2006年度
高砂小学校ボランティア出前講座に出席
レポート OKIネットワーカーズ 下山利博

ゲスト紹介の様子
社会福祉法人葛飾区社会福祉協議会かつしかボランティアセンターより依頼を受け、2006年12月1日(金)午後1時10分より葛飾区立高砂小学校で行われた「ユニバーサルデザインin高砂(ゲストの方をおまねきして調べた事を発表し感想を伝え合おう。)」と題しての授業に「OKIネットワーカーズ(注1)」(OKIグループの重度障害者在宅勤務チーム)の下山利博が、ゲストの一人として参加しました。高砂小学校の多目的室にて、4年生の生徒68名の皆さんが9つの班に分かれて、ユニバーサルデザインを調べた内容についての中間発表を行う授業となりました。当日は、公開授業で保護者の方も見学されていました。
5時間目は、先生より9名のゲストの紹介があり、授業が始まりました。敬老館より5名、聴覚障害の方2名、ガイドヘルパーの方1名と下山でした。9つの班それぞれに1名ずつゲストが入りました。生徒側からユニバーサルデザインについて調べた内容の発表と素朴な質問があり、ゲストが答えるという懇談形式でした。下山は、元気な8名の生徒の班に入りました。
どのようなものが「ユニバーサルデザイン」なのかを、一人がひとつずつ発表します。生徒の皆さんが街に出て調べた「だれでもトイレ」「駅の案内図」などが「なぜユニバーサルデザインだと思ったのか」の発表を聞かせていただきました。授業の前段階で「ユニバーサルデザイン」を調べる学習を行った生徒の皆さんからは、自信をもって発表ができたようです。そして、「スーパーの広い通路は通りやすいですか」や「自動ドアはユニバーサルデザインですか」などの質問に答えました。8名全員が、発表と質問を終えた後に「街に出て困った時、うれしかった事はありますか?」という質問がありました。そこで、坂道を上がっていてに困った時に、手伝ってくれる人がいる事がどれほど嬉しいかを「坂道で介助をしてくれた人」のおかげで橋向こうへ行けた実体験を話しました。整ったユニバーサルデザインも大事ですが、いざという時に手助けのできる「勇気と優しさの人」が必要であり、「心こそが大切」である事を伝えて話を終えました。

9つの班に分かれて懇談しました
懇談の様子
最後に生徒の皆さん全員に向けて、「今回のユニバーサルデザインの調査が、これで終わるのではなく、今後も続けていって欲しい。そうしていくなかで、皆さんが更なるユニバーサルデザインを作っていく立場になって欲しい」とお願いをいたしました。授業が終わった後、代表の生徒さんが車イス介助をしてくれました。
葛飾区にユニバーサルデザインについて理解できる子どもたちが増えた事が、とてもうれしいです。
- 注1:OKIネットワーカーズ
OKIグループの重度肢体障害者在宅勤務チームのニックネームです。「OKIネットワーカーズ」のメンバーはこれまで、OKIグループの企業にそれぞれ所属していましたが、2004年4月21日、株式会社沖ワークウェル(2004年4月1日設立)に全員が転籍しました。
株式会社沖ワークウェルは、OKIグループの障害者雇用を専門に扱う特例子会社を目指して設立されました。重度肢体障害者の雇用を拡大すると共に、知的障害者や視覚障害者の雇用も実施しています。
