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社会貢献活動

最近の社会貢献活動から 2007年度

千代田区立九段中等教育学校ボランティア授業に出席

レポート OKIネットワーカーズ 下山利博

写真1
講演の様子

NPO法人キャリア・ワールドより依頼を受け、2007年6月29日(金)13時15分より千代田区立九段中等教育学校で行われたボランティア出前講座の授業に「OKIネットワーカーズ(注1)」(OKIグループの重度障害者在宅勤務チーム)の下山利博が、講師として参加しました。旧富士見小学校の体育館にて、2年生の生徒160名の皆さんに向けて、「車イスの生活について」講演をさせていただきました。今回の講演は夏休みに行われる「全生徒が高齢者施設、障害者施設、保育園等を訪問して、高齢者・障害者・園児および職員との交流や福祉に関する3日間の体験実習」に伴う事前学習会として行われました。

5時間目、授業開始です。キャリア・ワールドの土屋様より紹介をしていただき、下山が講演をさせていただきました。9年前の交通事故が原因で車イスの生活をしているなど、簡単に自己紹介しました。その後、外出時に公園に入ろうとしたが、柵と柵の間が狭くて入れなかった事などを紹介して、バリアが身近にある事を話しました。その中で、犬の糞やタンつば、道路にこぼされた飲みかけのコーヒーなどを、車イスで踏みつけてしまった事で洋服を汚してしまった事を通して、ポイ捨てをしないだけでなく町をきれいにしてほしいと訴えました。道路の微妙な傾斜と段差が、車イスで進むには大変である事を知ってもらうために実験を行いました。コードリールの延長コードを乗り越える実験では、見事にコードに引っかかり止まってしまいました。最後に、橋を渡ろうと坂道を登っている時に手伝ってくれた人の話を通して、いざという時に手助けのできる「勇気と優しさの人」がボランティアの心であり、「心こそ大切」である事を伝えて話を終えました。

  • 写真2
    コードで車イスが止まってしまう実験の様子(キャリア・ワールドの土屋様(左))
  • 写真3
    生徒の皆さんに、演台から降ろしていただきました

休憩の後、「インスタント・シニアによる高齢者疑似体験」が、株式会社日本医療事務センターのインスタント・シニア・インストラクターである伊藤様の指導により行われました。各々ペアになり、高齢者役と介助役を交互に行います。肘や膝の関節が曲がりにくくなるサポーターなどを左右の手足に付け、白内障を体験できるゴーグルなどの装備を苦労しながら装着しました。全装備を付け終わり、体験が始まりました。各体験コーナーにおいて、音を聞く、時計を見る、細かい指先の作業などを行いました。さまざまな点に気がついた生徒の皆さんは、苦労している人の気持ちが理解できた事と思います。

  • 写真4
    高齢者疑似体験の指先での細かい作業のコーナー
  • 写真5
    最後のあいさつの様子(株式会社日本医療事務センターの伊藤様(右)、下山(左))

講演時に、演台への昇り降りを5人の生徒の皆さんに介助していただきました。介助している時は真剣な顔でしたが、階段介助終了時の皆さんの笑顔がとても印象的でした。本当にありがとうございました。

千代田区内の中学校で、車イス利用者と高齢者の気持ちを理解できる生徒が増えた事が、とても嬉しいです。

生徒の皆さんの感想から(抜粋)

  • 街のゴミなどを拾って捨てる事で、安心できる車イス利用者の方がいるという事がわかった。
  • 今まではなかったですが、絶対に車イスの人が困っていたら助けます。
  • 自転車の駐輪の仕方にも注意していきます。「勇気ある優しい人になってほしい」の言葉が心に残った。
  • 私達が普段している行動の中に、障害者にとって迷惑となる行為がある事がわかりました。今後、人に呼びかけていきます。自分も注意したいです。
  • 健常者による心の優しさのなさが、障害者の方へのバリアになっている話には驚きました。
  • 注1:OKIネットワーカーズ

    OKIグループの重度肢体障害者在宅勤務チームのニックネームです。「OKIネットワーカーズ」のメンバーはこれまで、OKIグループの企業にそれぞれ所属していましたが、2004年4月21日、株式会社沖ワークウェル(2004年4月1日設立)に全員が転籍しました。
    株式会社沖ワークウェルは、OKIグループの障害者雇用を専門に扱う特例子会社を目指して設立されました。重度肢体障害者の雇用を拡大すると共に、知的障害者や視覚障害者の雇用も実施しています。

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