2010年度
松江第三中学校「こころのバリアフリー」体験学習に出席
レポート OKIネットワーカーズ 下山利博
「OKIネットワーカーズ(注1)」(OKIグループの重度障害者在宅勤務チーム)の下山利博は、江戸川区ボランティアセンターより依頼を受け、2011年3月11日(金)に江戸川区立松江第三中学校「こころのバリアフリー」体験学習の授業に、総勢17名のボランティアの1人として参加しました。
同校の体育館で行われた授業には、3年生4クラス144名の生徒が参加しました。
今回の授業は、総合的な学習のまとめとして、「自己と社会」「地域に生きる」「日本を考える」そして「生きる」ということについて、バリアフリーの体験学習を通して学ぶことを目的として行われたものです。

下山の講話の様子
生活支援グッズコーナーの様子
体育館での授業は、参加したボランティア17人のメンバーの紹介から始まりました。「障害者による講話」は、聴覚障害者・視覚障害者・肢体障害者の3名が「なぜ障害者になったのか」「どのような生活をしているのか」「困ることはどのようなことなのか」について講話しました。聴覚障害者の方からはマスクつけている方の表情や口の動きを確認できないなどのコミュニケーションで困ってしまう話、また視覚障害者の方からは自転車が音もなく通り過ぎるのがとても怖いという話などを聞かせていただきました。下山は肢体障害者として、住んでいる建物でエレベーターが止まってしまい大変困ってしまったハード面のバリアのことや家での生活や外出時に困った体験などを通して、人為的なバリアである「ゴミのポイ捨てをしない・ポイ捨てされているゴミの始末をしてほしい」とお願いしながら、車イス利用者の目線で考えてほしいと伝えました。生活支援グッズコーナーでは、さまざまな配慮がなされているグッズの紹介により生徒の皆さんは感心していました。
「車イス体験」「ガイドヘルプ体験」における動作とコースの説明や注意点について解説を行います。
その後、各体験に別れて、生徒同士がペアを組み、介助する側とされる側の体験を行いました。8台の車イスを利用して、マット上の通行や自転車で挟まれた通路と点字ブロック上の通行により、段差や坂道・悪路などをイメージした介助体験をしてもらいました。別の場所では、点字・手話・ガイドヘルパーなどの体験が行われていました。

車イス操作説明の様子
車イス体験の様子

代表の生徒さんより御礼の言葉をいただきました
体験を終了した生徒に質問会を行いました、さまざまな質問に答えながら、「今回の体験を忘れないで、いざというときには手伝ってください。」などのメッセージを伝えました。
最後には代表の生徒より、感想と御礼の言葉をいただき終了しました。当日は、とても寒かったのですが、体育館に暖房を用意していただいたおかげで、快適な授業となりました。
障害者について理解できる江戸川区の生徒が増えたことが、とても嬉しいです。
- 注1:OKIネットワーカーズ
OKIグループの重度肢体障害者在宅勤務チームのニックネームです。
OKIグループの障害者雇用を行う特例子会社、株式会社沖ワークウェルに全員が所属しています。
