2007年度
東金町中学校ボランティア出前講座に出席
レポート OKIネットワーカーズ 下山利博
社会福祉法人葛飾区社会福祉協議会かつしかボランティアセンターより依頼を受け、2007年10月11日(木)、葛飾区立東金町中学校で行われたボランティア出前講座の授業に「OKIネットワーカーズ(注1)」(OKIグループの重度障害者在宅勤務チーム)の下山利博が、講師として参加しました。東金町中学校の体育館にて、1年生3クラスの生徒96名の皆さんに対して、「車イス体験講座」の講師をさせていただきました。

車イス操作説明の様子
先生を生徒3名で介助しました
5時限目、ゲスト講師の紹介をしていただいた後に3グループに分かれて、ボランティア体験講座の授業を行いました。各グループともローテーションで3つの体験を行います。ボランティアの点字グループ・アイ(5名)が講師の「点訳体験」は、校舎内の教室で行われました。かつしかボランティアセンターの職員が講師の「高齢者疑似体験」は、体育館の舞台側で行われました。下山が担当した「車イス体験」は体育館内のコートで行いました。車イス操作の説明の後に、生徒でペアを組み介助する側とされる側の体験を行いました。6台の車イス毎に分かれた生徒の皆さんは、スロープ板を乗り越えることとマットの上の通行で、坂道、段差の解消や悪路などをイメージした体験を行いました。その後は、介助してもらうために乗っていた生徒が、車イスを自分で操作して4つのパイロン(注2)をジグザグによけて進んでもらいました。それぞれの場所で思うように操作ができなくて苦労する生徒さんがいましたが、真剣に取り組む姿が印象的でした。生徒の皆さんには、車イス操作のコツを理解していただけたと思います。

点訳体験説明の様子
高齢者擬似体験の様子

代表の生徒さんより、お礼の言葉をいただきました
各グループが3つの体験をした後には、体育館に集まり総評を行いました。代表の生徒さんより、お礼の言葉をいただきました。下山からは、コミュニケーションの大切さと車イス操作時の思いやりの気持ちを忘れないでほしいと訴えました。困っている人を見つけたらお互いに助け合えるやさしさが大切ですが、やさしさには勇気が必要であると強調して話を終えました。
葛飾区に車イス利用する障害者、高齢者、視覚障害者を理解できる子ども達が増えたことが、とても嬉しいです。
綾瀬中学校の皆様の感想
12月2日に「ウェルピアかつしか」に於いて、「みんなで参加、ふれあい広場<あなたとわたしの思いやり>」のテーマで開催された「第19回かつしかボランティアまつり」の時に、東金町中学校作成のポスターが展示されていました。そのポスターには、以下の感想文が掲載されていました。
- 車イスに乗っている方の介助のやり方や車イスの乗り方を教えてもらいました。この体験で僕たち私たちは、車イスに乗っている人への配慮が大切だと知りました。
- 注1:OKIネットワーカーズ
OKIグループの重度肢体障害者在宅勤務チームのニックネームです。「OKIネットワーカーズ」のメンバーはこれまで、OKIグループの企業にそれぞれ所属していましたが、2004年4月21日、株式会社沖ワークウェル(2004年4月1日設立)に全員が転籍しました。
株式会社沖ワークウェルは、OKIグループの障害者雇用を専門に扱う特例子会社を目指して設立されました。重度肢体障害者の雇用を拡大すると共に、知的障害者や視覚障害者の雇用も実施しています。 - 注2:パイロン
工事現場で使われている、注意を促すための円錐形状の置物のこと。カラーコーンともいい、赤色や黄色などのものがあります。今回は車イスの走行時の障害物として使用。
