感じてほしいと思いますし、またそう思うことが、「自分がもし車椅子だったら」、「自分がもし目が不自由だったら」、「自分がもし年齢を重ねて体が自由に動かなくなったら」どんな気持ちになるだろう?周りの人にどんな気持ちで接してほしいだろう?というように相手の気持ちを思いやることに繋がっていくと私は信じ、この気持ちを子供たちに伝えています。
今後も仕事と両立しながら、子供たちの為にこの講話活動を続けていこうと思っています。

2005年8月10日:都城市ボランティアセンターでの講話の様子
2005年7月10日:子供たちに車椅子バスケットボールを紹介しました。
