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社会貢献活動

最近の社会貢献活動から 2006年度

千代田区立麹町中学校ボランティア授業に出席

レポート OKIネットワーカーズ 下山利博

写真1
講演の様子
写真2
代表の生徒さんより御礼の言葉をいただきました

NPO法人キャリア・ワールドより依頼を受け、2006年6月23日(金)午後1時10分より千代田区立麹町中学校で行われたボランティア出前講座の授業に「OKIネットワーカーズ(注1)」(沖電気グループの重度障害者在宅勤務チーム)の下山利博が、講師として参加しました。麹町中学校の講堂にて、1年生の生徒105名の皆さんに向けて、「車イスの生活について」講演をさせていただきました。今回の講演は夏休みに行われる「全生徒が高齢者施設、障害者施設、保育園等を訪問して、高齢者・障害者・園児および職員との交流や福祉に関する3日間の体験実習」に伴う事前学習会として行われました。

5時間目、授業開始です。副校長先生の挨拶の後、キャリア・ワールドの土屋様より紹介をしていただき、下山が講演をさせていただきました。8年前の交通事故が原因で車イスの生活をしているなど、簡単に自己紹介しました。その後、外出時に起こったさまざまな事件を紹介して、バリアが身近にある事を話しました。中で、ゴミや汚物を車イスで踏みつけてしまった事で洋服を汚してしまった事を通して、町をきれいにして欲しいと訴えました。そして、道路の微妙な傾斜と段差が、車イスで進むには大変である事を話しました。生徒の皆さんと「身近なユニバーサルデザイン」について話す中で「このようになっていれば使いやすいのに」と思う商品があると伝え、「誰もが使いやすいという物」を皆さんで考えて工夫をして実現して欲しいとお願いしました。最後に、橋を渡ろうと坂道を登っている時に手伝ってくれた人の話を通して、いざという時に手助けのできる「勇気と優しさの人」がボランティアの心であり、「心こそが大切」である事を伝えて話を終えました。

休憩の後2階の体育館に於いて、「インスタント・シニアによる高齢者疑似体験」が、株式会社日本医療事務センターのインスタント・シニア・インストラクターである伊藤様の指導により行われました。各々ペアになり、高齢者と介助役を交互に行います。関節が曲がりにくくなるサポーターなどを左右の手足に付け、白内障を体験できるゴーグルなどの装備を苦労しながら装着しました。全装備を付け終わり、体験が始まりました。音を聞く、時計を見る、階段の昇り降りなどの作業を行い、気付いた点を用紙に記入していました。さまざまな点に気がついた生徒の皆さんは、苦労している人の気持ちが理解できた事と思います。

  • 写真3
    高齢者疑似体験の様子(その1)
  • 写真4
    高齢者疑似体験の様子(その2)

写真5
日本医療事務センターの伊藤講師より最後の挨拶

校舎内には階段や段差があり、講堂や体育館などへ入るには、4~5人の生徒の方に階段の移動などの介助をしていただきました。介助している時はドキドキしながらの真剣な顔でしたが、校門前についた時の皆さんの笑顔がとても印象的でした。校舎を後にする私が見えなくなるまで、先生方と生徒の皆さんは手を振って見送ってくださいました。

千代田区内の中学校で、車イス利用者と高齢者の気持ちを理解できる生徒が増えた事が、とても嬉しいです。

生徒の皆さんの感想から(抜粋)

  • 町の中のゴミが車イスにひっかかる事を聞いて、これからは自分がポイ捨てをしないだけでなく、町に落ちているゴミを拾ってゴミ箱へ捨てていきたいと思った。
  • 自分達にとってゴミのポイ捨てをしたり、自転車を点字ブロックの上に止めたりする「少し」と思っている事が、障害者の人達にも迷惑がかかっているという話が、自分達の身近に感じられて心に残った。
  • 「言葉が通じなくても心が通じる」などの障害の事だけでなく私たちに向けて言ってくださった言葉が心に残った。
  • 勇気を行動に移せるような優しい人間になりたいと思いました。
  • 注1:OKIネットワーカーズ

    沖電気グループの重度肢体障害者在宅勤務チームのニックネームです。「OKIネットワーカーズ」のメンバーはこれまで、沖電気グループの企業にそれぞれ所属していましたが、2004年4月21日、株式会社沖ワークウェル(2004年4月1日設立)に全員が転籍しました。
    株式会社沖ワークウェルは、沖電気グループの障害者雇用を専門に扱う特例子会社を目指して設立されました。重度肢体障害者の雇用を拡大すると共に、知的障害者や視覚障害者の雇用も実施しています。

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