2010年度
上千葉小学校ボランティア出前講座に出席
レポート OKIネットワーカーズ 下山利博
「OKIネットワーカーズ(注1)」の下山利博は、社会福祉法人葛飾区社会福祉協議会かつしかボランティアセンターより依頼を受け、2010年11月5日(金)に葛飾区立上千葉小学校で行われたボランティア出前講座の授業に講師として参加しました。同校の体育館にて、4年生3クラスの児童113名の皆さんに対して、1時限1クラスずつの車イス体験講座を行いました。

下山の講演の様子
車イス操作の説明の様子

車イス体験の様子
授業では簡単な自己紹介のあと、障害者になった当時の様子や車イスでの生活について話しました。そして、車イス操作と体験コースのスロープ板の段差介助の方法と坂道の介助方法を説明しました。説明後に、児童同士がペアを組み、介助する側とされる側の体験を行いました。まず6台の車イスごとに分かれた児童の皆さんに、マット上の通行により、段差や悪路などをイメージした介助体験をしてもらいました。続いて、介助してもらう側として乗っていたお子さんに、車イスを自分で操作して5つのパイロン(注2)をジグザグによけて進んでもらいました。それぞれの場所で思うように操作ができなくて苦労するお子さんもいましたが、真剣に取り組んでいただき、車イス介助のコツを理解していただけたと思います。
体験の終了後には、コミュニケーションの大切さと車イス操作時の思いやりの気持ちを忘れないでほしいと訴え、最後に「勇気あるやさしい人になってほしい」と強調して話を終えました。
授業が終わると、下山の周りに児童たちが集まりました。さまざまな質問に答えるうちに時間となりました。
葛飾区に車イスを利用する障害者について理解できる子ども達が増えたことが、とても嬉しいです。
上千葉小学校の皆さんからいただいた感想から(主旨)
- 介助するときは、重いしどうやって動かせば乗っている人が安心なんだろうと考えながらでしたので大変でした。
- 障害者の方の気持ちになって、やさしく声をかけたり介助ができるようになりたいと思いました。
- 車イスに乗ってみて、こわかったです。車イスに乗っている人は、このような思いを毎日しているんだと分かりました。困っている人がいたら、「大丈夫ですか。お手伝いしましょうか」と声をかけようと思いました。
- 車イスの人だけではなく、お年寄り、目の不自由な人いろいろな人が助けを必要としている時に、ちゃんとお手伝いができるようになりたいです。
- 注1:OKIネットワーカーズ
OKIグループの重度肢体障害者在宅勤務チームのニックネームです。
OKIグループの障害者雇用を行う特例子会社、株式会社沖ワークウェルに全員が所属しています。 - 注2:パイロン
工事現場で使われている、注意を促すための円錐形状の置物のこと。カラーコーンともいい、赤色や黄色などのものがあります。今回は車イスの走行時の障害物として使用。
