2012年度
平井小学校ボランティア出前講座に出席
レポート OKIネットワーカーズ 下山利博
「OKIネットワーカーズ(注1)」(OKIグループの重度障害者在宅勤務チーム)の下山利博は、江戸川区立平井小学校より依頼を受け、2012年11月22日(木曜日)に平井小学校で行われたボランティア出前講座の授業に講師として参加しました。同校の体育館にて、5年生2クラスの児童50名の皆さんに対して、車イス体験講座を行いました。

下山の講演の様子
代表者に手伝ってもらい車イス操作を説明
授業では簡単な自己紹介のあと、障害者になった当時の様子や車イスでの生活について話しました。そして、車イス操作と体験コースであるスロープ板の段差介助の方法を説明しました。説明後に、児童同士がペアを組み、介助する側とされる側の体験を行いました。まず4台の車イスごとに分かれた児童の皆さんに、スロープ板やマット上の通行により、段差や悪路などをイメージした介助体験をしてもらいました。続いて、介助してもらう側として乗っていた児童に、車イスを自分で操作してパイロン(注2)をジグザグによけて進んでもらいました。それぞれの場所で思うように操作ができなくて苦労する児童もいましたが、真剣に取り組んでいただき、車イス介助のコツを理解していただけたと思います。

段差介助の様子
自走体験の様子
体験の終了後には、コミュニケーションの大切さと車イス操作時の思いやりの気持ちを忘れないでほしいと訴え、最後に「勇気あるやさしい人になってほしい」と強調して話を終えました。

先生と生徒の皆さんに階段介助をしていただきました
授業が終わると、下山の周りに子どもたちが集まりました。家庭科室で懇談ができたので質問会を行い、さまざまな質問に答えるうちに、あっという間に時間となりました。「もっと一緒にいたい」との言葉がとてもうれしかったです。
2階の体育館への移動時に、先生と数名の児童により階段介助を手伝っていただきました。車イスに乗っている下山が重いので大変でした。介助している時は真剣な顔でしたが、階段介助終了時の皆さんの笑顔がとても印象的でした。快く介助をしていただき、本当にありがとうございました。江戸川区に車イスを利用する障害者について理解できる子ども達が増えたことがとても嬉しいです。
- 注1:OKIネットワーカーズ
OKIグループの重度肢体障害者在宅勤務チームのニックネームです。
OKIグループの障害者雇用を行う特例子会社、株式会社沖ワークウェルに全員が所属しています。 - 注2:パイロン
工事現場で使われている、注意を促すための円錐形状の置物のこと。カラーコーンともいい、赤色や黄色などのものがあります。今回は車イスの走行時の障害物として使用。
