2007年度
高砂小学校ボランティア出前講座に出席
レポート OKIネットワーカーズ 下山利博
社会福祉法人葛飾区社会福祉協議会かつしかボランティアセンターより依頼を受け、2007年12月4日(火)に葛飾区立高砂小学校で行われたボランティア出前講座の授業に「OKIネットワーカーズ(注1)」(OKIグループの重度障害者在宅勤務チーム)の下山利博が、講師として参加しました。高砂小学校の多目的室にて、4年生3クラスの生徒89名の皆さんより、「本当の気持ちは?インタビューに挑戦」と題してインタビューを受け「車イスの生活について」の思いを講演させていただきました。

渡部様へのインタビューの様子
藤岡様へのインタビューの様子
5時限目、ボランティア出前講座の授業の開始です。本日は、聴覚障害者の渡部様、視覚障害者の藤岡様と肢体障害者の下山の3人が講師で参加しました。生徒の皆さんは、各クラスごとに3つの教室をまわりそれぞれの講師にインタビュー行います。
下山は、1階の多目的室での担当です。各クラス5人くらいの生徒の方が、講師にインタビューを行います。インタビューを行う生徒さんからは「階段を上がることは大変ですか?」「車イスの生活で困ることはなんですか?」「ヘルパーさんのサービスを利用されていますか?」などの質問が飛び出しました。ひとつひとつの質問に答えていくと、生徒の皆さんは講師の話をしっかりと用紙に書きとめていました。各回の最後には、下山より「まとめ」として車イスの生活について話を行い、生徒の皆さんに「ポイ捨てをしないでほしい」「バリアフリーな街づくりを実現していく立場になってほしい」などのお願いをしました。真剣な表情でうなずく生徒さんの姿が、とても印象的でした。
授業が終わった後に、生徒の皆さんが集まってきてくれて車イスを眺めながら話をしてくれました。一人の生徒さんが、サンタクロースの折り紙をプレゼントしてくれました。心づかいが、とてもうれしかったです。
葛飾区に車イス利用する肢体障害者、聴覚障害者、視覚障害者を理解できる子ども達が増えたことが、とても嬉しいです。
後日、生徒の皆さんから文集を頂戴しました。感想文を読み進めると、生徒の皆さんのやさしさが伝わってきて目頭が熱くなりました。素直で心やさしい子ども達がいるこの葛飾区が、ますます好きになりました。

下山へのインタビューの様子
車イス操作を行い説明する様子
高砂小学校の皆さんからいただいた文集から(抜粋)
- 私も車イスに乗ってみたのですが、下り坂だと、ものすごく怖かったので「下山さんは怖くないのかなぁ」と思いました。
- 歩道とか道路は、普通に歩いている場所なのに、車イスの人は怖いことを知りました。
- 石ころひとつで車イスが止まってしまう話は驚きました。ペットボトルや空き缶が落ちていると困るとわかったので、拾ってゴミ箱に捨てるようにします。
- 目、耳、足の不自由な人や、日本に来たばかりの外国人の人が困っていたら、助けようと思います。
- 注1:OKIネットワーカーズ
OKIグループの重度肢体障害者在宅勤務チームのニックネームです。「OKIネットワーカーズ」のメンバーはこれまで、OKIグループの企業にそれぞれ所属していましたが、2004年4月21日、株式会社沖ワークウェル(2004年4月1日設立)に全員が転籍しました。
株式会社沖ワークウェルは、OKIグループの障害者雇用を専門に扱う特例子会社を目指して設立されました。重度肢体障害者の雇用を拡大すると共に、知的障害者や視覚障害者の雇用も実施しています。
