2007年度
綾瀬中学校ボランティア出前講座に出席
レポート OKIネットワーカーズ 下山利博
社会福祉法人葛飾区社会福祉協議会かつしかボランティアセンターより依頼を受け、2007年11月29日(木)に葛飾区立綾瀬中学校で行われたボランティア出前講座の授業に「OKIネットワーカーズ(注1)」(OKIグループの重度障害者在宅勤務チーム)の下山利博が、講師として参加しました。綾瀬中学校の体育館にて、1年生3クラスの生徒108名の皆さんに対して、「車イスの生活について」講演をさせていただきました。

車イス操作説明の様子
マットでの車イス介助体験の様子
5時限目、先生より紹介していただき、車イス体験講座を開始しました。車イス操作の説明の後に、生徒でペアを組み介助する側とされる側の体験を行いました。6台の車イス毎に分かれた生徒の皆さんは、マットの上の通行と体育館の扉部分にスロープ板を設置して出入りするコースを作り、段差の解消や悪路、坂道などを体験しました。思うように操作ができなくて苦労する生徒さんがいましたが、真剣に取り組む姿が印象的でした。生徒の皆さんには、車イス操作のコツを理解していただけたと思います。

スロープでの車イス介助体験の様子
障害物をよけながら進む様子

生徒の方に階段介助をしていただきました
全員が体験を終えた後に、下山が講演をさせていただきました。9年前の交通事故が原因で車イスの生活をしているなど、簡単に自己紹介しました。その後、外出時に公園に入ろうとしたが、柵と柵の間が狭くて入れなかった事などを紹介して、バリアが身近にある事を話しました。その中で、犬の糞やタンつば、道路にこぼされた飲みかけのコーヒーなどを、車イスで踏みつけてしまった事で洋服を汚してしまった事を通して、ポイ捨てをしないだけでなく町をきれいにしてほしいと訴えました。整った設備も大事ですが、いざという時に手助けのできる「勇気とやさしさの人」がボランティアの心であり、「心こそが大切」であることを伝えて話を終えました。
体育館への出入り部分に4段の階段があったのですが、3人の生徒さんと先生方に介助していただきました。本当にありがとうございました。
葛飾区に車イス利用する障害者を理解できる子ども達が増えたことが、とても嬉しいです。
- 注1:OKIネットワーカーズ
OKIグループの重度肢体障害者在宅勤務チームのニックネームです。「OKIネットワーカーズ」のメンバーはこれまで、OKIグループの企業にそれぞれ所属していましたが、2004年4月21日、株式会社沖ワークウェル(2004年4月1日設立)に全員が転籍しました。
株式会社沖ワークウェルは、OKIグループの障害者雇用を専門に扱う特例子会社を目指して設立されました。重度肢体障害者の雇用を拡大すると共に、知的障害者や視覚障害者の雇用も実施しています。
