2006年度
「2006竹とんぼ大会」を行いました
レポート 社会貢献推進室 辻
2006年11月4日(土)、午前10時~午後4時、府中市郷土の森博物館にて「2006竹とんぼ大会」を行いました。このイベントは、子どもたちがボランティアと一緒に、日本の昔から伝わる遊び、竹とんぼの体験、そして江戸時代より伝わる伝統芸能、あやつり人形に触れる機会として年1回実施しています。
今回招待させていただいた東京都下3つの児童養護施設の子どもたち20名(小学校1年生から5年生)と引率者5名の皆様は、OKIグループの社員4名を含む20名のボランティア他と一緒に、あやつり人形や竹とんぼ作りなどを通じ、楽しい1日を過ごしました。

あやつり人形作りを手助けするボランティア
あやつり人形が完成しました
午前9時30分、府中市郷土の森博物館正門に全員が集合し、館内へ入場。地下1階の大会議室で、今年度の竹とんぼ大会が始まりました。参加施設・団体の紹介を行った後で、大人と子どもがそれぞれ3つのグループに分かれました。午前の部では、ストローやビーズを使ったあやつり人形を作りました。あらかじめ用意されたキットで、「江戸糸あやつり人形」の方の指導に従い作りあげていきました。今回は、足と手の色を変えたり、手板(人形を操作する板)を割り箸からしっかりした木製のものに変えたりして、見た目や作り易さに工夫を加えました。人形作りは、糸を結ぶ作業が多くて小さな子どもたちには難しいため、同じグループのボランティアや引率者の皆様が手助けしました。その結果、何とか時間内に大人も子どもも各自1つの人形を完成させました。12時から45分間、昼食(お弁当)と休憩を取り、その後、恒例の竹とんぼ作りを開始しました。作り方は、国際竹とんぼ協会の東京支部の方に講師になっていただき教えていただきました。あらかじめ用意していただいた竹とんぼキットは、羽根と軸で構成されています。先ず、羽根の四つの角を紙やすりで丸く削ります。次に軸を通してみて、紙コップの上に寝かせ左右のバランスがとれるまで、重い片方を削ります。バランスが取れれば、中央の軸を通す部分に銀紙を巻き、火であぶり、ひねりを加えます。後は、軸と羽根を接着剤で固定し、色をつければ完成です。各自、2本の竹とんぼを完成させた後は、2時45分まで、外へ出て竹とんぼを飛ばしたり、的当てゲームを行ったりして遊びました。

好みの色をつけて、竹とんぼの完成です!
外へ出て的当てゲームを行いました
午後3時~3時45分、イベントの最後は、「田中家」の土間にて、江戸糸あやつり人形の公演を鑑賞しました。演目は、「かっぽれ」、「酔いどれ」、「獅子舞」、そして「ショジョジ」の4つでした。生きているように動く人形を初めて見る子どもたちも多く、目が止まった様子でした。また、「ショジョジ」では、人形をくいいるように真剣に見ている子どもたちが印象的でした。この公演は、「田中家」を訪れた一般の方々にも開放させていただきました。公演の終了後は、「獅子舞」で使った獅子が、縁起がよくなるようにと参加者全員の頭を噛んで回りました。

「獅子舞」より
「ショジョジ」より
楽しかった一日もいよいよお別れの時を迎えました。参加者には、OKIで用意したプレゼント、国際竹とんぼ協会様に用意していただいた「名人が作った竹とんぼ」(全員に)や竹で作った「紙クリップ」(的当てゲームで高得点を取った子どもたちに)を持ち帰っていただきました。
「小さい頃に、竹とんぼを作ったり飛ばしたりする楽しさを覚えて欲しい。将来、いつの日か、その思い出が湧き上がり、日本の伝統文化を継承してくれる人になって欲しい。」という、国際竹とんぼ協会の方の言葉が印象に残りました。

獅子が一人ひとりの頭を噛んで回りました
- 主催
- 沖電気工業株式会社
- 協力
- 府中市郷土の森博物館、国際竹とんぼ協会、江戸糸あやつり人形、NPO法人エブリィ
- 参加施設
- 朝陽学園、救世軍世光寮、双葉園
